「認知症の人と家族の会」は、京都、二条城の裏手にあります。タクシーで玄関横付け。２階の上がれば、会の事務所でした。そして・・・会談。目的は私の書いているブログが、この会にとってお役に立つものなのかを見られる会員様の立場からどう思われているのだろう・・・ということを教えて頂きかったのです。私が、ブログを送信し始めたのは、平成17年11月3日からです。「この病」と診断されたのはその年の3月です。夢 . . . 本文を読む
朝は・・・普通に目が開いたので・・・結構、頑張れたんだ・・・と、思っていました京都。ところが、昼からは・・・やたらと眠い。京都で撮った写真の整理をしていましたが、いかんせん・・・集中力が切れて、やり直しが多い。こういう時は、休むに限ります。高齢になればなるほど、疲れが・・・・後を引きます。ということで、今日は、書きたい言葉が浮かん。写真の処理をしました・・・という報告のみ。こういう時は・・・文 . . . 本文を読む
昨日は京都駅前の宿に泊まりました。今日は・・・「東寺」を拝観して帰りました。修学旅行のシーズンで、バスが沢山止まっていました。そのバスから・・・学生さんが降りてきます。五重の塔の案内は、外回りだけですが、伽藍には、生徒全員が入っていくわけ。外から見ていると、蟻が柱の周りから、這い出てくるような感じ。制服を着た学生さんが、一人がやっと通れるほどの出入り口から出てくる様子は・・・すざましいエネルギ . . . 本文を読む
今朝は早く目が覚めました。理由は、簡単。京都にある「認知症の人と家族の会」の本部をお尋ねする約束の日でいつもより・・・早く目が覚めたということ。まるで、小学生の遠足のような気分です。話は変わりますがここ２年間・・・私が蟄居をしている間に、「この病」に関する変化がおきています。もちろん・・・良い方にです。関心が高まったのです。昨日、次の記事を送って下さった方があります。
認知症フォーラム あき . . . 本文を読む
今日の笙子さんは、午前中は趣味の水墨教室。午後は足のリハビリ・・・ということで多忙と言っていい。私はパソコンを打っているだけ。昨日のメガネショックは・・・夜中まで尾を引いて、何回もトイレへ。常には・・・ほとんど朝まで一眠りです。やっぱりショックは後に引きます。私は今まで、ブログ用の文章ではなく、別の用に使う文章を書いていました。自分の状態、私の気持ち・・・という感じの文章ですが、ブログとは違う . . . 本文を読む
今日は、泌尿器科に定期診察。なんだか・・・気持ちが揺らいでいます。カバンに入れる物を何度も出したり、入れたりしていました。ちょっと神経過敏の状態。そんな状態で、玄関に出ました。と、なんだか見にくいのです。目に手をあてるとと、メガネをかけていません。２階の定位置を探しましたが、メガネの入れ物だけがあるだけで、見当たりません。こうなると・・・気が動転します。大きな呼吸を何回もして気持ちを落着かせる . . . 本文を読む
笙子さんが、靴の中が滑って歩きにくい・・・ということで、足首のところに、皮バンドをつけてもらってきました。履くときに「パチン」脱ぐ時にも「パチン」足をするり・・・と入れれば、履けた靴が・・・足が変形たようです。足が靴の中にしっかり納まらない・・・とのことです。その修繕した靴を履いて見せ、「どう・・・」という。往年の女学生が履いたような、足首にバンドがつけてあります。「青い山脈」の靴のようでしょ . . . 本文を読む
今日は市議会議員選挙の投票日。10時ころ・・・笙子さんと行きました。選挙戦最終日の昨日、私は、選挙事務所に半日ほどいて・・・といっても、にぎやかしの為。選挙事務所を訪れる方は、日々違っています。ということで、選挙事務所に行けば・・・「元気だったのか・・・」という言葉をいただきます。でも、「この病」のことをわざわざ宣伝したくありません。その為の「蟄居」ですから・・・「ああ・・・元気だよ・・・」と . . . 本文を読む
以前、何かのページで、読経のことを書いています。その時、「今昔物語」に、ある僧が亡くなっても、読経は続けられた・・・という話が、あったような・・・無かったような・・・ということで、どなたか、教えてください・・・というお願いを発信したような・・・しなかったような。私は・・・そのことをブログに送信すれば・・・送った文章は、忘れることが多い。後で・・・探そうということも、難しい。私は「今昔物語」の、 . . . 本文を読む
ほんのちょっとした庭でも、今の季節では、すぐに草が生える。一雨で、２～３日経てば、気になる大きさ。「この病」以前は・・・ぶつぶつ言いながらとったものですが、今は、私の思いが変わって・・・そのことが愛しいようになってきました。芽吹くものが・・・花であれば・・・「アッ・・・芽が出た・・・」とか、「咲いた・・・」とか言って、ニコニコします。笙子さんは、花を咲かせることが大好きです。花の好きな人に悪人 . . . 本文を読む
平成17年8月に購入した本で、「禅と脳」という本があります。
発行所は・・・大和書房です。17年といえば、私が「この病」と診断された年です。脳・・・という言葉が表題になっている本は・・・まずは、立ち読みしてい。パラパラ・・・ページをめくり、読めそうな本は買います。立ち読みで・・・理解できる・・・という状態ではありませんでしたからです。そうした中の一冊。脳科学者の有田秀穂氏と芥川賞作家であり禅 . . . 本文を読む
お隣さんが・・・・「これ・・・貰って」・・・と言って、持ってきたのが筍。親戚が、朝取りをして、持ってきたとのことで、そのうちの何本かを新聞にくるんで、おすそ分け。おすそわけ・・・といえば、いつだったか、１年生の孫が・・・何かの時に・・・「これ・・おすそわけ？」と、笙子さにいいました。あまり使わなくなった言葉ですから、とても嬉しくて・・・ということで、覚えています。その筍も、まさにおすそ分け。昔 . . . 本文を読む
私は、遠近両用のメガネを掛けています。でも・・・室内では・・・はずしています。新聞を読むときには・・・近視用。このブログを書く時も同じ。庭の草むしりなどの時は・・・メガネは使いません。しかし、ハサミを使うことはメガネが必要です。不思議なことがあります。それは・・・外出する時には・・・別のメガネ（遠近両用）をして出かけること。外出用のメガネが、高価だから・・・と言う様なような理由ではありません。 . . . 本文を読む
選挙の季節です。日曜日が告示の市議会議員選挙は、定数減の上に、新人が多数立候補し、予想がつきません。同じ自治会に住む方が出馬しましたので、8時半からの神事、続いて、出陣式に出席しました。会場一杯で幸先がいい。私は・・・この病になってから、「蟄居」をいう古臭い言葉を使って、人に会わないようにしてきましたで、顔見知りの方が・・・「生きていたのか・・・」と冗談まがいにいい、肩を叩いてくれました。約２ . . . 本文を読む
《痴呆がさらに重度になると、 歩行、さらには坐ることも難しくなって寝たきりになる人もいる。 言葉が失われ、（略）意味が通らない言葉になる。》と小澤勲先生は書いておられます。岩波新書847「痴呆を生きるということ」Ｐ22‐23
末期という状態を、私に想定させることは、酷というものです。どの段階で、末期になるのか・・・は、人により異なります。お一人お一人が、皆、同じ状態で進行していく・・・とは、 . . . 本文を読む