先輩とのトラブルが明るみにでて、部活動停止をくらう巧。
自分がやりたいのは野球だ。
ただ、それだけ―。
野球はやらせてもらうもんじゃない。
どうして部活動停止とか、なんだかんだいわれなきゃならないんだ。
どうして、野球ができないんだ。
俺はただ、豪のミットめがけて球を投げ込む。
そうしたいだけなのに。
チームのために投げるんじ . . . 本文を読む
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2013年の未来都市《NO.6》。
人類の理想を実現した街で、2歳の時から最高ランクのエリートとして育てられた
紫苑(しおん)は、12歳の誕生日の夜、「ネズミ」と名乗る少年に出会ってから
運命が急転回。どうしてあの夜、ぼくは窓を開けてしまったんだろう??
飢えることも、嘆くことも、戦いも知らずに済んだのに……。
現在ノイ . . . 本文を読む
立ち直ったかと思うと、何を考えているかわからない豪がいた。
明らかに口数が少ない豪。
どうしたんだよ?お前は何がほしいんだ、豪。
巧は自分以外の人間のことを知りたがる自分に嫌悪する。
甘ったるいのは重くまとわりつくだけだ。
自分を信じてさえいればいい。
この巻でやっと人間らしくなってきた巧。
それでいいんだ。
いよいよ次は最終巻。横手と新田どっちがかつかな . . . 本文を読む
豪以外のキャッチャーに投げられるか?
巧以外のキャッチャーになれるか?
それぞれに投げかけられる元主将からの言葉。
その意味をわかりかねる二人。
試合の時は近づいていた。
4巻あたりからでてきた良貞がおもしろくていい。
ボケてる時のほうが多いけど
たまにはっきりとモノというときは的確にするどいことを言う。
こいつはこいつで実は一番チームのことを考えてたり . . . 本文を読む
横手との試合にもろくも崩れ去ったバッテリー。
豪は、巧は立ち直れるのか?
この未熟なバッテリーの行く末は・・・・
今回は面白かった。
豪ちゃんかわいそ~~~~。がんばれ。
2006.01.06 . . . 本文を読む
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『NO.6』『バッテリー』のあさのあつこ渾身のホラー・ファンタジー
月明かりの夜、藤花の下、わたしは土の中から引き戻された。
夢なのか、それとも幻なのか……。
黄泉と現が交差する、生と死のミステリー。
「人は何度も再生できる。自分の力で生き直すことができる。
あなたへ??この思いが届きますように。」??あさの あつこ
上記の文章は . . . 本文を読む
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十六歳の永見明帆は、同級生の藍子とつきあっていても
冷えた感情を自覚するだけ。
唯一、彼が心に留める存在は
藍子と同じアパートに住む彼女の幼なじみ、柏木陽だった。
藍子の様子がおかしい?そう気づいたある日、
母親とけんかした陽が突然泊めてくれ、と訪ねてくる。
その夜半、陽のアパートが火事で全焼、藍子も焼死体で発見される。
だが、それは単なる事故ではなかった。
真相を探り始 . . . 本文を読む