![]() | コトコノコ |
| Cocco | |
| 幻冬舎 |
最近歌以外の活動も広げつつある アーティストCoccoの体験と想いを綴ったエッセイ集
Coccoは 魚や野菜を料理するのが好きで 肉なんかめったに買わない
なのに 息子に「何が食べたい?」って聞いて 「ハンバーグ♪」なんて答えられたら
その瞬間 何だか泣きたくなるほどうれしくなって 風のように走って肉を買いにいって
そして 野菜やら残り物やら 気持ちの分の余計なものもいっぱい混ぜ込んで ハンバーグを焼いちゃう
たらふく食べて お腹いっぱいになった男の子はきっと 広い外に出て
好きなもの探して いろんなものみつけて また お腹を空かして帰ってくる
そして
冷蔵庫には豆腐とトマトしか入ってなかったりするのに
ひょうひょうとまた 「ハンバーグが食べたい」なぁんて言うんだろう
おんなじだ
男の子って いつでも誰でも同じ
こっちの都合なんてお構いなしに お腹すいたーとやって来て
お腹いっぱいにしてあげると すぐ満足して眠っちゃったり ぱーっとどこかへ行ってしまったり
でもそんな姿を見てると なぜかたまらなく愛しさがこみあげてくる
小さい頃 おばあちゃんは私や弟の顔を見るたびに 「お腹へってないかい?これ食うか?」と聞いてきた
母も 私や子ども達の顔を見ると必ず 「ごはんは食べてきたの?」と聞く
そして私も 学校から帰ってきた息子の顔を見るとまず 「おやつ何食べる?」って聞いてたりする
腹ぺこな相手のお腹を満たすこと
これは太古の昔から 女に備わってる本能みたいなもんだろうと思うことがある
男女平等が唱えられるようになって久しい
女も炊事洗濯ばかりでなく 仕事を持ってどんどん外で働いてるというこの時代に 何を言ってるんだと笑われそうだけど
本来は 女の役割って 愛しき者をお腹いっぱいにしてやることなんじゃないだろか
いつでもどこでも 「ハンバーグ」のひとことで飛んでいくというCocco
私もそうするだろう
他の誰かのハンバーグを食べたくなるまできっと お腹がすいたと言われたら いつでもどこでもひとっ飛びしちゃうんだろうなと思う
人を好きになる
その「好き」の質感って 人によって大きく違う
恋するってこととか つきあうってこととかの認識の あまりの違いにびっくりしたりするんだけど
でも Coccoとはすごくそれが似通ってる気がしてて
だから彼女の言葉が どこか自分と重なって だからきっとホッとするんだと思う
恋とか愛とか 幸せとか生きるとか ちょうどいい塩梅って ホントむずかしい
でもだからこそ楽しいのかもしれなくて
「誰か出会う いつか別れ逝くなら 笑って踊るように生きよ」
コメント (2) |
トラックバック (0) |






















