日々思うこと

日々の暮らしの中で、心に留めた様々な思いを、書き込みます。

水墨画講座の最終回

2008-03-12 22:33:32 | Weblog
平成19年度の福祉センターの講座が今月で終わる。

水墨画は本日で 終了になる。

一年間月2回 年間20回の講座の中で リハビリを超え、
立派な作品が仕上がるまでになっている。

先生曰く、何年やったではなく 何時間書いたか?につきる・・・と。

一人ひとりの性格を飲み込みながら、丁寧に指導してくれていた。

先生の魔法の手?にかかると びっくりするくらいに生まれ変わってしまう。

聞くところによると、先生は、自分の両親とご主人の両親のお世話もされ

忙しい中で、水墨画に出会ったそうです。

ほとんど自由が利かない生活の中で 水墨画だけは、休みながらも続けられたそうです。

好きなものに出会えてよかった。それがあったから、くじけなかったかも・・・

と。いつも無口で 静かな先生が 今日は色々話して下さった。


私にもお世話になったからと 絵手紙の壁掛けを プレゼントして下さった。

私も、手話通訳者としての立場でなかったら、先生からいろいろ教えていただきたかった。

思えば思われる…ということでしょうか。

一年間 障害者の方たちと 触れ合い 冗談話もできるようになり

その日は、家族に会いに行くような錯覚さえ覚えるほど 楽しくなっていた講座の
仲間たちとも 今日でお別れです。

後ろ髪をひかれる思いで 自宅に戻りました。

楽しい一年間をありがとうございました。又、何かの時には 思い出して
私を使ってくださいね。


天職

2008-03-11 22:18:40 | Weblog
昨日は 二男につきあって 羽田にある某ゲーム会社の仕事場へ行った。
12時約束だったので 3時頃には終わるだろうと思った。

時間つぶしのつもりで 羽田空港へ行き 昼食を取り 来た通りの高速道路を
走って元に戻るつもりだった。

しかし、羽田空港は 到着口と出発口の道路は一方通行になっていて
逆方向に走ってしまった。仕方なく 大黒埠頭まで行き Uターンして
羽田に帰った。

たいていのところは 間違えない夫だから このときばかりは かなり焦ったと思う。何とか元に戻れてホットしたものの 二男から何の連絡もなく 午後6時になってしまった。

携帯に 「まだかかるから・・・ごめんね。」と入ってきた。
夕食を取り 待つこと5時間。 録音が終わってドラムセットを台車に載せて
出口にあらわれたのは、午後11時半。

プロディユーサー、や サウンド制作の担当者の方々に丁寧に挨拶されて
恐縮した。

本当は、二男の仕事場に両親が、それもこんな年の二人が顔を出したら、
二男の顔をつぶすから 私はどこかで待っているつもりだった。

夜まで暇をつぶすこともできず 仕方なく車の中で待っていたのだった。

それから夜の首都高を走り、宇都宮へ戻ったのは 午前一時を回っていた。

お陰さまで素晴らしい東京の夜景を見たり 二男が いろいろなところで
音楽を通して お世話になっている人たちがいて 誠実に仕事をしている様子も見ることが出来た。

いつも仕事で出かけると、夜中になることが多く 少しは遊んでくるのだろう?
なんて 軽く考えていたが そんなに甘くはないことがわかり 急にいじらしくなってしまった。

今まで一度も 大変だ!と根をあげたことがなかったから。

「偉いね~。頑張っているんだね。」と声をかけると「好きなことをやらせてもらっているからね。頑張ってなんかないよ。」と言った。

パーキングでそばを食べながら、「ミュージシャンは皆 こんなもんだよ。
お金のことを考え出したら、とてもばからしくなって やめてしまうんだよ。
馬鹿だからできるのかも知れないね。何と比べても、やっぱりドラムがすきなんだよ。」と。

夫の運転で安心しているのか 助手席で 居眠りをしている。もし今5歳の子供だったら、頭を両腕で抱えて 頬ずりしているだろう。

こんなにも大好きな仕事に出会い 多くの人に可愛がっていただき
本人も、何とかそれに答えようと 背いっぱいの頑張りをしている。

誠実に音楽と向き合い 自分を信じて進む。せいぜい足でまといにならないように
気をつけよう。

男が選んだ仕事だから、燃え尽きるまで終われない。


ゲームソフトの仕事

2008-03-09 00:16:24 | Weblog
二男拓也が“某ゲーム会社”から ドラムの仕事の依頼があり ゲームソフトに
入れる音楽を 録音するために 東京に行くことになった。

以前も一度お世話になったが、今回はドラムの皮を全部取り換えて新しい音を・・・との要望があった。

普段使っているスネアー(小太鼓?)は かなり消耗するので 取り換えもまめだが、おおきいバスドラムや、タムは、あまり取り換えたことがない。

久しぶりに 枠を外すと、ほこりだか 煙草のやにだか分からない汚れが たくさん付いていて そのままとりつけるわけにもいかなくなった。

本人は、スタジオやら、スクールの仕事で 目一杯忙しく、結局 きれい好きの
夫が見カネテ ドラムの掃除?をすることになった。

あらー!こんなに奇麗になっちゃって!?

新品に生まれ変わってしまった。

しかし、17年も前に 吹奏楽で使うために買ったドラムなので、
ジャズや、ロックで使うには 少々 それなりの技術がいるようだ。

シンバルも新しいものは、奇麗な音が出るそうで 買い替えるには1枚3万円位
するらしく、ハイハットを含めると 6~7枚必要らしく
なかなか大変らしい。

たくさん仕事をさせて頂いて、買い替えができるように頑張って!

しかし、ドラムセット一式を管理するのも、運ぶのも大変な手間がかかり
好きでなくては やっぱり出来ないな~

企業秘密で、どんな音源なのかは 私たちにはわからないが、そのうち
ソフトになって 発売されるだろう・・楽しみだ。


県庁見学

2008-03-07 23:01:12 | Weblog
今日は 栃木県聴覚障がい者協会の老人部主催で 今年4月にオープンした、

栃木県庁舎の見学会だった。

久しぶりに一日の通訳依頼があり 朝10:00~午後3:30まで
手話通訳で参加した。

さすがに新しい庁舎は 自然エネルギーを利用したり 再生水の利用 災害時の
危機管理など まるで映画の中にある情景がそこにあり、感動した。

又、4代目であった旧庁舎は 多くの有名な建物を設計した 佐藤功一氏の
展示記念館もあり、ヨーロッパが好きで留学していたという氏のこだわりが
そこここに表現されていた。柱一本、テーブルの脚一本にも、おしゃれな彫刻を施してあり、なぜ昭和館として 保存されたかがわかる気がした。

そんなことも案内をして下さった担当者は、その佐藤功一氏の記念館を
設計した方だった。

建物の外に出ると 外壁の壁の模様も 室内のテーブルや 玄関だったところの柱と同じ彫刻がしてあることを 教えていただき ますます感動してしまった。

一日たっぷりかかって 終了したが、まだまだゆっくりして居たい気がした。

隅々まで心配りが行き届き、知事さんの心が表れているようだった。

ガイドさんも初めての聾唖者を案内したらしく 皆さんの感動している姿に
感激し、終わりのあいさつには涙を出してしまった。ありがとう!

ちなみに,今日はひと組22人で 3組 総勢66名の参加だったので、ガイドさんは3人
通訳者も3人の 団体だった。たまたま私と組んだガイドさんは、”大森”さんだったので、ダブル大森だね!と喜ばれた。

聾者も高齢化が進み 私が通訳者になりたいと 講習会でお世話になった
先生方も 足 腰が弱り 手を引いて階段の上り下りを手伝うようになっている。

考えてみれば、通い続けたあの頃から もう20年以上も過ぎてしまった。
お互いに 年を取ってしまったが、いつまでも先生と生徒の関係は変わらない。

久しぶりに会えて本当に嬉しかった。私の手話で喜んでくれて良かった!

疲れたけれど、楽しい一日だったな~。




餅つき機

2008-03-05 22:11:58 | Weblog
昨年頂いたもち米がまだ残っていたことに気がつき
思い切って お餅をつくことにした。

全部機械がやってくれるのだから 少しも難しくないのに
準備することを 億劫がって作らなかった。


長男が 機会を買ってきてくれたときの あの感動はどこへいったのか?
熱しやすく冷めやすい?私の性格が 物語っている。

朝のうちにお米を研ぎ 半日以上水に浸し 一時間ほど水を切って 機械にかける。


コースを選んで スイッチを入れると 後は自動的に機械が働いてくれる。


一回目が終わり 残りの分も もうすぐ終わる。


蒸し終わると ガシャッツと音がすると同時に 蓋がパシッツと開き
ガーっと まわってこね始まる。

しばらくすると、ピーという音の合図があり 出来上がる。


素早く取り出し 形を整え あとは明日の お楽しみだ。


アー良かった。お米を無駄にしなくて良かった。


いつも忘れて カビが出てしまったり くさいお餅になったり 捨てたり。


お米を作ってくれる人に申し訳ない。米の一粒は 小さな宇宙。
カルシウムからミネラルまで ミクロの世界が詰まっている。

だから 玄米をいただくことは、宇宙のパワーを頂くことなのだと
聴いたことがある。最近では 食生活が変わったおかげで
昔はなかった病気まで 出てきたり、すぐに切れる性格にも
食べ物の影響は無限大だ。

一粒のコメを大切に 愛おしく思った 昔が懐かしい。


しかし、正月過ぎておもちが食べられるなんて。。。
便利な時代になったものだ。


フーこの風邪

2008-03-05 00:50:46 | Weblog
二日前から ふーちゃんが くしゃみをしていた。まさか猫も花粉症?

なんて思いながら、様子を見ていた。今日になってもくしゃみが止まらないので

動物病院に連れて行った。

フー子が病院へ行くのは 久しぶりのことなので 驚かないように そろっと

懐に入れて 抱いていった。

以前のカルテを見ながら、もう足かけ8年の猫生を 歩いてきていることを

確認した。

コンビニのゴミ箱に ビニール袋に入れられて フー子とハー子の姉妹が

捨てられていたことを また思い出してしまった。

あれから8年近くも 我が家の皆の心を 潤し、優しい気持ちを引き出してくれている。大切な家族だ。

先生に「可愛くて いい仔だね。大きさも丁度いいね~。」と ほめられて
「本当に いいこなんですよ。」と親ばか丸出しになってしまった。
自分の子供も 猫も見境がなく どこでも親ばかになってしまう。

フーこのくしゃみは軽い風邪だった。注射を2種類打っていただき、 
飲み薬を4日分頂き家に帰った。

駐車場について 「はい、お疲れさまね。おうちに着いたよ!」と声を掛けた後
なんだかお腹の辺りが 暖かくなったので あれ?と思っていたら
ほっとしたのか 失禁してしまった。

かわいそうに ずっと我慢していたのだ。
恥ずかしそうに うつむきながら?縁側にむかったふーこは、そのまま
炬燵に入ってしまった。

女の子だもん。

大丈夫だよ!ほかの猫たちには 教えないから。秘密にするからね。

季節の変わり目・・・皆さんも体に気をつけて! 

郵便屋さんにお願い。

2008-03-01 23:07:53 | Weblog
 夢を諦めない仲間たち 零式 の 出番がまわってきたようだ。

東京での重なるライブ、ツアーをくんで そちらこちらで 演奏させていただきながら、着実に力をつけた。

アンケートの送り先が 我が家になったので、パソコンで住所を打ち 零式のシールとともにラミネートして ポストに張った。

〒000-000 住所000000000 零式事務局(シール)

郵便屋さん すみませんが 零式の郵便物は 我が家にお願いしますね。


ひたすらに 自分たちの想いを表現し、誰にもこびず 正直に まっすぐに。
リーダーの麦ちゃんは、塗装工。ボーカルのヨシイは牛乳や。ベースのコナカは、
ガソリンスタンド。ドラムのタクヤは 今は某楽器店でドラム講師をしているが
3年前までは大工の下働きだった。

皆 ロック大好きで止められない。そんなこと・・・って言われても、ロックの魅力に代わるものがない。 男たちの夢は続く・・・。


明日 宇都宮ハードロックハウスでのライブは 感動の時間になるだろう。