ごはんですよ
何度も書くような気がしますが、思ったことを話す・・・ということがとても難しいのです。最初の言葉が口からでないということです。「あれ、あれ」という言葉は出ても、「あれ」という言葉では、例えば、テーブルに置かれたミカンを指差すことができれば、意味が通じ、言葉としての機能を果たしてくれますが、具体的なものではない場合では、「あれ」という言葉では、その「あれ」を推測することができません . . . 本文を読む
お願いしますと、
今年に入ってから、メモに書くことが少なくなっています。理由は、メモに書く・・・という瞬間の作業が、難しいと思ってしまうからです。難しい・・・と思ってしまうことで、自然にメモする気持ちが萎え、手というか、指先というか、いや両方と言った方で分かりやすいかも、つまり、書くことにびびるようになっていきます。自分の意思で「メモ」すべき言葉を探し出し、その幾つを重ねることで「メモ」にな . . . 本文を読む
私は誰だ?
アレだと思って手に取って見ると、思ったものではなかったということはよくあることです。私が思い込んだある物が、その思ったこと事態が最初から間違っていて、苦労して送っていただいた物が無駄になってしまう・・・というようなことは、毎度という言葉が似合います。体と思いとが、一体となってそのことを完成さるということが難しくなっていきます。その過程は、徐々に忍び寄る伊賀の忍びのように、忍んでい . . . 本文を読む
緊張感から
緊張感からでしょうか、昨夜から今日の昼まで、下痢気味で、お漏らしをしたような感じの私でした。そのことを書くことには、ちょっと途惑いましたが、笙子さんも変だといいます。下痢ぎみということが、同時に起きるとことは、ことによったら、お店で食べたものが原因かまもとも思いました。しばらく考えて、そんなはずはないだろうと、自分に言い聞かせ、一食抜きました。さらに、正露丸を飲んで、これでいいだ . . . 本文を読む
桜よ桜
「さくら」の開花が早いというテレビの報道がありました。私が「さくら」にこだわるというか、執着するよいうか、「さくら」のことが気になったことは、私のブログ「認知症一期一会」の案内文として、次の文を書いてからです。「私は平成17月3月29日 認知症と診断されてひどく戸惑いました。 人に聞き、本を読み、・・・そして 自分なりの結論を出しました。 花の下で好きな読書と 花の旅を楽しもう・・と」こ . . . 本文を読む
庭木が枯れて
庭木が枯れることは、気持ちとしてはいい感じではありません。木の種類は槙。農家の家に良く使われている木です。30年、その木は頑張ってくれましたので、「よくぞ」という思いでその木を切り、3月になるのを待って昨日、又も、槙の植木をしました。防火効果がある・・・という言われて、古来、使われている木です。そして今日、びっくりするこがありました。川向こうの町で・・・といっても、500メート . . . 本文を読む
「薬1粒」で
今日は朝から雨で、半日寝ていようかと思ってみましたが、「まてよ、そういうズルをすると、 明日も思ってしまいそう」という気持ちにが勝って、通常の時間、7時に起とました。その時間に起きる・・・と決めている理由は、ブログの最初に「毎朝8時30分、ケイタイのアラームが鳴ると、私はアリセプト5mgを飲み食卓を離れます。」と書いているからです。薬を飲んだような、飲まなかったような・・・というこ . . . 本文を読む
彼岸花
お彼岸ということで、家族全員でお墓参りを済ませてきました。その帰り、何時ものことですが、会食をしてから、解散。と言っても、初めから2台の車で出かけていますので、解散したからと言っても、2台の自動車が、右と左に分かれたということです。その帰りの自動車の中で、「彼岸花が咲いてない」と私がいいました。誰も返事をしません。そして、家に着いてからしばらくして、春咲くのが彼岸花?秋咲くのが彼岸花?と . . . 本文を読む
乱れ
本を読みます・・・と私は書いていますが、その本の種類は色々です。気が向いたとき、「あ、これで」という感じで本を読みます。しかし、机にその本を置き、キチンとした姿勢で読む書籍は「認知症」の部類の本です。その他の本は、フトンに入ってから読みます。棲み分けをしているわけではありませんが、自然をそういうスタイルになりました。「認知症」関係の本は、難しいからだとも言えます。気持ちを整えて「しっかり読 . . . 本文を読む
医学的には?
「この病」と、診断されてまる3年になります。3年・・・ということは、小学校で言えば、1年生であった私が、4年生になっていくスタートということです。このたとえは、褒めたものではありませんが、3年間という時間では、意味は同じではと思います。アリセプトを服用することで、その3年間をこうして「ブログ」を発信することでき、心のざわめきはあっても、自分は、なんとか大丈夫だと自分に言い聞かせ . . . 本文を読む
4年目に
2月分のブログを、コメント付きで印刷し、ファイルに綴じています。一冊の本になっていますので、その一ヶ月分を整理することは簡単ではありません。A4の紙を横にして印刷します。一日に使う枚数は、3枚から7枚。私がプリントアウトする意味は、笙子さんに読んでもらうこと、そして、私自身も読むからです。笙子さんが、読むことにこだわる理由は二つあります。老いた目には、私も同じですが、ブログ画面を読 . . . 本文を読む
送信することに意義がある
ブログのページを印刷して、笙子さんに見せる・・・ということをしていましたが、病院がよいで時間が取れませんでしたので溜まってしまいました。ブログには「コメント」を頂いていますので、印刷するのは一週間ほどおいてからです。タンスの移動とかで、気持ちが静まったはいませんので、とにかく片付けることということで、印刷できなかったブログ。そして、そのことすらわすれていた私です。2 . . . 本文を読む
帽子を忘れて
昨日は、家族の会愛知県支部主催の講演会に、笙子さんと参加さて頂きました。「認知症とらの巻講演会 若年期認知症」というタイトルです。私自身は若年期ではありませんが、60台後半に宣告されていますので、若年期の方とダブっていることがあります。「働き盛りを襲う」という言葉に誘われて行ってきました。講師が、松本一生先生と沖田裕子先生で、かねてから応援していただいている私ですから、何をおい . . . 本文を読む
桜 咲く
今日は、ことのほか穏やかな日で、春の匂いを感じました。季節がそっと横に動くと、私の体もそれに習ってそっと動きます。道を歩けば、何時もとは違う私の影があり、歩くたびに、私が一足一足歩いている影。だから・・・言ったでしょ。という言葉が浮かんできましたが、必要もない言葉が自然に浮かんでくる私は、その言葉と戯れながら歩いているのです。春は桜の季節ですから、気持ち的には落ち込んでいませんので、明 . . . 本文を読む
今ココニ
昨日と今日とは大違いで、ざあざあと音が聞ける雨です。昨日の「春」という感じから、一転叩きつけるよう雨なのです。笙子さんは「骨やすめだわ」と言って起きてきません。大粒な雨の音を聴きながら、「この雨で、いろいろなことが洗われる」と思いました。3年目の認知症、その3年目は自動車をやめることで、私は、新しい世界に入っていくのだと思います。今日からは、歩く人になった私、その最初の日は大雨。な . . . 本文を読む