『昔の物つくりは天下一品』
もう45年もたつ三菱ミシンの話。安ものの最近のミシンが、1年位でといとう使えなくなってしまいどうやっても下糸が絡まってしまい駄目なんだ、そこで15年くらい使ったが子供が大きくなり使わなくなりオクラ入りしていたミシンを出して来て使おうと思ったがさっぱり動かず、メカなので何とかなると色々と動かしていたらどうもジグザグ機構が固くなっていてそれで全体が動かないのが分かってきた、そこは油がさせないところのようだったので30年もしまってあったのでさすがにすぐは動かなかった。
重いミシンは安定感があり直線縫いの力や使いやすさは抜群です、最近のはミシン針の穴が前を向いていたりしますがこれは横がいいに決まっています。(今のミシンも20万以上出せばいいのがあるのは分かっていますが、)
私はミシンは苦手なので真剣に直そうとしなかったので今度は何が何でも直そうとやっているうちに上下の運動のカムが回るようになったのでした。そうしたら前より軽快な音で素晴らしい性能が戻ってきたのでした、すべてが金属製で壊れるところがないミシンだったのですが、どこも錆びたりせずこうして直るんだから考えてみれば大したものなんだと思う。
軽快な音はユーチューブでわかります、こういうものをかたくなに守っていくメーカーの社長がいたら大したものなのに日本人の悪い癖、なんでも捨てて新しいものを作って儲けようとするんですからだんだん使いづらくなりーでミシン離れも起きてしまうんだ。これは糸かけもやりやすいんです。ただモーターを動かすと電気が消えるのは最初からですが今もそうです、ご愛嬌かな。
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YouTube: 物作り日本のアンティックミシン
ドイツなんかは掃除機ははじめの形をほとんど変えずに内容だけ新しくする、ユーザーの使いやすさを優先するそういう心使いをする偉い国です。
日本の掃除機はまるで馬鹿ですよだんだん使いづらくなってしまった、冷蔵庫も2ドアばかり優先で使いづらいものを平気で作る、家が狭いからだそうだが広い家のことも考えて両方バランスよく出さないと消費者は困るよ、パーシャル機構は松下だけしか出していませんがその松下でさえ新しいのは容器を分離せず、後退してしまった、何やってんだかいいものをやめて炊き立てごはんの急速冷凍がはやるとそればかり優先してしまい一番使い勝手の良いパーシャルの容器を減らしてしまうんだから駄目だなーとつくづく思う、いったい独自性は何処へ行っちゃったのか、値段の競争ばかりで脳がないのが日本の家電メーカーだよ。儲かってくれなきゃみんなの収入が減っちゃうんだから。
OKSガイドがなんでこんなことを載せたりするかといいますと、釣竿用のガイドだってアンティックガイドがかっこがいいんです、針金の流線型これは永遠のデザインです、そこから大きく出ないで少しずつ改良していくそれが物つくりの原点だと思っています。孫がこのミシンかっこいいと言っていました。アナログ的ミシンはかっこがいいんだ。その形を残して性能を改善するそこがユーザーさんの満足度を上げるのではと思っています。
何処も出せないクリスタルガイド足がチタンになれば又ひそかな楽しみが得られるのでは、それらはインターネットを見る方々でないと知ることができないのです。