認知症一期一会 http://blog.goo.ne.jp/mizukiosamu/

毎朝8時30分
ケイタイのアラームが鳴ると、私はアリセプト5mgを飲み食卓を離れます。


薬と本

2007年03月22日 | クリスティーンさんの本から

《処方薬と補助薬は、霧を晴らすのに欠かせない。
 薬があるおかげで、私は話したり、
 しっかりと目覚めた状態を維持したり、
 自分のまわりで起きていることに注意を払ったりできる。
 薬がなくなると、私は無気力になり、
 日常生活もままならない。
 話したり、考えたりもできず、
 ましてやほかのことなどもっとできなくなる。》
とクリスティーンさんは書いておられます。
『私は私になっていく』(クリエイツかもがわ)P230



私、水木も薬のおかげで
こうして書くことが出来ています。

先日の「ソケイヘルニア」の手術の時、
私の病歴とか、服用している薬とかを報告しました。

先生は・・・私の顔を見、笙子さんの顔を見、
私が「アリセプト5mg」を毎朝呑んでいるということに、
びっくりされました。

私は・・・こういう場合、
前もって、回答書を用意しています。

そうしないと・・・
言いたいことの半分も話すことができません。

「だから・・・こうして、メモを持ってきました」と、
先生にお見せすれば・・・一目両全。

クリスティーンさんの本を読めば読むほどに、
私は、私の状態がどんなものか・・・と、
観察することができる・・・ような気持ちになるのです。

だから・・・この本を離せない。

「クスリ+本」のセットで、
私はこうして生かされている・・・と、
思っています。

間違いない・・・と、私は何度でもいいたい。


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2 コメント

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最強! (miki)
2007-03-22 12:15:31
クスリとクリス(ティーン)・・・
まさに最強コンビ。

同じ病の多くの方が
勇気をもって
その人らしい生き方を
見つけられますように!
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体温調整ができない (水木)
2007-03-23 11:43:46
Miki様へ

おかげさまで、立ち直りつつあります。

体温の調節が出来ないようで、
少し動くと熱くなり1枚ぬがないといけません。
しばらく・・そんな姿でいると、
突然くしゃみをします。

丁度いい加減・・・という、
コントロールができないのです。

着替える・・・という調整も忘れるのです。
とにかく、ハクションしないと気がつかないのです。

そんな私ですが、
少しずつ、文章を打ち込む・・・指の動きが戻ってきています。
何よりです。
みなさんの応援のおかげです。
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