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ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

つまらない買い物。

2017-05-27 00:25:40 | 日常
快晴。27-17℃


朝一番にリカルボンを飲んで、いつも通りに動物のお世話をしてから、父親の衣類を買いに行く。

退院して1200カロリーで生きている父は、
施設から洋服がぶかぶかになったと連絡があったからだ。

来年はどうか、父が存在しているのかなんて解らない。
だから質より量で、かつ、洗い替えの為に安物が沢山あればいい、
とりあえず、今シーズン持てばいい。
それに、安物の方がポイポイ捨てやすい、遺品整理も楽だ。
施設は紐の着いたジャージの下のようなズボンが良いと言う。

痴呆でも自力で、折り目の付いたスラックスにきちんと革のベルトを締めていた父はもう消えていく。




少ない選択肢の中から、
着せ替えが楽だが、せめて、一見寝間着や、体操服に見えにくい物、
亡き母の好みそうな物を選んでカゴに入れていく。

番外編、猫ちゃんベット。


そして、
店を出て即、父の有料老人ホームに届ける。



以前はこのホームの庭で、芝の雑草取りに精を出していた父は、
あれほど外に出たがっていたのに、全く外に興味を示さなくなってきた。

ホームの方が気を利かせてくれて毎回コーヒーを出してくれるのだが、
父が定番としている図書コーナーで、一緒にコーヒーを飲んだ。
何を言っても、あの気の強かった父がニコニコのみ、本当に弱っていて、
涙が一瞬ぶわっと出てきて、ハンカチで目を覆う。

と、
旦那が掃き捨てるように、「S江@窒息した旦那の母親より幸せじゃん!」と言う。

「それなら、せめて残った旦那の父親に、あなたが悔いのないようにしなさいよ!」と返す。
だが、その時点では旦那は気乗りしない様子で、返事も無い。



その後、ホームからブックオフなどを巡って帰宅。
古着部門で。
ボロなのに結構高値の洋服。

無地のTシャツにサインペンで描けぬか?と思い写す。
(と言っても、着たくもないが。)

さて、深夜2時頃だったか、


隣の部屋で大いびきで爆睡していた旦那、
いきなり飛び起きてドアをがらりと開けて、
「早朝に義実家に帰る、どうしても父親に会ってくる」と言い出す。
まぁ、好きにしなさい。
(確実に、義兄嫁に迷惑がられると思うが)



夜になると騒いでいるのは、小脳形成不全のきーじもだ。
近頃は、昼はお気に入りの椅子で、ほとんど寝てくれるが、











朝の一刻と、日が暮れてからは、
のたのた、ゆらゆら、ばたばた数十センチ歩いては、コロンとこけている。
私だったらとっくに歩くのをあきらめている。
不屈の精神だ。

そして、このある意味迷惑な精神ゆえ、
部屋が大でぐちゃぐちゃに汚れるw
コメント
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