変わり映えしない日々を延々と。
◆11月4日(水)晴れ。19-11℃
朝、庭にスズメが死んでいた、まだ体は温かく栄養状態も良い、おりしも鳥インフルのニュースもあり、そっとファイジョアの木の根元に埋めたが、、、加えてコロナ以外のウィルス騒動、受難もさらに増えるのだろうか。
猫のために夜更かししている日々は続いている。慢性睡眠不足、お世話の中でも、強制給餌が無ければどんなに楽かと思う。
今日は朝からどこも大統領選の報道、自国日本の国会中継よりも各局の熱量は高く競い合う。ここは「欧米かっ!」て思うほどw
そして、、、結局、やっていれば観るwww
練習し、何時もの日常だが、コロナ禍の自粛もあり、家で出来る事を、
その材料を買いに夕方100均へ。この街には手芸屋さんが無いのだから仕方がない。
燃えるような夕日だった。結局2軒の100均で物を見て、と言っても、悩むほどの品数ではないが、とにかくあるものの中で決めた。
その往復の道中、駅の階段途中で、私よりも小さな背丈の高齢な老夫婦が、ニコニコと景色に歓声を上げている。
ビルのほんのわずかな隙間から、夕焼けの富士山が見えたのだった。
「見られて良かったね」お互いにマスクごしに言葉を交わして別れた。
良かった、本当に気分転換になった。
帰宅して、慌ただしく猫のお世話もして、包みを開ける。
前回の記事で書いたように、「アンという名の少女」を観て、ガーターのマフラーを又、猫の介護と自粛中に増量しようと。
アンのは杢グレーで結構太い毛糸、帽子はモヘアのグレー、セリアに良く似たアクリル混の毛糸があったが、何故か毛糸を顔に当てても、ピンと来なかった。
もう一つの100均で、チャコールグレーで細めの純毛の毛糸に決めた。それしか無地の灰色の毛糸は見当たらなかった。そもそもが選択肢が無い。
この色なら、お気に入りの帽子とペアにもなる。
猫の傍らで、お世話をしながらの夜更かしも、これで辛くなくなった。
きっと定番になるだろうけど、些か地味過ぎる、それが心配。
◆11月5日(木)快晴。20-9℃ 乾燥注意報が出た。
一晩中、猫の夜鳴きが酷く、ほとんど寝ていない。
フラフラだ。
患者数が世界的に増加傾向、本当に自粛せねば。ウィルスは政治でもめている間も、人間の思惑に関係なく、一定条件を満たせば蔓延ると思うから。
昨日の毛糸が地味すぎる気がして、もう一度、夕方百均へ。
猫ちゃんに首輪がある、捨て猫でなくてホッとする。
街路樹の根元は、いつの間にか夏の草花は抜かれ、新しい苗も植えられている。コロナ禍でも人の営みは継続中。
帰宅して、老猫のトイレ介助やら、強制給餌やら、人間のゴハンやら色々。
青い毛糸も混ぜるべきか買ってみたのだが、うーん。
とにかく、今日も無事に終了。
おやすみなさい。
◆11月6日(金)曇り。17-11℃ 羊雲が空一面に広がっている。
何時ものお世話が始まる。
毎日、毎日、世界的にコロナ患者数は増加の報道、さらに動物にも、ミンクにコロナが出た報道などを観ると、安易にペットを遺棄する人が出ないかと心配だ。
コロナ禍で、初めての冬が始まる。
今日は、医師から高齢の親族がいよいよ死が近い事を知らされる。
MRIにかけても、老衰死に近い、本人が食べたがらない、胃ろうは付けない、点滴も無理にしない、このまま枯れていくことにした。
その点、猫は嚥下が駄目なのに、相変わらず食欲は旺盛、空腹だと鳴き叫ぶので、猫の胃ろうや鼻のチューブはしないが強制給餌は続く。
お世話をしながら、(夜更かしついでにクラシックを動画で学び)猫の傍らで編んでいるが、ある程度の面積になってくると、とても落ち着いていい感じになってきている。発色の良い化繊混じりの毛糸も手軽に洗えて悪くはないが、ウール100%なのも品がいい。
顔に当てるときりりと顔がしまる。祖母の母へのお土産の真珠のついた銀のブローチも似合う。それに冬の法事に、喪服を着て現地に行くまでの間に、黒ずくめの襟の開いた洋服に、濃いグレーの無地のマフラーは重宝するに違いない。コロナ禍だから家族葬が多いが。
◆11月7日(土)曇り。21-15℃ 気温のわりに何故か寒く感じる。夕方から雨が降る。
今日はレッスンが無く、一日中気が抜けている。
ノロノロと猫のお世話をし、
「題名のない音楽会」のヴィヴァルディの秋の解説なんかを観ていた。
わたせせいぞう氏のイラストを久しぶりに観たが、秋の第三楽章のメロディー、角笛と狩りの三連打を表す、言われてみればそれだ。言われなければ、狩りの三連打が「ダメなんだ、ダメなんだ、ダメだったんだ、」と覚える。そう延々、私には聴こえるのだがwww
ヴィヴァルディ: 「四季」より秋:第3楽章[ナクソス・クラシック・キュレーション #元気]
さぁ、みんなご一緒に!楽しく「ダメなんだ、ダメなんだ、ダメったんだ」(ダメでも明るく)
去年、私はlargo「冬」をいつか弾きたいと先生に言ったものだったし、先生も「頑張りましょう」と言ってくれたのだっけ…。今のコロナ禍など思いもしないあの頃。
無料の市民のコンサートを探しては、せっせと勉強していた。もはや遠い昔のようだ。(コロナ禍で人の本性がわかったことは良かったとも言える。)
一日中、大人しく家にいる、編み物をしていると、きーじがそっと寄り添って来た、
猫や犬が人間に寄り添うのは、オキシトシンが欲しいからだそうだ、お互いに触れあって出しているらしい。(いやいや、私はストレスも溜まるがw)
夜はヤフオクのバイオリン用品を競っていたが、うっかり寝落ちwし、200円の僅差で敗れた、レア物で欲しかったが、所詮縁がない物だったのだ。
ヤフオクで敗れた時のBGMは、先程の「秋」の第三楽章で決まり、「ダメだった、ダメだった、ダメだったんだ」♩ いや、そうじゃない、まずは、絶対に必要な弓の中古を探せ。
◆11月8日(日)曇り。22-16℃
猫は深夜オムツを見てやればよかった、大がお尻に貼り付き、尿路感染が心配。何故か一日大人しく、夕方からはいびきをかくなど、いつもの騒がしさがない。
家事や練習をし、強制給餌をしてから、街へ。
紅玉と野菜と毛糸を買って、人工海岸へ深呼吸しに行く。
シーバス釣りの人で賑わっていた。釣り以外の人達も、皆コロナで疲れ切って、散歩している感じ。
その後帰宅、
老猫は今日は幾分調子を落としているような感じだ。何となく何時もの五月蠅さが無い、珍しくいびきをかいて寝ている。
延々と同じことのリズムの繰り返しが続いたが、今後も延々と続くようにも思えたが、これが老いというものだろうか…。
とにかく、付き添いと自粛用に、材料はたんまりと買って来た。
100均だから袋一杯でも安い。自粛しながら、純毛の800円のマフラーを三本の予定。(好みは、やはり地味)冬のコートは紺と黒の無地しかない、コロナ禍で今まで以上に出かけない、洋服には食指が動かん、巻物で変化を楽しめ。
あ、人形の植毛も半ばですたw 急いで終わらない方が良い、コロナ禍は長いと思うから。
さぁ、老猫の世話、夜の部がまだある。夜更かしは続く…。