コンペセインターを造る。
CADで2Dデーターを作成。
NCにて、大体の形を削りだす。
スプリングガイドの逃げを、資料画像などを参考に彫刻機にて加工。
アウターバレルに固定するために、下部にビス止めの細工をした。スライドを借り組して、バレルの飛び出し寸法が間違っていることに気づき、コンプ側の埋めしろを修正した。これが後々まで、修正の連鎖を生むことになるのだった。
マイアミレースガンのフレームの先端は、スライド先端と同一面にはなっていない。スライドに施した、形状に合わせて斜めにカットした。
スライドまで食い込むガスポート用に、スライドをUの字形状に切り欠く。
アウターバレルに、作製したコンプとガスポート部を組み付ける。一箇所のねじ止めでは、心もとないので、瞬間接着剤を流し込んだ。
借り組をしてみる。
ガスポート部が、スライドと面一になっていない。
これは、バレルの飛び出し寸法を間違ったからだ。コーンバレルになっているので、ガスポート部品の取り付け位置がずれると、高さが狂ってしまうのだ。組んでしまってから、削って修正することにした。
ガスポートの穴をあける。
穴を開けている途中でふと気が付いた。インナーバレルに付いているバレルジョイントのゴムが丸見えになる。今更、気が付いても遅い。予定通り、全部開けてしまう。
組んでみた。
やっぱり、丸見えである。スライドを引いてみると・・・
インナーバレルが、前後している。「う~ん、こういう仕掛けになっているのか」
完成したら、ちゃんと動くんだろうか?
つづく・・・