2012-09-09日曜日 《浜川一門会のデモンストレーション》
東京湾にアジを求めて小林丸で出港総勢二十数名は載せすぎだが。
OKSとしては竿のテストとして参加した。深さは20~30mある、お祭りを防ぐ釣りとして考えたのが菱釣りです40号の胴突き、腕ほどもある天秤、カップほどの餌籠、鈎は2本大き目鈎にはイソメを付けます。
餌入れの向こう側の竿は流山工房のやすの竿です、穂先の方な緑が一段と人目をひきます。
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YouTube: 東京湾アジ釣り出港
1句出来たり
いくさ場に ゆくがごときの 眺めなり
この色だがピンボケであった。こんどは工房やすの所で心行くまで撮影します。
竹内師のアジ竿OKSのムーチンガイド装着です。手元は太く穂先は繊細にしてあたりをとります。
この竿は若旦那のアジ竿ですOKSの金黒SICガイド装着です。
若旦那は早くもアジの干物を作っています、網籠に入れます。
やすさんも電話したら全部干物にしたとか、煮魚がとても美味しいのだが。
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YouTube: OKSガイド東京湾アジ釣り
この動画を見てもらえばわかりますが、東京湾のアジ釣りは簡単ではありません、浜川教室では単なる竿つくりではなく釣れる竿つくりを目指しています、アジサバの竿は穂先のスナッピーさが重要です、手元はがっちり穂先は繊細これが釣れる竿の秘訣です、釣れる竿はあたりもよくわかります。
大阪の竹甚さんの話では10個の鈎で落としてぞろぞろつれて100や200は短時間で釣れるのだそうです、東京湾では5本も鈎を付けたらお祭りがひどくなってしまいとても釣りになりません、最も1艘に6名くらいならば鈎はたくさん付けられますし菱釣りでなくとも可能だと思いますが、浜川教室の大勢で釣るには2本バリがいい所です、バブルのころの一杯釣り人が乗り込んだ時の釣りとして開発されたのかなと思いますが。
この日はアジの回遊になかなか出会えず苦戦しましたが2か所で何とか釣れるようになり最後の30分は入れ食いだったのです、やすや若旦那竹内さんなどかなりの人が30数匹は釣れていました、OKSの私は3本の竿をテストしなければならず、9匹しか釣れませんでした、一番問題は竿が固すぎたのとリールが力がなく指が釣ってしまったし竿が固いのでしゃくると腕にすごい負担がかかってしまったのです、初めか両軸がバックラッシュさせてしまい、力のあるのが使えなかった、両軸はどうもかなり絞めて使った方が良いと思った40号に餌も重いので十分降ろせます。
それと仕掛けの鈎の下ろし方が一定せず手に引っかかったり天秤に絡んだりとトラブルも多く初めのバックラッシュで船酔いしてしまい、苦しい釣りであったしかも飲み物は紅茶1本しかなく完全に熱中症気味で危なかった、船室で帰り寝ていきなよと師匠に言われたが暑くてうるさくて無駄であった外の方は風を切って快適で少し寝られた、寄港したらよいが冷めた、降りてお茶が入ったカップを2杯飲んで生き返った、家に帰り休んでいたが脛が攣って痛くて生きた心地がせず寝てからも釣るので膏薬はったりしたが治らず足を見ると行く前からしなびていたので水分不足かと思い日田の天領水を飲んだら治まった、ふくらはぎが釣るのは直せるがむこうずねはどうにもならんよ。
さんざんであったがほかの人はこの後出社するんだからご立派です。
やきもちからか浜川は素人だとか変なこと言いますがとんでもない誤りです、この動画を見ればすごい究極の竿を作って釣りを楽しんでいる旦那や若旦那の集団なんですから。
へチ釣りの所でも行ったことですが竿メーカーは自分で釣りをやって竿を売り出さないでテスターという人に頼んで宣伝して売ろうとしてますがそんなものはとても信用できません。
自分で釣ればどうすればいいかわかります、ガイドはSICなど本当はほとんど必要はないんです 、しかしそれを使わないと高級竿として売れないと思い込んでいるのです。本当に釣れる竿を作らなければこれからは生き残れません。口コミは馬鹿になりませんから。
OKSガイドカタログ版http://oks.lolipop.jp/index.htm