《痴呆症と診断されたら、すぐ治療と支援を始めなければならない。なんの治療もなされていない人が多いのは、どうしたことだろう?少しずつ衰えて死に至るという「痴呆症のシナリオ」を告げられるだけで、一片の希望も与えられないことが多いのである。しかし痴呆症と診断されても希望はある。前向きに生きることはできるのだ。》とクリスティーンさんは書いておられます。『私は私になっていく』(クリエイツかもがわ)P16 . . . 本文を読む
母の詩集 童話社
にんじんクラブ あやちゃん 様の推薦です
池下和彦さんの私家版の詩集が出版されました小澤勲先生が前に、おしらせくださったものです。童話社から出ています。値段は1200円です。是非皆様に読んで頂けましたら・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「もの忘れネットカフェ」からの転写です。 . . . 本文を読む
2006年10月30日号の中日新聞の21面に、「 認知症・・・差別やめて」という見出しで「国内初の『本人会議』でアピール」との記事ありました。案内文を転写します。《認知症の人たちが自分たちの思いを社会へ発信しようと、国内初の「本人会議」をこのほど京都で開いた。全国から7人が参加し、早期発見や新薬開発、適切なケアに期待を寄せるとよもに、「認知症の人の心を聴いて、当たり前に暮せるサービスを」とアピ . . . 本文を読む
認知症を正しく理解するためにマイライフ社
「 認知症を正しく理解するために」
この本は、平成17年10月21日に名古屋で行われた「アルツハイマー病タウンミーティング」の会場で買った本です。作者は「長谷川式認知症スケール」を開発された長谷川和夫先生です。入門書です。私は、時系列で、買い求めた本を紹介しているつもりですが・・・本を置く場所があちこち . . . 本文を読む
《最初の診察以降、私はずっと定期的に診察を受けているが、その予想もしなかった成り行きには驚くばかりだ。これは私を診てくれる主治医である神経科医の態度によるところが大きいと思う。この医者は私を、脳の損傷に対して独自の反応をしめしている一人の人間として見てくれるのだ。また、地域の開業医が慎重なしっかりした医師で、私をすぐにその神経科医のもとへ送ってくれたことも大きい。幸い、今は近くにとてもいいかかりつ . . . 本文を読む
いつも物置の雨樋が壊れましたので、自分で修理しました。治したりするのが好きなのです。壊れたのは私の背の高さから下の部分・・・30年近くたっていますから不具合があっても当り前でしょうね。ということで、2キロ先にあるホームセンターに行き樋とツナギ、それに留め金を買いました。いずれもメモに書いてあります。自宅に戻り・・・買ったものを並べて見ますと・・・つなぎの部品が違っていました。メモには「つなぎA . . . 本文を読む
《医師は痴呆症の初期の兆候に注意し、常に最新の治療方法に通じている必要がある。患者を慎重に診て、専門医を紹介することが必要だ。専門医であれば、より確かな診断が下せるまで、3ヶ月から6ヶ月おきに検査を受けることになっている。診断後は6ヶ月から1年おきに定期検査をすべきだ。》とクリスティーンさんは書いておられます。『私は私になっていく』(クリエイツかもがわ)P165私たちは自分で「この病」と思うこ . . . 本文を読む
今日は真っ青な空で風もありません。コタツ布団を日に干しました。いよいよ・・・秋が深まり・・・一枚余計に着なければなりません。寒がりの私は・・・早め早めに用意しなければいけません。風邪を引かないようにしなければなりません。笙子さんはあつがりですから・・・・そんなに気にしてはいません。この差が・・・時に喧嘩の種になります。風呂の温度もそうです。2度は低くていいのです。寒がりの私、暑がりの笙子さん・ . . . 本文を読む
《脳は非常に個人差のある器官で、脳の損傷に対する反応の仕方は人によって異なるということを、積極的に認めるべきだ。すべての痴呆症がアルツハイマー病ではないし、アルツハイマーがすべての患者に同じように影響するわけではない。治療や管理方法は、病気によって違ってくるので、これは重要な点である。》とクリスティーンさんは書いておられます。『私は私になっていく』(クリエイツかもがわ)P164私自身は・・・普 . . . 本文を読む
JRのキップに「休日乗り放題きっぷ」というもがあります。フリー区間は「東海道線の豊橋駅から身延線の終着駅甲府まで」一度、使ってみたかったので、昨日、行ってきました。日帰りキップですから・・・当然、夜には家に戻りますのでブログにそのことを書こうと思いながら出かけたのです。計画では、終点の甲府ではなく身延で降り・・・散策して帰る・・・という簡単な行程。ところが・・・東海道線から身延線に乗り換える時 . . . 本文を読む
《私たちを助ける第一歩は、私たちが正しい診断を受けられるようにすること、定期的に検査を受けられるようにすることだ。痴呆症にはおそそ70の原因がある。(中略)脳は非常に個人差のある器官で、脳の損傷に対する反応の仕方は人によって異なるということを、積極的に認めるべきだ。すべて痴呆症がアルツハイマー病ではないし、アルツハイマー病がすべての患者に同じように影響するわけではない。治療や管理方法は、病気に . . . 本文を読む
私と同年代の方が亡くなり、今日の午前中にお葬式がありました。現役でしたから・・・亡くなったという知らせにはビックリしました。「悪かったのか」と回りの方に聞きましたら・・・肝硬変だとのことです。がんばりすぎということでしょうか。私のように「世捨て人」のように生きている者が死なずに、現役の人が先に・・・成仏したのです。後ろに居た友達が・・・私の背中をさすりながら・・・「お前は大丈夫だよなー」と小声 . . . 本文を読む
三宅先生の「認知症なんでもサイト」に次の記事が紹介されていました。引用させていただきます。《「認知症を生きる思い語る 京都で全国初「本人会議」」(10月17日/京都新聞)認知症の人同士が話し合い、自分たちの思いを社会へ訴える全国初の試み「認知症の人本人会議」が17日、京都市中京区京都市中京区のホテルで2日間の日程を終え参加者3人が記者会見した。認知症の中田新吾さん(43)が代表し、「わたしは、 . . . 本文を読む
《もっとも重要な要因は、私たちの根底をつらぬく精神性である。それは単にどの宗教を信仰しているかではなく、私たちに生きる意味を与えているもののことだ。それは庭かもしれない。芸術かもしれない。あるいはペットかもしれない。あるいはまた自分の宗教で慣れ親しんだ行事かもしれない。私たちが自分の存在の中心へ、魂へとより深く旅していく時、私たちに生きる意味を与えてくれるものと再びつながるように、あなたが助けてく . . . 本文を読む
2006年10月16日の中日新聞で「記憶を失っていく妻・・・」という見出しで、映画「そうかもしれない」のことが大きく取り上げられていました。紹介文の冒頭には次のように書かれています。《「どんなご縁でこんなことをあなたに・・・」。認知症の妻が失禁の始末をする夫につぶやく。記憶を失っていく妻を静かに受け止める作家耕治人(こう・はると)の三部作を保坂延彦監督が映画化した「そうかもしれない」が封切られ . . . 本文を読む