ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

お盆あたりは暑くてバテバテでしたの8月

2013-08-26 11:29:09 | 猫病気

本当に暑くてばててましたーーー。
この暑さの中、皆さんの猫のお世話に頭が下がります。

猫も歳もあるけど、おそらく一緒にばてたのでしょう、今年は病院に行く回数が増えました。
アイスノン付きで。
温度にもイラつくけど、各地の降水量が極端な夏であり、
ニュースの映像の溢れだす危険な水を渇水のダムに上手く分配できないものかと思う、
湿度にもイラつき覚える季節でした。

さて、みじめ♀が下痢が止まらなくなり、はじめは軟便に少し血が混じりが続き、
水や食べたものがそのまま一瞬で出るようになり、トイレも間に合わない回数に。
激しい下痢に、あっという間に肛門周辺の毛も無くなってしまって真っ赤で痛々しい。
元々2004年に拾った時から軟便で、ワクチンすれどA病院では下痢の治療でオペ出来ず、
サカリでも閉じ込めて、ようやく今のF先生に出会って、貧血あれど不妊オペが出来た。
その後F先生のもとで抜歯やレーザーで眼瞼のほくろを焼いたり、整腸剤をもらったりして何か気が付くと通院している。
ただ対症療法的でどれも完治はしていない。
なんかみじめだなぁーで「みじめ」、
無責任餌やりには「ぱーこ」と呼ばれていた。
あったりまえだが、雨水でさえ天は平等に分配しないように、
健康も、素敵な家族を得るのも、野良ちゃんでも、人間でも運、不運はある。
まぁ、みじめは病気のオンパレードの上、柄運にも恵まれていない不運の猫だ。
でも性格がとてもいい、
病院内でもご機嫌でゴロゴロゴロゴロエンドレスで言わせてますです。
そういう意味で本猫は不運を払いのける努力をしているかもしれません。
激しい下痢以外は、耳だれも抗生剤で治療した時もあれど相変わらず、涙目も相変わらず、お尻に関係ない場所、首輪もしていないのに喉の毛も無くなってきている。

漏れっぱなしのみじめをゲージに入れ、予約を取リ受診したのですが、
今までの経過や激しい炎症(目・耳・皮膚まで含め)から先生はおそらくIBDであり、その治療をはじめましょうとおっしゃる。
私はガーン!!と暗くなったけれど、初期にしっかりステロイドを使う事(これが飲ませにくい)、食餌療法で良くなる子もいるという。
また、確定診断で一部の組織をお腹を開けて採れば、確かに100%判断できるそうであるけど、自分は故カラス対決でそれを繰り返した事もあったのだけども今回はしなかった。
カラスと違いみじめが大事でないとかそういう問題でなくて、
やはりカラス対決の介護をしてみた結果、結構開けるのは大変な事であったからである。
夏バテもあった。
以前に伝染性腹膜炎の子の解剖を死後頼んだこともあったけども、
死後と違い、生きている猫は治療でないので大変そうであったこと。(こう書くと、もともとしたくない人がこれを理由づけに増えそうだが)
でも必要な時は絶対すると思う、今は消去法で間に合うのなら、それで治療することになった。
そして、その分、今現在問題山積みのほかの子にも資金を回す事にした。

◆治療は食餌、ヒルズのz/dかロイヤルカナンのセレクトプロティンである。(けれどもみじめはi/d缶が好きで、購入した治療食はあまり好きではなくて苦戦。特にz/dの缶詰は駄目だった。)

◆投薬

【アモキシシリン】
ペニシリン類の抗生物質
細菌の細胞膜の合成を阻害することにより殺菌効果を示す。時間依存性の薬物のため、投与回数を守り、十分な期間投与を続ける必要がある。
適)口内炎、外傷による化膿、膀胱炎、肝疾患、消化器疾患。
副)ペニシリン過敏症(軽度な皮膚発心~重篤なアナフィラキシーショックまで)

【ペディオコッカス菌】
小動物の強力な胃酸を通過して、腸内に届くことができる生菌剤。有害菌の抑制。免疫を刺激して健康を維持する効果があり、サプリメントとしても用いられる。

【プレトニゾロン】
グルココルチコイド、副腎皮質ホルモン剤
低用量では、消炎効果。中菱量では、低アレルギー効果。高用量では、免疫抑制効果を示します。
副)犬では、ほぼ全例で、軽い副作用として食欲増進、飲水量増加、尿量増加。長期連用による副作用として、肝障害、糖尿、膵炎、医原性クッシング。
猫では長期連用を行っても副作用を認める事は稀。

★医原性クッシングとは、副腎皮質機能亢進症の症状(皮膚が薄くなる、太鼓腹になる)を示すが、体内から作られる副腎皮質ホルモン量は減少しているため、投薬を急に中止すると、体内の副腎皮質ホルモンが不足し、ショック状態に陥る危険性のある状態をいいます。このため、長期投与を行った場合、投薬量を徐々に減少させる必要があります。

7月29日から治療をはじめており、猫は一年くらいはステロイドに耐えるそうですが、最低半年は続け、徐々にステロイドを減量させるそうです。
7月29日受診時が4・1kg、8月12日が4.15kgである。
飲ませにくい場合以前アカメの時は注射薬であったが、みじめは丸薬であり、それをピルクラッシャーでつぶし、幼児用のポカリ0・6cc位に溶かして一瞬で口に入れていると意外といい。
投薬の時間に食餌もおまけなので、近頃は時間で待っていて愛おしい。
最初の数日は、飲ませた薬が直接顆粒で下痢として即座に出たり、吐いたりだが、脱水を憂い失われた分を数回輸液してからは、ぐんぐん落ち着いてきている。(皮膚、耳などの外見がまず綺麗になったので保定のために古い先住猫の残した首輪はしている。)
参考文献として獣医さんが家族向けに書かれたもの。
下痢で失われる水分量が書いてあり助かりました。

http://www.jbvp.org/petlovers/cat_symp_syouka.html#05

猫が投薬の時間、大人しく待っているんだもの、やれるだけがんばろう。

010
今一のz/dだそうです。

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大人しく待っている写真です。
 

コメント (2)
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