『田中角栄とロッキード裁判』
悲劇の宰相田中角栄はマスコミの無知から、アメリカの企みに加担して有能な政治家を抹殺してしまった。
違法裁判とは、刑事訴訟法はいかなる被告人といえども反対尋問する権利を有するとあるのに、何を血迷ったのか
最高裁は下級審に対して有罪しかありえないそういう方向で審議するようにとのたまわった。これでは裁判になりませんししかもコーチャンという
証人に対して訊問しなくても証拠採用してもよろしいといったわけだ、こんなでたらめな裁判はないのだ、暗黒裁判として歴史に残る。
さすがに最高裁は判決を確定させるわけにもいかず、角栄の死ぬのを待ってさいばんを中断した。1,2審は有罪のままである、最高裁は無罪というべきであった。
コーチャンの証拠は嘱託尋問というやつで裁判に出廷しなくてもよいのだから反対尋問はされないで済むわけだ、もしも日本の最高裁がこれを認めたら、アメリカは気に食わないやつを誰でも有罪にできる恐ろしい結果になっていただろう。
最近石原慎太郎がユーチューブでこの点を指摘して、最高裁は今からでも謝るべきだといったさすが慎太郎だ。
平成6年に小室直樹が田中角栄の遺言のタイトルで本を出し暗黒裁判であったと指摘した、その前からも秦野昌も違法裁判であったと指摘している、でたらめなのはマスコミなのだ、最高裁は一応謝ったのだが報道はほんの小さくやっただけであった。マスコミほどでたらめで恐ろしいものはない。報道はうのみにせず真実を知るべく勉強するのが大切。