ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

眠れない夜には、羊でなく、

2018-10-26 00:11:50 | 日常
曇り。22-14℃


朝、投函された中古の教則本。




あった、あった、
こういう、葛藤の書き込みが励みになる!!






今週と再来週はレッスンが無いのだけど、頑張るしかない。
まだまだ下手だが、また一つ、壁を越えたような気がする。
自分でも良く粘ると思うわ、
確に子供にはかなわないが、これが大人の長所なんだろう。






明日は雨の予報。


さて、近頃ユーモアが足りなかったので古い本を取り出した。
そして、笑った。
これからはAmazonの中古本で足りない部分は足せばいい。
自分が幸せと感じるもの、そこから離れないようにしよう。
人生は一度きり。

では、眠れない夜の処方箋など、

「ドクター・ヘリオットの毎日が奇跡 下」ジェイムズ・ヘリオット 大熊 榮訳」

 シーグフリードも私も不眠症で悩んでいたわけではないが、ときたま眠れないような夜、特別の本を頼りにしていたのだ。
私の場合は「カラマーゾフの兄弟」で、偉大な小説だったが、私の場合にはその名前が催眠効果を持っていた。
冒頭の部分からして、登場人物の名前が私の眠気を誘うのだった。
「アレクセイ・フョードロヴィッチ・カラマーゾフはヒョードル・パウロビッチ・カラマーゾフの三番目の息子だった」と始まり、グリゴリー・クツゾフ、イェフィム・ペドロヴィッチ・ポレノフ、ステパニダ・ベドリャギナ、その他、二、三の名前と出会う頃までには、私は夢の中を漂っているのだ。

 シーグフリートの場合、いつもベットサイドに置いてある眼科生理学の本で、そこに必ず彼をこくりこくりとさせずにおかない一節があった。
かって彼はそれを私に見せてくれた。
「第一睫筋(まつげきん)は睫本体に挿入されていて、その収縮によって睫本体を前へ引き出し、提靭帯(ていじんたい)の緊張を緩める一方で、第二睫筋は睫本体に組み込まれた円形筋肉で、その収縮によって、睫本体を水晶体のほうへ引き寄せる」
シーグフリードは絶対にこれ以上先へは進めないのだった。



私の場合は、哲学書全てがほぼ睡眠剤だったのです、(ウィトゲンシュタインには苦労したわ~~~w)
あと創世記の名前の羅列で嫌になる、筒井康隆のバブリング創世記は昔大笑いした記憶が。

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