このスパイクを入れる袋は昨年の応援団長の先輩が息子に書いてくれたものです。
『 頑張れ 四番 』 文字も薄くなってしまったけれど、
これを持って毎日毎日、練習してきました。
息子たちの最後の試合が終わりました。９回延長のさよなら負け。
まさかここで…という感じです。
親も子も本当に夢中になった野球でした。平日にも関わらず大勢が集結。
二年生、一年生の保護者の人も応援に駆けつけてくれました。感謝です。
終わってからはもう涙、涙…。親も涙、子も涙。立ち上がれませんでした。
息子の野球のおかげで沢山のお母さんたち、お父さんたちと知り合えました。
時には学校で話をしたり、時には食事したり飲み会をしたり、
多くの時間を楽しく過ごせました。本当にたのしかったよ。
もうこのメンバーでの試合はありません。来年には皆、違う道に進みます。
誰かのお母さんが言っていました。今度はライバルになるかもね…。
帰ってきた息子は台所にいる私に「ありがとうございました」と一言。
私は振り向く事ができず、うん、うん、とうなずきました。涙です。
よくやったよ！頑張った。
そうでしたか、そうでしたか。期待していたのにそれは残念です。
勝負の世界は筋書き通りには行かないこと、厳しいものであるあることを少～し早すぎるけれども経験しちゃたってことですね。お子さんに贈る言葉はなかなか見つかりませんが、この悔しさをバネに、高校へ行ったら今度は甲子園を目指してがんばるようお伝えください。
応援ありがとうございました。
勝負の世界は知っているつもりでしたが、あまりにも厳しかった。
子供はもちろん、私たちもこんなに抜け殻になるとは思ってもいませんでした。
どこの家もそうみたいで…ちょっと深刻…（笑）
でもそんな事ばかり言ってはいられません。前を向かなくちゃっ！