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OKSガイドブログ人

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チタンガイドの試作

2012-07-13 23:47:01 | チタンガイドのロー付

『チタンガイドを作るには』

Dscn8231 2013-2月24日難物タイプのハイツルチタンガイドの製作にめどが立った。

チタンガイドをロー付品で作るにはどうしたらいいのかわからなかったのですが、最近になりできるらしいのが分かり第1歩を踏み出したところです。軽量化などは釣るという技からすればさしたる効果はないかもしれませんが新しい技術の開発として価値があるのだと思う、又釣り人にとってそのような珍しい製品を探し出してマイロットを作るというのはちょっといいかも、問題はコストがどうなるかです。

Dscn6722 左チタン線と右ロー付したもの

Dscn6723 ねじはチタンの酸化被膜をとったものでそうすれば強固にロー付ができます、取ろうと思ってもねじが曲がってしまいます、上のリングは真鍮ですこれも問題なくロー付できます。

チタンガイドを作るのには線のサイズがいかに揃えられるかです今のところ買えるサイズは0.8Φ 1.0Φ 1.2Φ から上、肝心の 0.6Φ 0.7Φ 0.9Φがないのでどの位の数量頼めば作ってくれるのかということです、肝心の竿メーカーは青息吐息ですので全く頼りになりませんからOKSでいかに在庫できるかにかかっています、チタンはスポットで付きますので材料が揃えば片足ガイドとダブル型の両足ガイドは自前で完成させることができます。銀ロー付品はコスト的に可能かどうかが問題です。できるのはのは分かっています。しかしどのくらいの数量ならば乗ってくれるかが決め手となります。

Dscn6779

Dscn6781

Dscn6782 足がチタンですこの上に装飾メッキをします。

ブライトリバーの松本さんは大変興味があるそうです、でもこのタイプは価格や数量が決まっていないので試作でおわってしまうかもしれません。

Dscn6849 銀色に輝くガイドができました銀メッキは変色しますがこれは耐食性満点ですべすべです。ボロンメッキです。

どのタイプを作るか悩んでいましたがようやく結論が出ましたので合計5000本各種作れるように鍍金に出すことにしました、シングル型、ダブル型、ハイツル、ミルドラム、を作ることにしました見本市までにはゆうに間に合うはずです。

Dscn8232 トップウォーター用の元ガイドハイツル3出来るようになった。

OKSのガイドの足はステンレスでも海水に対して腐食することはありません、板金性は加工性を良くするためにフェライトが多くなっていますので腐食します糸巻の中で腐ってきます。そこでチタンで作る必要もあるわけです。

ですからOKSがチタンガイドを製作するということは、単に軽量にするのが目的ですが、それは釣りをする必要性からすれば対して重要でもないのです、チタンガイドを作れることの方が重要なのです。OKSガイドのユーザーさんがOKSのチタンガイドのあるのを知りその技術力を分かってもらえればいいのではと思っていなす。

◎材料さえそろえばOKSだけでチタンガイドは作れますそれはスポット製です、中の溝リングをチタンにすることもやろうと思えばできます高くなりすぎですが。これからはその治具作りをコツコツ作っていきます。

◎2012-7月23日久しぶりにOKSとして材料探しに燃えました、駄目かと思った最後のつてが上手く決まりしかも合金チタンでサイズがすべて揃えられることが分かったのです。サンプルは0.9Φを送ってくれることになりました。それで強さを確認します、調べる限りではステンレス304の硬質と比べると8掛け位の強さはありそうです。大気中や海水では絶対に腐食はしないのがチタンです。形状記憶合金も入手可能です、色々面白いものができると思います。

OKSガイドカタログ版

和竿工房集

http://oks.lolipop.jp/index.htm