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昭和18年、俳優・加東大介は招集を受け、ニューギニアへ向かった。
彼は、死の淵をさ迷う兵士たちを鼓舞するために
“劇団”づくりを命じられ、島中の兵士から団員を集め、
工夫を重ねて公演する。
そしてついには熱帯の“舞台”に雪を降らせ、
兵士たちに故国を見せたのだった。
感動的エピソードに溢れた記録文学の傑作。
. . . 本文を読む
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覚えているだろうか、あの事件を。
1998年12月12日、東京杉並区に住む女性が、
宅配便で届いたシアン化カリウム(青酸カリ)を飲んで自殺した。
送り主は札幌在住の27歳の男性だった。
当初、この事件は2人が「自殺」をキーワードにした
ホームページで接点をもっていたことから、
送り主の男性はインターネットの「匿名性」を利用し、
毒物を販売していた悪質な「ネット犯罪者」とする . . . 本文を読む
昭和47年1月28日、横井庄一はジャングルの中で発見された。
その年は、奇しくも五月に沖縄本土復帰を目前とし、
日本もこれで本当に太平洋戦争は終わることになるのだ、という時だった。
横井庄一といえば「恥ずかしながら生き長らえて帰って参りました。」
という帰国後第一声の言葉が有名だ。
彼の手記を読むと、とてもじゃないが軽々 . . . 本文を読む
著者は新発田歩兵第十六連隊に志願し、満州に渡る。
その後、大東亜戦争が始まり、ガダルカナル島へ。
撤退後、インパールへ向かい、イワラジ河会戦を経て、
ビルマ(ミャンマー)で終戦を迎える。
こないだの高崎伝さんのガ島・インパール戦記を読んで
触発され、探し当てたのがコレ。
隣町の元・町長さん。何代目かは知らない。
新発田には自衛隊があり、昔そこは歩兵第十 . . . 本文を読む
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年齢三十二歳―妻子ある老補充兵は、なぜ名も知らぬ孤島に立ち、
なぜに飢えなぜに朽ち果てねばならないのか―。
戦争のもたらす悲惨のかぎりをなめつくし、
身の悲運を呪いなげきながら、
再び故郷に相見ゆる日のあることを祈るほかなかった
帝国陸軍最下級兵士が、
飢餓と悪疫の戦場ガ島の原体験を綴る話題作。
昭和15年8月、補充兵として、野戦工兵隊に入隊し、
4ヵ月の教育をうけたの . . . 本文を読む
豊浦村出身の吉田慎一氏の6年余にわたる陣中日記。
この5冊の古いノートを見た筆者・津村敏行が
文章に起こし、一冊の本にまとめたのが本書。
副題に“南方転戦”とあるように、
非常に南方のあちこちにいっている。
フィリピン、台湾、ジャワ、ラバウル、ブーゲンビル、
シンガポール、タイ、カンボジア、ベトナム、ビルマ・・・
図書館のフリーワード検索でひっかかった本書。
カバーもない、ボロボ . . . 本文を読む
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絶え間なき熾烈な敵の砲爆撃下にあって、
つねに矢面に立ち、生命の危機にさらされながらも、
己れの使命をはたさんと果敢に戦い抜いた一砲兵が綴る迫真の手記。
東部ニューギニアの高峰サラワケットで無念の涙をのんだ
日本軍兵士たちの壮絶な戦いのあとを、
地獄図絵を繰りひろげた最悪の戦場から
奇跡的に生還するをえたみずからの体験を礎に活写する慟哭、
血涙のノンフィクション。
. . . 本文を読む
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血戦ガダルカナル島で、戦い敗れ、弾丸もなく、
食糧もなく、骨と皮に痩せおとろえた五カ月有余。
そしてまた、遠い道―地の果てインパールの激戦に敗れ、
どしゃ降る雨季の印緬国境に、
るいるいと横たわる日本兵の“白骨街道”―生ける屍が、
かすかな声で哀願した。
「私を殺してください。お願いします」
―あゝ最悪の戦場に奇蹟はなかった。
ガダルカナル島で戦い敗れ、弾丸も食糧もなく . . . 本文を読む
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昭和三十三年、広島から佐賀の田舎に預けられた八歳の昭広。
そこでは厳しい戦後を七人の子供を抱えて生き抜いた
がばい(すごい)祖母との貧乏生活が待っていた。
しかし家にはいつも笑いが溢れ…。
黒柳徹子、ビートたけしも感動した超話題作。
幸せは、お金が決めるものじゃない。
自分自身の心のあり方で決まるんだ。
読めば読むほど人生がラクになる。
こんな、がばい(すごい)ばあち . . . 本文を読む
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二十歳で南方へ出征。空爆で片腕を失い、マラリアに苦しみながらも、
自然を畏れ敬い自由に生きる土の人たちとの交流を通じ、
豊かな心を持ち続け生き抜いた著者が、
次代の子どもたちに向けて書き綴ったありのままの「戦争」の記録。
こないだ枸杞さんがレビューであげてて面白そうだなって思って手にとった。
けっこう前に水木しげるのこの手の絵本を手 . . . 本文を読む
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家族を食べさせるためだけに働き、
旅行など一度もしたことのない母の夢は、
この世を思いっきり見てから死ぬこと。
息子は手持ちのわずかなお金で母を乗せるリヤカーを作り、
周囲が心配するなか自転車の旅に出る。
中国最北端からめざすのはチベット――
すべての母親、すべての息子の心に染みる感動のヒューマンストーリー
中国最北端からチベットまで3万キロ
99歳の母をリヤカーに . . . 本文を読む
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甦る面影、声にならぬ悲しみ。
最期まで天真爛漫だった君よ……。
亡き妻との人生の日々を綴った、
凛として純真な愛あふれる「妻との半生記」。
感涙の絶筆。
癌とわかった妻。
私は言葉が出なかった。
かわりに両腕をひろげ、その中へ飛びこんできた容子を抱きしめた。
「大丈夫だ、大丈夫。おれがついてる」
夫婦の絆を綴る、愛惜の回想記。「遺稿」の単行本化。
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麒麟・田村のせつな面白い貧乏生活がついに小説に!
中学生時代の田村少年が、ある日突然住む家を無くし、
近所の公園に一人住むようになる超リアルストーリー。
ダンボールで飢えを凌ぎ、ハトのエサであるパンくずを拾い集めた
幼き日々から、いつも遠くで見守ってくれていた母へ想いが詰まった、
笑えて泣ける貧乏自叙伝。
今だ . . . 本文を読む
壁にぶち当たったとき、元気になる本!
太平洋戦争の激戦地から奇跡的に生還した軍医の戦後
―高齢化社会への予見、地域力の再生。
なんでこの本を読むことになったのか。
たしかうちの親父殿が図書館にリクエストをしたからで。
さらにいうと、この本を見つけたのは新潟日報の紹介だったかな。
本人が書いてるわけじゃなく、取材した人が筆をとったので、
とにかく誉めま . . . 本文を読む