もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

月に群雲、花に風

2008-04-27 21:46:41 | Weblog
例年よりも2週間近く早い桜が咲いたら、
気温が例年並に。
ということは、
いつもでも寒い花見が我慢大会。
負けました。
酒を飲みつつ花を愛でるどころじゃなくて、
温かい缶コーヒー片手に
梅と桜がごっちゃに咲いてるのを眺めての散歩。
ぼんやりするほどの桜並木に、足が止まるも、寒いからっ!
それでも我慢大会開催中の方たち沢山。
いくら火を使っているとはいえ、ビールは寒いでしょ。

先週開いていた場所はすでに葉桜。
夜には強い風の音。

ああ、そうか。
月曜からグレっぱなしだったのか。

土曜日には久々に飲みに出かけるが、
TAXY代がもったいなく、酔えないのであった。
貧乏くせぇな。

今日は一日がかりで、役所に出す書類を書いていたら、
鼻血でそうに疲れた・・・。
なんなんだ、この書類。
『ああっ!もういいっ!』
投げ出しそうになるのはヤツラの作戦か?

家だと気が散るので
(PCだとかDVDだとか本だとか)
モスのはしご。
2件目のモスの階段に、
誰かにくっついてきた桜の花びらがひとひら。
今思い出した。

春は心も嵐かね。
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「ひなぎく」

2008-04-27 21:29:07 | 映画
4/24

野宮マキ絶賛、くらいの予備知識で見たら、
ただのおしゃれ映画じゃなかったのか。

60年代の社会主義国チェコ・スロヴァキアで作られたとは思えないポップさ。
髪型も洋服もすっごいカワイイし、色彩もステキ。
意味なんて考えないオンナノコ二人のやりたい放題に、
毒もたっぷり。

でも、労働者のおじさん達には彼女達は見えない。
ここに、なんかありそうだ。
いや、絶対あるな。


同時上映のチェコアニメ。
毛糸玉のはすんごいかわいくて、みごと。
もう一本は私には?でしたが、
両方60年代ということは、レベル高し。
全然古びてない。
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月曜日はグレる

2008-04-21 21:52:23 | Weblog
ご飯も食べずにちょっと飲んだら
すっかり気持ち悪いっす。

あああ、一週間始まった。
そして来週は月末。
ぱったり。
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標準木にはまだ早い

2008-04-20 20:48:26 | Weblog
街中の並木の桜が咲いていたので、
こりゃあ円山も咲いてるだろう。
友人を誘って出かけてみれば、
あらら、うっすらとピンクがかってるけれど、
咲いてる木はほとんど無い。
気温差があるのか桜の種類が違うのか。

ジンギスカンも来週じゃないとできなくってよ。
でも、天気は崩れるらしいじゃん。
予定は無いけど残念気分。

それにしても、
花が咲くというのは心が浮き立つことであるよのぅ。

早起きして洗濯して干したタオルケットに
うっすら残るお日様の匂い。
春と信じていいのか?
(どんだけ疑い深いのか・笑)
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たまにはグチる。

2008-04-19 21:37:07 | Weblog
会社の女子(年下で先輩で隣の課)が、
最近すっげー不機嫌で困ってる。
子供のことでパンパンだったのは知ってたけれど、
課の仕事が忙しいらしく超不機嫌。
さらに、
突発的に忙しいこちらの課の営業さん二人の仕事の仕方にご立腹。
「問い合わせがあったら、
私たちでも答えられるようにしてもらわないと」
すでに何本か電話を直接受けてるんで仕方ないけど、
私に言われてもさぁ。
聞いてもご本人達が説明してくれないことを、
(多分入り組んでいて面倒だと思われる)
無理矢理聞きだせと?

実は、当の営業さんその1に、
『そこまで首を突っ込まれたくない』と、
ワタシ飲み会で言われたんだけどさ。

普段のおっとりが別人のように、
つっけんどんでさー、
どう接したらいいのか解らないし、
すごいストレスなんすけど。

いや、
人間だから体調とか気分が出るのは仕方ないし、
ワタシもあるとは思うけど、
限度があると思うわけさ。
まるで別人ってどうよ?

周りの人たちは付き合いが長いから対処できてるのかな?
『ながせばいいじゃん』というアドバイスありだが、
それが苦手なワタシです。
ああ、面倒くせぇ。
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気の早い桜がほころんでました。春か?

2008-04-19 21:17:23 | Weblog
昨日今日と病院。
この時期お財布にツライが薬が無くなったからさぁ。

昨日は週末のヨレヨレで行ったので、
家にご飯あったのに、
初めてカフェで晩ご飯。
お店に入ったら、
店員さんがでっかいサボテンを運んでいた。
『んぁ?』
おいしいご飯が出来てから聞いたところ、
特注ケーキなんだって!
直径30センチくらいかなぁ。
緑の丸い頭のとこでトゲもあって、
一見サボテンでしたよ。
というと、
ケーキを作った店員さん、大層喜んで
ミニシューを2個サービスでくれました。
シューの皮をトゲに仕立てたそうです。
おお、職人技。
中のケーキが3色のスポンジだと聞いて、
そりゃまたスゴ技。
だって、サボテンのイメージを頭で描くのは簡単だけど、
おいしく食べられるように実物を作るのは大変でしょう。
一発勝負だと言ってたし。
ごはんもとてもおいしかった。

今日は早起きして、
お座布とクッションと黒にゃんのぬいぐるみを日光消毒。

病院は、ずっと行ってるとこだけど、
居ぬきで売られたようで、先生が変わって早3年くらい?
今の先生とはすごーく相性が悪いので、
病院変えたいなぁ。

デパートの催事を覗いたら、
クラフト展で顔見知りのモノづくり職人さんに遭遇。
しばし語る。
根っからワーキングプアっすね、うちら。
な会話で大笑い。

お気に入りのスニーカーと、何故かイチゴを買って、
とあるカフェ目指して散歩。
道庁の前庭通っていこうっと。
『あれ?あそこのピンクは・・・』
一本だけほころんでいたよ、桜。
じわじわとうれしい気持ちになるねぇ、なんだろ。

子供がはしゃいで大人がのんびりしている大通り公園を通り過ぎ、
アイス食べて、どんどん歩き、
お目当てカフェ到着。
その名も【鬼平】
オシャレすぎず、こだわりすぎずのインテリア。
おいしいコーヒーを静かに味わえたけれど、
常連さんと店主コンビの会話が面白くて、
ひっそり笑ってしまう。
常連さんは三十路のヒトヅマで、黒で統一したシンプルファッションにメガネ。
一見地味目。
しかし、
サルサダンス好き!
このギャップって、オトコにはたまらないのでは?

帰りがけに来たお客さんは、
上等なお洋服のオバさま二人。
あの近所だとマンションは高うござろう。
お昼にお寿司を食べた話をしていて、
割り勘分が、一人7千円ですって!
食費1週間分?!いやもっとか?
生活が違いすぎて笑いそうになるぜ。

帰り道に雑貨屋と服屋をのぞいて、
『給料でたらまた来よう』とテクテク。

どんな人にも桜はキレイに見えるのだ。
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「転々」

2008-04-17 22:27:23 | 映画
4/10

案外混んでました。

三浦友和ってさ、
「台風クラブ」からワルとかワケの解らない役とかやるようになったんだよね。
その昔は好青年一本だったのに。
その頃は全く興味が無かった。

ネタバレしてます。

なんでフミヤが借金をしたのか、
それは謎のままですな、結局。
ネコババしたカバンからダルマが沢山出て来たときにゃ、
大笑い。
悪人にもなれないらしい。

福原が”東京散歩”に付き合ってくれたら100万円、
という謎の条件を出したことにより始まった旅。
訳もわからず付き合ったみなしごのフミヤは
ちょっと歪んだココロが、少しずつほぐれてゆく。

三木監督らくし小ネタ炸裂。
伝言板の「探さないで下さい」とかね。
スーパーの3人組の話って、何気にブラックだし。
(「腐っちゃいますよー」には笑った)
ほのぼのしかかっても、ひたらせてくれないのね。
福原の髪型とか、広田レオナの書いている画が戦争画だとか、
(あの部屋は問題外・笑)
岸部一徳を見るといいこがあるって、なにさー!!

だけどさ、
キョンキョンがオダギリくんの母親って、それは無理なんじゃ?
(そう思いたいKYON2ファン)

筋だけ追えば、
夜毎に男あさりをしていた妻を殺した取立やが、
自首する話に絡むオンナとミナシゴ。
という重い話なんだけど、
笑っちゃって、ほのぼのして、あきれて、
ちょっと泣ける話になってる。

このオダギリくんは、好きだった。
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「天然コケッコー」

2008-04-16 22:09:12 | 映画
3/30 名画座にて

これ、見逃して悔しかった一本なんだよね。
山下監督と脚本渡辺あやだもん。
原作のマンガは読んでいたけれど、
特に好きな作品じゃなかった。

ああ、田舎ってこんなカンジだ。
TVや雑誌で情報は入ってくるけれど、
コンビニもおしゃれな洋服屋も美容室もない。
のんびりとした学校生活。
色気づくにも相手がいない(笑)
そこにやってくる東京からの転校生。
それも「イケメンさん」(爆)
浮き足立って当然だが、
そのリズムもおっとり。

山と海の両方ある景色が美しくて、
いいなぁ、と思うけれど
田舎の閉鎖的なところも女の子のイジワルさもちょっと描いていて、
現実的。

そよがかわいいの。
チューの意味が解ってないな、キミ!
ずっと後で後悔すると思うよ、ふふふ。
面倒見がいいのに、時々地雷を踏むし。

大沢くんは、マンガだともっとクールだった気がする。

そよも大沢くんも皆も、
いつかは目の回るような都会に出て行く(戻る)のだろうし、
田舎もずっと変わらないかどうかはわからない。
けれど、
東京に出かけてさえ、おっとりとしたリズムで見守っていてくれた先生たちや、
皆の家族は一生ものだと思う。

なんということもなく、
でもほんわかする作品。
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気づくのが遅すぎる最新情報・・・

2008-04-13 21:51:33 | 好きな人
ハン・ソッキュ氏、来日してただなんて!
ぱったり。

東京でも行きたかったぁ・・・・。

PCもないのにネットを始めて
ネットカフェに足繁く通ったのは、
ソッキュ氏の情報を手に入れたいが為だったのに・・・・。

その頃出会ったファンサイトは情報もあったし、
映画のことを語り合える人が沢山いて、
ステキな場所に出会えた、と喜んだんだけどね。
そのサイトの有志が韓国までソッキュ氏に会いに行ったときは、
お金が無くて行けなかったのよね・・・。
仕方なくハングルでお手紙書いて持って行ってもらったっけ。

しかし、
人の集うところはいつか消え行くものなのでした。
何人かいた管理人さんが減り、
更新も滞りがちになり、
BBSは荒らされて、
いまや形だけが残っている。

前後して
公式ファンクラブというものができたんだけれど、
なんか、違和感があって入会してなくて、
そしてこういうことになっちゃうわけか・・・。

愛ならあるぞ。
「恋の罠」も観に行くよ。
でもでも、動くハン・ソッキュ観たかった~!!
ぐすん。
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「ディア・ピョンヤン」

2008-04-13 16:13:11 | 映画
3/30

「HARUKO」というオモニを観た時にも、
深く思ったことがあったけれど、
北に子供を帰国させた
在日コリアンのオモニもアボジも、本当に強い。
強くならざるを得なかったとしても、
その強さにはうならされる。
さらにそこに明るさが加わるのだ。
(なんで「HARUKO」の感想UPしてないんだろう・・・)

「ディア・ピョンヤン」の主人公は、
済州島から日本にやってきて、総連幹部になった男。
監督のアボジだ。
活動に身を粉にしてつくし、
男の子3人を帰国運動の中で北に帰国させた。
手元に残ったのは小さい女の子、ヨンヒだけ。

こういうと、バリバリに理論武装している人かと思うけれど、
このアボジがチャーミングなのだ。
思想がどうとか、関係なくなっちゃう。
オモニもすごくかわいく強い人で、
何よりアボジはオモニのことが今でも大好きというところが、ステキだ。

「ディア・ピョンヤン」のピョンヤンは
北朝鮮の首都ではなく、
ただヨンヒの兄たちが住む街。
兄たちの生活も映し出されるが、
注意深く編集されているのだろうし、
これは家族の物語だから
北の生活の厳しさなどは映し出されない。
でも、ほころびは隠し切れずに映りこむ。

見ているときアボジとオモニとヨンヒの魅力で、
余計なことはあまり考えなかったのだけれど、
帰国運動が推進されていた時の北と南の違いは、
私には想像がつかない。
なにしろ今とは全く違うのだから。
あと、運動を後押しした日本社会(政府)
今聞くから『地上の楽園なんてありえないじゃん』と思うが、
それを信じてしまう時代だったのだ。

それにしても、
息子の家族たちに送る荷物の膨大さ。
そして、それがないとまともに暮らしていけないという現実。
なのに、アボジモオモニも
「将軍様のおかげ」と口にする。
二人の心の奥底にあるものには娘も触れられない。

でも、
これは家族の物語で、思想なんて関係なく感動するよ。
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