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天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集その2。
いずれも驚天動地の粒ぞろい6編。
文庫版だけのボーナストラックとして、
単行本に入っていなかった幻のショートショート
「むかし夕日の公園で」を特別収録。
●血液を探せ!
目が覚めたら、何者かに刺されて血まみれだった資産家の悲喜劇
ノリのいいご家族がテンポよく話を進める。
最後のオチが気に入っ . . . 本文を読む
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日本ホラー小説大賞短編賞受賞作家の新感覚ホラー・ミステリー!
少年少女はバスにゆられてどこへ連れて行かれるのでしょうか。
自分では運転できない年頃なので、
大人の運転に身をゆだねるしかないのでしょうか。
ところでこの本、バスの運転手が沙藤一樹でなければ、
きっと旅は快適だったでしょうに。――乙一
大人の理不尽な行為により絶望した
少年・少女たちを描く5つの短編、衝撃の結 . . . 本文を読む
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警察小説の新境地
江戸川乱歩賞受賞第1作
正義は負ける、こともある。
昇太、22歳。独身。愛宕(おたぎ)南署交通課巡査。
事故処理のプロを目指して、まずは交通整理から。
長篇小説かと思ったが短編数珠繋ぎ系。
はっきりいってつまらなかった。
たいした盛り上がりもなくたんたんと話は進む。
進むというか、一回一回話が違う。
主人 . . . 本文を読む
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『NO.6』『バッテリー』のあさのあつこ渾身のホラー・ファンタジー
月明かりの夜、藤花の下、わたしは土の中から引き戻された。
夢なのか、それとも幻なのか……。
黄泉と現が交差する、生と死のミステリー。
「人は何度も再生できる。自分の力で生き直すことができる。
あなたへ??この思いが届きますように。」??あさの あつこ
上記の文章は . . . 本文を読む
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昭和三十三年、広島から佐賀の田舎に預けられた八歳の昭広。
そこでは厳しい戦後を七人の子供を抱えて生き抜いた
がばい(すごい)祖母との貧乏生活が待っていた。
しかし家にはいつも笑いが溢れ…。
黒柳徹子、ビートたけしも感動した超話題作。
幸せは、お金が決めるものじゃない。
自分自身の心のあり方で決まるんだ。
読めば読むほど人生がラクになる。
こんな、がばい(すごい)ばあち . . . 本文を読む
五十公野山で一億円を発見する
迷った末に警察に届ける
落とし主が現れずまるまる手に入る
いっぱい宗教とか寄付とかを迫られる
一年間海外に雲隠れするというか旅
一年後帰国
日本で待ってもらっていた恋人の浮気発覚
さすがに一年間もほったらかしにしていたので怒るに怒れず
結局別れることに
一年も仕事をしていなかったので手が鈍っていることに愕然
違う職種を探すことに . . . 本文を読む
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驚愕の最終章!渋谷系ミステリーがいま生まれた。
香水の販売戦略で流した都市伝説のはずだったのに……。
ニューヨークから来た殺人鬼が渋谷に出没。
ついに女子高校生が足首を切り落とされた。
まったく無名のブランドから発売される香水「ミリエル」。
キャンペーンの手法としてやり手の女社長が提案したのは口コミだった。
渋谷のファッション・リーダー的な少女を集め、
広告代理店が創作 . . . 本文を読む
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黒船の出現以来、猛然と湧き上ってきた勤王・攘夷の勢力と、
巻き返しを図る幕府との抗争は次第に激化してきた。
先進の薩摩、長州に遅れまいと、固陋な土佐藩でクーデターを起し、
藩ぐるみ勤王化して天下へ押し出そうとする武市半平太のやり方に、
限界を感じた坂本竜馬は、さらに大きな飛躍を求めて、
ついに脱藩を決意した。
おもしろいんだ . . . 本文を読む
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200X年、二度の航空機事故が人類を眠れる秘密と接触させた。
「変な生き物ゆうたわね?そやね?」
―秘密を拾った子供たち。
「お前を事故空域に連れて行く。話は現場を見てからだ」
―秘密を探す大人たち。
秘密に関わるすべての人が集ったその場所で、
最後に救われるのは誰か。
“電撃”が切り開く新境地。
第10回電撃小説大賞大賞受賞作家・有川浩待望の第2作。
. . . 本文を読む
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ジャンル分け不能、天才・乙一の傑作短編集。
双子の姉妹なのになぜか姉のヨーコだけが母から虐待され…
「カザリとヨーコ」など。
話題の短編集を2冊にわけて文庫化。
「1」には映画化された5編をセレクト。
漫画家・古屋兎丸氏との対談も収録。
おもしろかった。
おもしろかった。
全部それなりにおもしろかった。 . . . 本文を読む
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とある町で行き倒れそうになっていた謎の青年・夜木。
彼は顔中に包帯を巻き、素顔を決して見せなかったが、
助けてくれた純朴な少女・杏子とだけは心を通わせるようになる。
しかし、そんな夜木を凶暴な事件が襲い、
ついにその呪われた素顔を暴かれる時が…。
表題作ほか、学校のトイレの落書きが引き起こす恐怖を描く「A MASKED BALL」を収録。
ホラー界の大型新人・乙一待望の第二作 . . . 本文を読む
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今ならこの物件、かわいい女の子(14歳・明治生まれ)がついてきます…。
幽霊とサラリーマンの奇妙な同居を描いた表題作ほか、
「木下闇」「殺意のレシピ」「介護の鬼」など全9話を収録した、
ぞくりと切ない傑作短編集。
久しぶりの短編集。
タイトルの『押入れのちよ』が気になってかりた一冊。
全部で9話はいっていて、全体的にみるとブラックユーモア . . . 本文を読む
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人口わずか三百人。
主な産物はカンピョウ、ヘラチョンペ、オロロ豆。
超過疎化にあえぐ日本の秘境・大牛郡牛穴村が、
村の起死回生を賭けて立ち上がった!
ところが手を組んだ相手は倒産寸前のプロダクション、
ユニバーサル広告社。この最弱タッグによる、
やぶれかぶれの村おこし大作戦『牛穴村 新発売キャンペーン』が、
今始まる―――。
第十回小説すばる新人賞受賞、ユーモア小説の傑 . . . 本文を読む
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首なし死体、密室、蘇る死者、見立て殺人…。
京都近郊に建つヨーロッパ中世の古城と見粉うばかりの館・蒼鴉城を
「私」が訪れた時、惨劇はすでに始まっていた。
2人の名探偵の火花散る対決の行方は。
そして迎える壮絶な結末。
島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎、
三氏の圧倒的賛辞を受けた著者のデビュー作。
わたしは怒って . . . 本文を読む
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尾木遼平、46歳、元刑事。
職も家族も失った彼に残されたのは、
3人の居候たちとの奇妙な同居生活だけだった。
家出中の少女が彼の家に転がり込んできたことがきっかけで、
ある殺人事件に巻き込まれてしまい…。
新人離れした筆力で綴り上げた、痛みと再生の物語。
第25回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞W受賞作。
昨年ぶっちぎりで . . . 本文を読む