みなさん、こんにちは!
新年から早くも1ヶ月が経ちましたが、皆さんはいかがお過ごしですか?
今回は中学校での福祉教育の取り組みについてご紹介します!
1月22日(月)、1月26日(金)に河南中学校で福祉体験教室を実施しました!
参加者は高校受験を目前に控えた、河南中学校3年生 計59名の皆さんです
今回の講義内容は...「高齢者」について!
加齢による生活の変化や認知症について、高齢者疑似体験や寸劇を交えて理解を深めます。
まずは高齢者疑似体験
車いすに座り、膝あてと両手首に1~2㎏の重りを付けた状態で立ち上がる体験を行いました。立ち上がりが難しい場合は、サポート役の人に支えてもらいながら立ち上がります。
体験に入る前に、第一商事(株)レディーズ・アイの伊藤様から、車いすの基本的な使用方法についてのレクチャーがあり、いざ体験スタートです!
立ち上がりに苦戦する人もいれば、すっと立ち上がる男子生徒も...
体験を通して、加齢によって筋力の低下により立ち上がりなどの生活動作が難しくなり、普段何気なく行っていることにも影響があることを身に染みて感じている様子でした
さて、次は「認知症」についてです!
認知症の症状等について、みやこ河南地域包括支援センターの職員から説明を受けました。
さらに、寸劇を通して認知症の方への接し方について学びました。
寸劇タイトル 『孫を迎えに』
孫が大学生になったことを忘れてしまい、小学校へ孫を迎えに行こうとするおばあちゃん。その時家族や近所の人はどういった声がけ、接し方をすればよいのでしょうか...。
生徒さんには、おばあちゃんの家族役と近所の人役を演じていただきました。それぞれが役になりきりながら、認知症の方への接し方について勉強していました
授業終了後、宮古市介護保険課大向様から、地域内の認知症の方を支えていく役割である認知症サポーターの証として「認知症サポーターカード」が渡され、皆さんがサポーターの一員になりました
今回の体験教室を通して、生徒さんから
「寸劇のように接することができるか分からないけれど、地域で見かけたら助けたい」
といった感想がありました。
また、高齢者疑似体験や寸劇など、楽しみながら学んでいる様子が印象に残りました。
皆さんお疲れさまでした
今回の福祉体験教室にご協力いただきました、
第一商事(株)レディーズ・アイ職員の皆様
宮古市介護保険課大向様
本当にありがとうございました!!