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ねこやま

徒然備忘録

死神の精度 / 伊坂幸太郎

2010-12-19 00:17:21 | 伊坂幸太郎
抜粋

俺が仕事をするといつも雨が降るんだ

①CDショップに異常にいりびたる
②苗字に町や市の名前がつかわれている
③受け答えが微妙にずれている
④素手で人に触ろうとしない
⑤いつも雨にたたられている

そんな人が近くにいたら死神かもしれません

ある時は恋愛小説風に、
ある時はロード・ノベル風に…様々なスタイルで語られる、
音楽を愛する死神の見た6つの人間模様。































とりあえず、わたしの近くに死神はいない。

雨女、雨男はいても、いつも手袋してる奴はいない。
久保さんじゃあるまいし(このネタのわかる人どんだけいる?笑)
だから、大丈夫だろう。まだ。

というわけで、おもしろかったんだけど、
どうも好みじゃなかったかな~。
なんていうかな、別に可もなく不可もなかったよな気がしてるけど。
いうならば、設定はおもしろいしどうせなら長篇でどう?
みたいな感が少しあったのかもしれない。
数珠の連作になっているので、主要人物「千葉」が毎回登場。
9つも話が入っているので、後半にリンクしてるのが
でてきたりと小ネタもきいていていいとは思うけど。
なんだろう、それ以上じゃないんだよなー。
いつも、伊坂幸太郎は満足して終わるんだけど、
あれ、それで終わり?と感じた。
ひとつひとつミステリー仕立てで凝っている。
なんせ、ひとつめの死神の精度は日本推理作家協会の賞をとっている。
どの話も、最後までよんで、あ、なるほどな、と思わせた。
一番よかったのは“恋愛で死神”かな。



伊坂ファンが聞いたら怒られそうな感想になっちゃったな。
わたしは伊坂ファンじゃないのよ~。
ただのミーハーなの~。
でも、これからも手を出しそうです。
とりあえず、かかしの話が気になってはいる。

太平洋戦争モノが続いて、疲れてきた。
でも、まだまだ読むぞー。



映画もでたね。
小西真奈美さんを見たいがために見るのでもよさそうだわー。
いい出来だったのかしらん。


2007.09.19


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