抜粋
守れるはずもないことを、いくつ約束したのだろう。
逃げ出した故郷、家族に押しつけた身勝手な夢 。
いつだってその残酷さに、気付かぬわけでは決してなかった―。
月光の差し込む観覧車の中で、
愛する人々と束の間の再会を遂げる男を描いた表題作ほか、
繰り返せない時間の哀歓を描く著者最高の傑作短篇集。
これ実は一回借りている。ええ、図 . . . 本文を読む
抜粋
サルだけが知っている愛する人の真実。
彼女はなぜ死んだのか?
目撃者は人と会話をするサル、バースディだけ。
若き研究者が謎を追う長編ミステリー。
山本周五郎賞受賞第一作!
類人猿の言語習得実験を行う霊長類研究センターを舞台に、
そこで働く研究者、
実験をされるボノボを巡って引き起こされる人間ドラマを、
上質のミステリーとして描いた傑作。
. . . 本文を読む
抜粋
実行犯は、ジジババと幼稚園児?
隣接する有料老人ホーム「ひまわり苑」と「ひまわり幼稚園」。
老人とガキどもの不思議な交流、やがて起こるカゲキな「事件」とは?
荻原浩渾身の熱血幼老小説!
おもしろかった!
やっぱり荻原浩はあんまりハズレがない!
なんかひさしぶりにあったかい話を読んだ気がする。
巨額の大金をつぎ込む入居のための頭金。 . . . 本文を読む
抜粋
木はすべてを見ていた・・・。
ある町に、千年の時を生き続ける一本のくすの巨樹があった。
千年という長い時間を生き続ける一本の巨樹の生と、
その脇で繰り返される人間達の生と死のドラマが、
時代を超えて交錯する。
短編連作人間ドラマ。
過去と未来が錯綜し、リンクする。
そのいづれもを、樹はただじっと見ていた。
巨樹の下で繰り広げら . . . 本文を読む
抜粋
17歳、まさかそんなに早く死ぬなんて思ってもいなかった。
甲子園に届かなかった夏、
中学時代のクラスメートに次々事件が降りかかる。
弁当を笑われ、プロレスの技をかけられ、教室でパンツを下ろされる。
クラスじゅうのイジメの標的にされていた小柄な少年、トロ吉。
「俺たち、そんなにひどいことしたかな。あの時は、しょうがなかったんだよ。
自分だけやらないとク . . . 本文を読む
抜粋
驚愕の最終章!渋谷系ミステリーがいま生まれた。
香水の販売戦略で流した都市伝説のはずだったのに……。
ニューヨークから来た殺人鬼が渋谷に出没。
ついに女子高校生が足首を切り落とされた。
まったく無名のブランドから発売される香水「ミリエル」。
キャンペーンの手法としてやり手の女社長が提案したのは口コミだった。
渋谷のファッション・リーダー的な少女を集め、
広告代理店が創作 . . . 本文を読む
抜粋
今ならこの物件、かわいい女の子(14歳・明治生まれ)がついてきます…。
幽霊とサラリーマンの奇妙な同居を描いた表題作ほか、
「木下闇」「殺意のレシピ」「介護の鬼」など全9話を収録した、
ぞくりと切ない傑作短編集。
久しぶりの短編集。
タイトルの『押入れのちよ』が気になってかりた一冊。
全部で9話はいっていて、全体的にみるとブラックユーモア . . . 本文を読む
抜粋
人口わずか三百人。
主な産物はカンピョウ、ヘラチョンペ、オロロ豆。
超過疎化にあえぐ日本の秘境・大牛郡牛穴村が、
村の起死回生を賭けて立ち上がった!
ところが手を組んだ相手は倒産寸前のプロダクション、
ユニバーサル広告社。この最弱タッグによる、
やぶれかぶれの村おこし大作戦『牛穴村 新発売キャンペーン』が、
今始まる―――。
第十回小説すばる新人賞受賞、ユーモア小説の傑 . . . 本文を読む
抜粋
ぼくは今日から、トクベツな子どもになることにした
―何をやっても、みんなと同じに出来ないワタルは、
ある日死んだ父親に関する重大な秘密を発見する。
その瞬間から、少年の孤独なサバイバルゲームは始まった。
「自分」を生きるため、本当に大切なことって何?
人生を語るには、早すぎるなんて言わせない。
『明日の記憶』の著者が描く、今ここにいることの奇跡。
感動青春大作。17歳の . . . 本文を読む
抜粋
レンタル家族派遣業というけったいなビジネスを営む花菱家は、
元は大衆演劇の役者一家。
父・清太郎に振り回される日々に、
ケンカは絶えず借金もかさみ家計は火の車。
やがて住む家すらも失い、
かつてのよしみで旅回りの一座に復帰することになったのだが・・・。
はてさて一家6人の運命やいかに?!
「本の雑誌」が選ぶ2002年上半期ベスト10の3位。著者の最高傑作。
. . . 本文を読む
抜粋
倒産寸前の零細代理店・ユニバーサル広告社に大仕事が舞いこんだ。
ところが、その中身はヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略、
というとんでもない代物。
担当するハメになった、アル中でバツイチのコピーライター杉山のもとには、
さらに別居中の娘まで転がりこんでくる。
社の未来と父親としての意地を賭けて、杉山は走りだすが―。
気持ちよく笑えて泣ける、痛快ユーモア小説。
. . . 本文を読む
抜粋
“根拠なしポジティブ”の現代のフリーターと、
昭和19年の「海の若鷲」にあこがれる軍国青年が時空を超えて入れかわった!
それぞれの境遇に順応しつつも、
ふたりはなんとか元の時代に戻ろうとするが…。
おもしろくてやがて切ない、愛と青春の戦争小説。
相変わらずの荻原浩のノリ。
上手いねぇー。
この年頃の男の子書かせたら . . . 本文を読む
抜粋
生まれてすぐに家族になるわけじゃない。
一緒にいるから、家族になるのだ。
東京から田舎に引っ越した一家が、
座敷わらしとの出会いを機に家族の絆を取り戻してゆく、
ささやかな希望と再生の物語。
朝日新聞好評連載、待望の単行本化!
荻原浩っぽい一冊。
安心して読めるけど、そんなに山も谷もない。
けっこう単調に時間が過ぎていく。
けっこ . . . 本文を読む