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ねこやま

徒然備忘録

グラスホッパー / 伊坂幸太郎

2010-12-08 07:50:30 | 伊坂幸太郎
抜粋

復讐。功名心。過去の清算。
それぞれの思いを抱え、男たちは走る。
3人の思いが交錯したとき、運命は大きく動き始める…。
クールでファニーな殺し屋たちが奏でる狂想曲。

「人は誰でも、死にたがっている」

「世界は絶望と悲惨に塗れている」

でも僕は戦おうと思うんだ。
君との記憶だけを武器にして―待望の書き下ろし長編。


著者からのコメント

押し屋という職業の男が出てきます。
地下鉄の線路や交差点の車道に、
相手を突き飛ばして、殺害するのが仕事です。
鯨、と呼ばれる男がいます。
相手を自殺させるのを仕事にしています。
蝉という若者も登場します。
彼は、ナイフを使い、依頼された相手を殺すのです。
さらに鈴木という名前の男も出てきますが、
彼は殺し屋ではありません。
訳があって、この殺し屋たちの戦いに巻き込まれてしまいますが、
彼の武器は、今は亡き妻との思い出だけだったりします。










































読後感は微妙。

テンポがよくすいすい読めるし。
おもしろいし、読みやすい。
けど、最後がうやむやな感じがした。

グラスホッパーって、なんだろう。
ガラスのホッパー?調べると
セメント・砂利・土などを一時貯蔵する漏斗状の装置。
下部にはき出し口がある。
って書いてある。
あのぐるぐる回ってるやつか~。

・・・・・・なんか、深いなぁ。。。



羊をめぐる冒険

わたしこれまだ未読なんだよね。

そんなに村上春樹っぽい?

たしかに初めて読んだ時に、誰に言われるでもなく、

村上春樹に似てる、そう連想したのはわたしだけど。

ところでジャック・クリスピンて誰だー!!!!?

調べたけど、そんな人いないみたいだよ?

ジャック・クリスピン曰く・・・・という表現が繰り返し使われるけど、

想像上の人物だったのか?!


それにしても、自殺(させ)屋って、
顔みただけで、麻薬のようにぽや~っとして、
自殺しよう、するしかない、って気持ちになるなんて、
いったいどういう顔してんだ?
ま、しない人は拳銃で脅されて自殺に追い込まれるわけだけど。
蝉も鈴木も一瞬意識が飛ぶのはなんでなんだろ。
鯨の顔ってそんなに、自殺したくなるような顔なのかな~。


ま、そういう設定なんだろう。
おもしろかった。

次はチルドレン。



後日談

グラスホッパーはバッタ


2007.06.21


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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初めて読んだ… (hi-lite)
2010-12-08 09:11:52
伊坂幸太郎がこの「グラスホッパー」でした。
その続編とも云えるのが最新作「マリアビートル」でこの間読んだばかりです。
正直「グラスポッパー」は時間が経っちゃったので、どんな結末だったか記憶があやふや(:^◇^A
もう一度読み返そうと思ってます。

そうそう、ねこやまさんのブログを私のブログに、是非ブックマークさせて戴きたく思ってます。
宜しくね(o^-’)b
返信する
え~続編でたの?! (ねこやま)
2010-12-09 07:53:39
初めて読んだのがコレじゃ重たかったかもしんないですね^^;
わたしは伊坂作品読むの初めてな人には陽気なギャングを勧めます!

じゃんじゃんやっちゃってくださーい。
多分大丈夫な設定になってると思われます。
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