日御碕灯台。
その付け根のところまで辿り着きます。
と言っても、遊歩道はその先まで続いていて、灯台へは背丈ほどの塀で囲まれているので、どこからでも立ち入れるワケでも無く。
ちょっと遠回りになりましたが、正面の入り口へと急ぎます。
それにしても美しい。
神社仏閣巡りが目的のワタクシどもですが、ちょっと遠回りしただけのことはありました。
正式には出雲日御碕灯台。
建物に入ると、すぐ受付がありました。
内部見学協力金は300円。
中へは靴を脱いで階段を上って行く仕掛けです。
そりゃ44メートルの高いところまで土足で上がられちゃ掃除が大変だもの。
大きな灯台。
中の螺旋階段もゴツくて立派です。
中心の鉄柱に張り付くように階段が取り付けられます。
途中に階を分ける床板で仕切られます。
グルグル、グルグル…。
階段は160段ほど。
それくらいなら一気に…、と思っていたワタクシですがね。
結構堪えます。
オデコには汗が滲み、足が次第に重たくなるの。
何階まであるんだっけ。
手元もブレブレ。
全部が二重、三重に写ります。
ゼーッゼーッ。
体もフラつくし。
たまにすれ違う見学者には余裕のあるところを見せたりして。
と言っても、先に止まって道を譲るだけ。
あら、外の光が強くなります。
壁の感じも変わりました。
何だかよくわからないけど螺旋階段はここで終わり。
照明もちょっとオシャレな6階です。
そしてここからは真っ直ぐで急な階段。
もうハシゴって呼んでもいいくらいの角度です。
160段。
まだ何段かありますね。
最後まで気を抜かぬよう、慎重に上ります。
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