
広島から呉を経由して松山を結ぶ水中翼船の老朽置き換えのため、
平成5年に登場した高速双胴水中翼船である。
瀬戸内海汽船と石崎汽船に其々2隻ずつ、計4隻が就航している。
船名は瀬戸内海汽船が「道後」と「宮島」、石崎汽船が「祥光」と「瑞光」である。
このうち石崎汽船の「祥光」はこのタイプの船の1番船である。
ウォータージェット推進で最高37.4ノットの高速航行を可能としている。
船体はウォータージェットや舵などの一部を除いてアルミ製で軽量化を図っている。
また、スタビライザーの装備により、横揺れの防止を図っている。
キャビンは2階建てで、上部がスーパーシート、下部が普通船室となっている。
座席はリクライニングシートで全ての座席が船首側に向いている。
また全ての座席にシートベルトを装備している。
テーブルは座席の背部に付いており、普通船室の最前部の座席にはテーブルが無い。
スーパーシートの座席はハイバックのリクライニングシートでフットレストが付く。
テーブルは肘掛の中に入っている。
後部に乗降デッキを備え、ソファや飲み物の自動販売機、トイレが設置されている。
この部分は平成20年4月までは喫煙コーナーであったが、現在は全室禁煙である。
売店は普通船室後方にあり、軽食や飲み物、お土産などのほか、携帯電話の
充電サービスなども行っている。
また、スーパーシート券の発行も行っており、途中でクラスチェンジすることが
可能である。
ただし、着岸前後は販売員が改札業務に行っているため、営業していないので
注意が必要。
平成20年のダイヤ改正より、現在は、凡そ1時間間隔で14往復が運行されている。
うち、半数の7往復は呉港に寄らない直行便である。
運賃は特急料金込みで松山観光港~広島間6900円、松山観光港~呉間5040円、
呉~広島間2050円である。
往復、学生、障害者、高齢者、団体などの割引制度があるほか、回数券も
発売されている。
スーパーシートは全区間500円均一である。
着席定員制であり、座席数以上の切符の販売は行っていない。
乗船予約は3ヶ月前より受け付けており、電話、又はインターネットでの予約が
可能である。

スーパーシート。この奥にブリッジがある。

普通船室。右手が売店。

後部デッキ。飲み物の自販機がある。トイレは左手前にある。

石崎汽船の「祥光」(手前)と「瑞光」(奥)

広島港に進入する瀬戸内海汽船の「宮島」。船体を浮かせている様子がわかる。

瀬戸内海汽船「道後」。
平成5年に登場した高速双胴水中翼船である。
瀬戸内海汽船と石崎汽船に其々2隻ずつ、計4隻が就航している。
船名は瀬戸内海汽船が「道後」と「宮島」、石崎汽船が「祥光」と「瑞光」である。
このうち石崎汽船の「祥光」はこのタイプの船の1番船である。
ウォータージェット推進で最高37.4ノットの高速航行を可能としている。
船体はウォータージェットや舵などの一部を除いてアルミ製で軽量化を図っている。
また、スタビライザーの装備により、横揺れの防止を図っている。
キャビンは2階建てで、上部がスーパーシート、下部が普通船室となっている。
座席はリクライニングシートで全ての座席が船首側に向いている。
また全ての座席にシートベルトを装備している。
テーブルは座席の背部に付いており、普通船室の最前部の座席にはテーブルが無い。
スーパーシートの座席はハイバックのリクライニングシートでフットレストが付く。
テーブルは肘掛の中に入っている。
後部に乗降デッキを備え、ソファや飲み物の自動販売機、トイレが設置されている。
この部分は平成20年4月までは喫煙コーナーであったが、現在は全室禁煙である。
売店は普通船室後方にあり、軽食や飲み物、お土産などのほか、携帯電話の
充電サービスなども行っている。
また、スーパーシート券の発行も行っており、途中でクラスチェンジすることが
可能である。
ただし、着岸前後は販売員が改札業務に行っているため、営業していないので
注意が必要。
平成20年のダイヤ改正より、現在は、凡そ1時間間隔で14往復が運行されている。
うち、半数の7往復は呉港に寄らない直行便である。
運賃は特急料金込みで松山観光港~広島間6900円、松山観光港~呉間5040円、
呉~広島間2050円である。
往復、学生、障害者、高齢者、団体などの割引制度があるほか、回数券も
発売されている。
スーパーシートは全区間500円均一である。
着席定員制であり、座席数以上の切符の販売は行っていない。
乗船予約は3ヶ月前より受け付けており、電話、又はインターネットでの予約が
可能である。

スーパーシート。この奥にブリッジがある。

普通船室。右手が売店。

後部デッキ。飲み物の自販機がある。トイレは左手前にある。

石崎汽船の「祥光」(手前)と「瑞光」(奥)

広島港に進入する瀬戸内海汽船の「宮島」。船体を浮かせている様子がわかる。

瀬戸内海汽船「道後」。