アノゥ「WBC、日本優勝―――ッ!!!(≧▽≦)」
宮海「優勝―――ッ!!!(≧ω≦)」
ニュー「しょー」
アノゥ「アナタテンション低いヨ! もっと上げて上げて!」
ニュー「……なぜ中国人訛り?」
宮海「というわけで、勝っちゃったねキューバ戦。いや、素晴らしい試合だった!」
アノゥ「うんうん。あんなに一回一回に神経集中したのは久しぶりだよ~!」
宮海「やはり1回表に4点が取れたのが大きかったな。キューバの破壊力抜群の打
線のことを考えれば、得点を取っておくに越したことはないわけだし」
アノゥ「松坂もナイスピッチングだったよね~。さすがMVP。イチローと大塚のメジャ
ーリーグ勢もチームをよく牽引してくれました。もう完璧な試合内容だったね!」
ニュー「……そうでした? 実際、エラー多かったですし、中継ぎの調子も悪かったで
すし、打ち崩せたのはキューバの先発が悪かったおかげなので、客観的に見る
とそれほど完璧な内容とは……」
アノゥ「最高の試合内容だったねー!」
宮海「秀逸な試合内容だったねー!」
ニュー「いや、だから、私の話を……」
アノゥ&宮海「ね――ッ!!!」
ニュー「……そうですね。(もうどうでも)良いです……」
アノゥ「そうだよ! 一昨日アノゥが言ったでしょう? “野球は感情!”って。気持ち
がこもれば、それだけで素晴らしい試合になるんだから!」
ニュー「まぁ、それはそうかもしれませんね。興奮度と期待感が“面白さ”のバロメー
タです。スポーツって、時として結果論だけで量れるものではありませんから」
宮海「しかし、思えば1次・2次・準決・決勝と、どっかのスポ魂マンガみたいな展開だ
ったよなぁ。絶対に集英社あたりで漫画化するぞ」
アノゥ「当初はそれほど騒がれていなかったWBCなのに、今ではトップニュースだも
ん。最近元気のなかったペナントレースも、これで盛り上がるかもしれないね」
ニュー「問題は、その盛り上がりが持続するかどうかでしょう。同じくらい楽しい試合
……は無理かもしれませんが、負けないくらいのモノを期待したいですね」
宮海「チームスポーツで日本が優勝するなんて、最近じゃ滅多にお目にかかれない
ことだモンね!」
アノゥ「な、なんか嫌なケチがついた気がするな、今……」