2016.2.12
橋口監督の作品は
いつも心が痛くなるものばかりだ。
彼が知らない感情は描かないのかもな、と思う。
通り魔に妻を殺された男の悲しみと絶望の底なしさ加減。
ふわふわと人の口車に乗ってしまう、どこかだらしない女。
居丈高なエリート弁護士。
いつまでも悲しんでいるな、と何故彼に言えるのだろう?
そういう人は善人の顔をしているが、人の悲しみに寄り添おうとはしない。
そうか
善人のつもりの物見高い人々が多すぎて
世の中が息苦しいのか。
自分に非があるわけではないのだ。
寄り添ってくれないならほっといてくれないか、と思うことの多さよ。
しかし、「ぐるりのこと」のように
ささやかな光が差す終わり方も監督の知っていることなのだろう。
橋口監督の作品は
いつも心が痛くなるものばかりだ。
彼が知らない感情は描かないのかもな、と思う。
通り魔に妻を殺された男の悲しみと絶望の底なしさ加減。
ふわふわと人の口車に乗ってしまう、どこかだらしない女。
居丈高なエリート弁護士。
いつまでも悲しんでいるな、と何故彼に言えるのだろう?
そういう人は善人の顔をしているが、人の悲しみに寄り添おうとはしない。
そうか
善人のつもりの物見高い人々が多すぎて
世の中が息苦しいのか。
自分に非があるわけではないのだ。
寄り添ってくれないならほっといてくれないか、と思うことの多さよ。
しかし、「ぐるりのこと」のように
ささやかな光が差す終わり方も監督の知っていることなのだろう。