ねこやま

徒然備忘録

オー!ファーザー / 伊坂幸太郎

2012-05-26 09:15:28 | 伊坂幸太郎
抜粋 みんな、俺の話を聞いたら尊敬したくなるよ。 我が家は、六人家族で大変なんだ。 そんなのは珍しくない? いや、そうじゃないんだ、母一人、子一人なのはいいとして、父親が四人もいるんだよ。 しかも、みんなどこか変わっていて。 俺は普通の高校生で、ごく普通に生活していたいだけなのに。 そして、今回、変な事件に巻き込まれて―。 帰省前 . . . 本文を読む

ラッシュライフ / 伊坂幸太郎

2011-11-09 15:57:02 | 伊坂幸太郎
抜粋 泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。 父に自殺された青年は神に憧れる。 女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。 職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。 幕間には歩くバラバラ死体登場―。 並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。 不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。 巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。 . . . 本文を読む

フィッシュストーリー / 伊坂幸太郎

2011-06-07 11:12:44 | 伊坂幸太郎
抜粋 「なあ、この曲はちゃんと誰かに届いてるのかよ?」 売れないロックバンドが最後のレコーディングで叫んだ声が時空を越えて奇蹟を起こす。 あの作品に登場した脇役達の日常は?? 人気の高い「あの人」が、今度は主役に!! デビュー第一短編から最新書き下ろし(150枚!)まで、 小気味よい会話と伏線の妙が冴える伊坂ワールドの饗宴。 . . . 本文を読む

モダンタイムス / 伊坂幸太郎

2011-05-28 18:25:50 | 伊坂幸太郎
抜粋 検索から、監視が始まる。 漫画週刊誌「モーニング」発の初めての小説!? 花沢健吾氏による連載時の全イラストも楽しめる特別版。 いついっても伊坂氏の本は乏しい図書館。 つまりそれだけ人気があるというわけだ。 そんな折、たまたま見つけた3冊。 とりあえずかりてみた。 最初に手をつけたのがこれ。 実家に忘れてきました。何を?勇気を。 . . . 本文を読む

ゴールデンスランバー / 伊坂幸太郎

2011-04-15 15:21:41 | 伊坂幸太郎
抜粋 仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、 青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。 昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。 訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」 「金田はパレード中に暗殺される」 「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。 と、遠くで爆音がし、折しも現れた . . . 本文を読む

死神の精度 / 伊坂幸太郎

2010-12-19 00:17:21 | 伊坂幸太郎
抜粋 俺が仕事をするといつも雨が降るんだ ①CDショップに異常にいりびたる ②苗字に町や市の名前がつかわれている ③受け答えが微妙にずれている ④素手で人に触ろうとしない ⑤いつも雨にたたられている そんな人が近くにいたら死神かもしれません ある時は恋愛小説風に、 ある時はロード・ノベル風に…様々なスタイルで語られる、 音楽を愛する死神の見た6つの人間模様。 . . . 本文を読む

重力ピエロ / 伊坂幸太郎

2010-12-16 08:00:32 | 伊坂幸太郎
抜粋 半分しか血のつながりがない「私」と、弟の「春」。 春は、私の母親がレイプされたときに身ごもった子である。 ある日、出生前診断などの遺伝子技術を扱う私の勤め先が、 何者かに放火される。 町のあちこちに描かれた落書き消しを専門に請け負っている春は、 現場近くに、 スプレーによるグラフィティーアートが残されていることに気づく。 連続放火事件と謎の落書き、 レイプという憎むべき犯 . . . 本文を読む

陽気なギャングの日常と襲撃 / 伊坂幸太郎

2010-12-09 14:00:17 | 伊坂幸太郎
抜粋 人間嘘発見器成瀬が遭遇した刃物男騒動、 演説の達人響野は「幻の女」を探し、 正確無比な“体内時計”の持ち主雪子は謎の招待券の真意を追う。 そして天才スリの久遠は殴打される中年男に―・・・ 史上最強の天才強盗4人組が巻き込まれたバラバラな事件。 だが、華麗なる銀行襲撃の裏に突如浮上した 「社長令嬢誘拐事件」と奇妙な連鎖を始め…。 絶品のプロット、会話、伏線が織りなす軽快サ . . . 本文を読む

グラスホッパー / 伊坂幸太郎

2010-12-08 07:50:30 | 伊坂幸太郎
抜粋 復讐。功名心。過去の清算。 それぞれの思いを抱え、男たちは走る。 3人の思いが交錯したとき、運命は大きく動き始める…。 クールでファニーな殺し屋たちが奏でる狂想曲。 「人は誰でも、死にたがっている」 「世界は絶望と悲惨に塗れている」 でも僕は戦おうと思うんだ。 君との記憶だけを武器にして―待望の書き下ろし長編。 著者からのコメント 押し屋という職業の男が出て . . . 本文を読む

チルドレン / 伊坂幸太郎

2010-12-08 07:35:59 | 伊坂幸太郎
抜粋 こういう奇蹟もあるんじゃないか? まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。 信じること、優しいこと、怒ること。 それが報いられた瞬間の輝き。 ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。 吉川栄治文学新人賞作家、会心の受賞第一作! 帯からの抜粋だったんだけど・・・・ まったくあらすじになってないなw おも . . . 本文を読む

アヒルと鴨のコインロッカ / 伊坂幸太郎

2010-12-07 08:12:55 | 伊坂幸太郎
抜粋 引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、 次が悪魔めいた長身の美青年。 初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」 と持ち掛けてきた。 彼の標的は―――たった一冊の広辞苑。 僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を 買いそうになった実績をもっているが、 書店強盗は訪問販売とは訳が違う。 しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持っ . . . 本文を読む

陽気なギャングが地球を回す / 伊坂幸太郎

2010-12-06 06:42:13 | 伊坂幸太郎
抜粋 市役所で働く成瀬、喫茶店主の響野、20歳の青年久遠、 シングルマザーの雪子たちの正体は銀行強盗。 現金輸送車などの襲撃には「ロマンがない」とうそぶく彼らの手口は、 窓口カウンターまで最小限の変装で近づき「警報装置を使わせず、 金を出させて、逃げる」というシンプルなものだ。 しかしある時、横浜の銀行を襲撃した彼らは、 まんまと4千万円をせしめたものの、 逃走中に他の車と接触事 . . . 本文を読む

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