楽しみにしていた講演に姉と出掛けてきました。
「週刊こどもニュース」はよく見ていました。
本当に解りやすい説明でお話が聞きやすく、ついつい聞き入ってしまいます。
そんな人気の池上彰さんという事ですごく会場は混んでいました。
今回、閉校になる「黒川小学校」の記念講演となったそうですが、
1,200名の人が会場に来られたそうです。
11年間担当した「週刊こどもニュース」から、
「子供たちに何かを伝えようとするとき大事なのは、想像力を働かせること」
子供たちと同じ目線で、子供たちが自ら考えるように聞き返すのが大切だそうです。
私もそうなのですが、大人が当たり前に分かっていても、
子供は言われたことをいろんなふうに想像するのです。
子供にとっては当たり前ではないという事です。
楽しいお話、ためになるお話をたくさん聞きました。
取材で訪れているブータンのGNH(国民総幸福)のお話もしていました。
「お金に換算できない幸せを高めて」と話されていました。
「21世紀の子どもたちに何を残せるか」
最後の質問コーナーで福島の若いお母さんが、
子どもたちの置かれている現状を話されていました。
放射能という言葉を聞くと胸が詰まります。
それに応える池上さんの言葉に温かみを感じました。
いい講演会でした。