ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

アカメが今一 2

2012-07-25 19:54:07 | 猫病気

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お世話になっている動物病院から血液検査の結果、レントゲン画像のコピー、先生のお手紙も届いた。数値の正常範囲でないもの(PCVが29、Creが2.8、Kが3.1)についてのご説明と今後の事である。内容は以下。

検査結果報告書


Client みゃー大工
Patient アカメちゃん

年齢10歳 体重3.95㎏ 心拍数144回/分 体温39.4度 呼吸数54回/分 
歯石沈着、口角潰瘍なし、犬歯の歯折れと露髄、腹部触診異常なし

血液検査(CBC)
PCVの極軽微な減少は問題となりません。今後、PCVがさらに低下するか定期的なチェックを行ったほうが良いでしょう。
白血球系では軽度の甲虫球数(SEG)の増加を認め、生理的なレベルと考えました。
血小板は十分量確認されました。

血液化学検査(Chem)
蛋白濃度(ТP)、栄養の蛋白(ALB)、免疫の蛋白(GLB)に異常は認められず、蛋白漏出性疾患や高GLB疾患は疑われませんでした。
GLUより高血糖や低血糖性の疾患は疑われません。
BUNより高窒素血症または低窒素血症は認められず、脱水や腎障害、肝機能不全は疑われません。
CREの上昇は腎機能障害を示唆します。
ASТ、ALТより肝細胞障害は疑われません。
ALP、GGТより胆道系の疾患や甲状腺機能亢進症は疑われません。
Т-Bilは正常で、溶血性疾患、肝障害、胆道系疾患は疑われません。
コレステロール値の軽度の低下は問題となりません。
CKより筋肉の障害は疑われません。
CaとPは正常で、副甲状腺の機能異常は疑われません。
Na、K、CLより、副腎皮質機能低下(アジソン)は疑われません。Kの軽微な低下やCLの軽微な上昇は問題となりません。

胸部X線検査;
胸水や気胸の存在は疑われません。心臓のサイズは正常です。
肺に腫瘍性病変は認められません。横隔膜ラインは正常です。気管、血管の走行に異常は認められません。



コメント;
CREにより腎障害が示唆され、皮下輸液で対処しています。自宅でも継続的に輸液療法を行うと良いでしょう。
発熱および細菌感染の診断的治療として、コンべニア(14日間持続性抗生物質)の皮下投与を行いました。

 改善が認められないようなら、食欲増進剤や強制給餌で食欲を刺激してみること、腹部の画像検査、発熱のチェックなどを行っていきましょう。

さて、これを書いている夕方も病院からお電話があり、輸液をしようが、実はあまり食べない事、どんどん顔が細く、体が痩せてゆく事などをお話ししたばっかりである。

アカメは臆病で、病院では緑の診察台から逃げ、先生の机の下に逃げ込むなど、
先生も投薬が大変だとコンべニアにしてくださり、別の薬では自宅で投薬出来るのだろうか、心配である。
現在も輸液が大変で、針で皮下が切れたりしている。
やるだけやるけど、母猫の故「母ちゃん」と似たような道をたどっている。

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本人は輸液で大暴れの後は、ハトのバカップルを今日も見て食欲を刺激?している。
輸液をいくら入れても、背中とお尻が肉がなくげっそりしている。
慣れていなくて、近頃ようやく慣れてきた、コアラのような染みのある、やんちゃなアカメちゃんがいなくなると、「淋しくなるな」と今から思う。
増築も、しっぽの悲劇を見て、しっぽが連れてきたふと、アカメ、母ちゃんのためにしたようなものだ。
臆病な猫は本当に治療が難しい。

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ねこまきだんご、その手があったか!(画像お借りしています。)
保定はポターのネズミさん夫婦に助けてもらうしかない。

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治療が嫌で、嫌で、人を避けるアカメちゃん。
 
コメント (2)
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