認知症一期一会 http://blog.goo.ne.jp/mizukiosamu/

毎朝8時30分
ケイタイのアラームが鳴ると、私はアリセプト5mgを飲み食卓を離れます。


指が硬直して

2007年03月31日 | 5mgの日記
3月は、今日で終わり。なんだか、短かかった気もするし、とてもナガーイ3月だとも思う。なんとも奇妙は月でした。で、書くことがあるかというと、思いだすことがない。今まで書いてきて、題材に迷ってことはありませんでしたからなんで?という感じで、言葉がでない。ことによったら・・・ちょっと病が進んで、いや、アリセプトを呑み忘れて・・・霧がかかった感じ?とも思ってしまうのです。毎日のように書いたブログが13 . . . 本文を読む

書き忘れたこと

2007年03月30日 | クリスティーンさんの本から
書き忘れたことがありました。「続・クリステーンさんの訪問の記録」を書かれた石倉康次氏の言葉です。《クリスティーンはモリスのことを次のように語ってくれた。「全豪会議の発表に際には、モリスに訓練してもらう必要があった。草稿を書き、それを読んでくれ、口頭で発表する仕方についてもアドバイスをくれました。2冊目の本を書いてみて、モリスとの共同作業がいかに大切であったかがわかりました。おそらく、モリスは知識が . . . 本文を読む

領収書の整理

2007年03月29日 | 5mgの日記
熱もなく、声も普通に近い。咳も出ない・・・ということで、どうやら山を越えたようです。でも庭に出て、草を取りたくなるような気持ち・・・まではにはなれませんでした。その代わりに、手術に関係する資料や、領収書などを整理しました。領収書は申告に必要で整理しておかないと、こんがらがってしまい、パニックになることがあります。今回は、手術専用の箱に入れていますので、簡単に整理できる・・・と高をくくっていたの . . . 本文を読む

何度読んでも新鮮

2007年03月28日 | クリスティーンさんの本から
《診断から死に至るまで、あなたとともに歩みながら、 尊厳を持って痴呆を生き抜くという 新しいパラダイムを探していきたい。 このサバイバルの旅は、 内なる魂にかけられた覆いを取り払う旅であり、 手放すことによって内なる安らぎを見いだす旅である。 仏教にこんな言葉がある。 「賢者は手放すことができる。 手放すことは、無限の喜びを得ることにはかならない」(中略) あなたの理解と支援があれば、 あなた . . . 本文を読む

レントゲン写真を撮って

2007年03月27日 | 5mgの日記
昨夜、何回もおきて、寝苦しい夜でしたので、かかりつけ医に行ってきました。私の風邪が長引くのは・・・昨年も同時期・・・だったと気がついたからです。その元は・・・それ以前にあります。あわや肺炎・・・と状態だったことがあるからです。その為に、風邪を引かないように・・・注意することが、私の健康最策でした。それが・・手術で・・・それどころではない・・・という感じで忘れていました。レントゲン写真を撮ってい . . . 本文を読む

手術後の報告

2007年03月27日 | 5mgの日記
3月26日は、「ソケイヘルニア」の手術後の状態を報告する日です。風邪を引いていますので、朝、どうしよう・・・どうしよう・・・と、迷っていましたが、「出かけてしまえば何とかなるさ」と、いう笙子さんの励ましに、「そうしよう」ということで、診察していただきました。先生は・・・私と笙子さんの顔を見ながら質問します。私は・・・自分のことですから・・・先に話します。その言葉が途切れると、笙子さんの顔を見ま . . . 本文を読む

風邪を引く

2007年03月24日 | 5mgの日記
今日は・・・起きるなり・・・鼻水で、マスクをしています。メガネが曇って、文章が書きにくいです。ということで、とりあえずのことだけを書きます。かかりつけ医に行ったのが、3日前、そして、ゴミを出しに行ったのが昨日。いずれも冷たい風にあたっています。家の中の温度と外の温度では、当然温度さがあります。その温度差を受け止める体力がない・・・・ということです。寒がりの熱がり・・・というやっかいな私。体力が落ち . . . 本文を読む

かかりつけ医への報告

2007年03月23日 | 5mgの日記
昨日、かかりつけ医にいきました。「ソケイヘルニア」の手術の報告と月一回の診察。私が相談した時、以前紹介した方が、簡単で、4日目に退院しましたよ・・・ということで、私も紹介状を書いていただいています。だから・・・報告するのが当たり前。かかりつけ医は、内科。現実に手術を見ていることはありません。私は、「手術説明書」をいただいていますので、それをコピーして先生に渡し、私の状態が・・・長期間たっている . . . 本文を読む

薬と本

2007年03月22日 | クリスティーンさんの本から
《処方薬と補助薬は、霧を晴らすのに欠かせない。 薬があるおかげで、私は話したり、 しっかりと目覚めた状態を維持したり、 自分のまわりで起きていることに注意を払ったりできる。 薬がなくなると、私は無気力になり、 日常生活もままならない。 話したり、考えたりもできず、 ましてやほかのことなどもっとできなくなる。》とクリスティーンさんは書いておられます。『私は私になっていく』(クリエイツかもがわ)P . . . 本文を読む

お彼岸のお中日

2007年03月21日 | 5mgの日記
今日は彼岸のお中日。息子夫婦が二組、お参りに来ました。仏壇、そして、お墓。仏壇には、昨日、お花を差し替えました。そして今朝、何時ものように、「正信偈」と「白骨のお文」を上げました。ちょっとズルをしたのが、お墓の掃除。いつもなら、彼岸の入り前に、お墓の掃除にいきますが、手術したばっかり・・・ということで、皆そろう今日に延ばしていました。ということで、草むしり、石塔洗い・・・と、やることが沢山あり . . . 本文を読む

サバイバーとして新たに生きる

2007年03月20日 | クリスティーンさんの本から
《仏教では、態度を選ぶことの大切さについて こう理解している。 「物ごとを違った角度で見なさい。 世界は広くて大きい。 あなたにかかわるもろもろの関係、 すべてのことへの対処の仕方を、 違った見方に変えなさい。 そうすればきっとすべてのことは楽になるだろう」》とクリスティーンさんは書いておられます。『私は私になっていく』(クリエイツかもがわ)P226クリスチャンである、クリスティーンさんが、仏 . . . 本文を読む

「お薬手帳」が増えた

2007年03月19日 | 5mgの日記
先の「ソケイヘルニヤ」の手術をした夜、尿が出なくなって管で採っていただいたことは、3月11日に書きました。その時、「前立腺の肥大」を指摘され、今日まで薬を呑んでいました。その結果の報告行ってきました。尿の検査で、良くなりましたね・・・とのこと。その言葉の後は、状態で言えば・・通常の半分の働きで、薬は止めてもいいが、又、呑んでもいいという状態だとのこと。先生は、笙子さんの顔を見つめます。「続けてくだ . . . 本文を読む

あなたもダンスのメンバーに

2007年03月18日 | クリスティーンさんの本から
《状況は数ヶ月ごとに変化していく。 それは私たちの生活の仕方の変化で、 ほんの小さなことだけれども、 はっきりと違いがわかることだ。 私たちは痴呆とのダンスを踊りながら、 この変化に対応していく。 私が悪化していき、こうしてほしいという 要求を伝えるそばで、 常に新たな痴呆のダンスの曲が流れ続けている。(中略) 痴呆症は多くの点で、本人とその家族が スティグマのために孤立してしまうという社会の . . . 本文を読む

朝に紅顔ありて

2007年03月17日 | クリスティーンさんの本から
《私たちにわかったことは、 「自分が何を言うか、何をするかが私ではなく、 私はただ私である」ということだ。 自分が誰かは魂が決めることだ。 認知と感情は人生で変化するが、 私たちの本質である魂の神の手の内にある》とクリスティーンさんは書いておられます。『私は私になっていく』(クリエイツかもがわ)P220この文章は、簡単なようでむつかしい。私たち日本人には理解しにくい。神というキリスト教の上に成 . . . 本文を読む

薬のシールが30枚目

2007年03月16日 | 5mgの日記
アリセプト3mgを調剤された日は平成5年4月5日。その後、5mgになりました。お薬手帳に貼り付けたシールの数が今日張りつけて、30枚になりました。「毎朝8時30分ケイタイのアラームが鳴ると、 私はアリセプト5mgを飲み食卓を離れます」と、私のブログに書いてあります。「認知症一期一会」は、そのアラームを忠実に守ることで、30回目の薬をいただくことが出来ました。変ったことはありませんか・・・との先 . . . 本文を読む