弁護士が過大な報酬を請求することは,時々問題となるが,強制わいせつの刑事弁護が2200万円というのは,何ともすごい。
肝心の刑事事件の公判がどのように進行して,どのような判決がなされたか不明なので,何ともいえないが,起訴後の弁護であれば,接見,被害者との示談交渉,証拠の検討などを含めても,どうして440時間,1日12時間としても,37日になるなどという業務量になるのか?。
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スピード違反というと,これまではレーダーとオービスというのが常識のようなものだったが,こういうやり方もあったのか,という意味では,画期的というべきだろうか。
そりゃまあ,これまではレーダーが一番確実だったのだろうが,これとて,その正確性については,いろいろと取り沙汰されてきていた。なんといっても,最大の欠点は,レーダーのボタンを押した相手が,つかまった車かどうかは,取り締まりにあ . . . 本文を読む
記事では,公証人が作成した公正証書の効力が否定される判決は全国的にも珍しいなどとあるが,それほど珍しいことではない。
判例検索をかけてみると分かるが,公刊物に登載された判例だけでも,年に1件くらいはある。ということは,公刊物に載らない判決は,その何倍もあることになる。
今回の判決は,口授の要件を欠いていたという判断のようで,これは,遺言能力と並んで,公正証書遺言を . . . 本文を読む
今の法律では,家庭ゴミは市町村が,産業廃棄物は排出者が,それぞれ責任を持って処理することになっている。それぞれの業者も截然と区別されている。
その考え方は,産業廃棄物には税金を投入せず,製造コストにきちんと上乗せせよ,一般廃棄物(家庭ゴミ)は,環境保全のため,税金できちんと処理をするというものであろう。
その一方の責任者が,公然と法律違反をしたのだから,これは弁解 . . . 本文を読む