みなさんこんにちは
今日は先日2月13日(土)に行われました
「仮設住宅災害公営住宅自治会情報交換会」
についてお知らせします
仮設住宅の退去が進み、住民の転居に伴って地域コミュニティも大きく変化していきます
今までにない大きな変化で地域の方々も大きく戸惑っています
そんな迷っている地域住民の方々の不安を解消するため、
今回の情報交換会では研修・講演として
同じ東日本大震災を経験した他地域ではどんな取り組みを行っているか、
私たち宮古市でも活用できることはないか、ということで
2団体に他県の取り組みを実践発表頂きました
[発表していただいた皆様との一枚]
テーマは
「ともに築き 暮らし続ける地域づくり」
~他県被災地の自治区の取組みを通して~
今回はコーディネーターに
社会福祉士事務所せと 瀬戸さん
にお願いして、会全体の進行をお願いしました
最初の発表をお願いしたのは
石巻仮設住宅自治連合推進会(宮城県石巻市)の事務局長・内海さんと理事・大嶋さん
普段は、住民主体の活動推進、関係機関・団体との協議、住民の生の声をひろい、伝えることを活動方針として仮設住宅、復興公営住宅住民の安心、安全な暮らしの確保や仮設住宅住民の生活再建・自立の実現にむけ活動されています
本当であれば近くの写真があれば良かったんですが、アップできず…すみません
石巻市では自治連合推進会内に連絡スタッフという仕組みを導入
仮設団地役員の方々に自治連合推進会の活動を理解してもらい、連絡スタッフとして
仮設団地同士の交流促進や、住民と同じ目線での問題抽出・住民間のコミュニティ形成に力を発揮しているとのことです
2番目に発表をお願いしたのは
あおい地区まちづくり整備協議会(宮城県東松島市)会長・小野さん
東松島市の防災集団移転地でまちづくり整備協議会を発足させて、将来のコミュニティ形成を円滑にするため、協議会を母体に管理組合やNPOの立上を視野に街並み景観の保全、高齢者及び障がい者の見守りや支援活動に取り組んでいます
団体設立当初、5つの目標(住民の笑顔、見守りの充実、イベントを開催、団体生活の秩序、自立に向けた活動)を立て、協議会内にまちづくりに必要な課題解決のための部会を設立
住民の意見の集約に関しては、ワークショップ形式の井戸端会議を実施し、みんなの意見を集約しながら、「あおい地区、東松島市を、日本一のまちに」と奮闘されています井戸端会議は当初はワークショップという名称で皆さんにお知らせしていたが、それでは高齢者の方々になじみがないということで「井戸端会議」という名称に変更。誰もがまちづくりに参加できる雰囲気づくりもおこなっています
終了後はグループごとで情報交換
各地区ごとの今の取り組みや活動状況について、どんなことをこれからやってみたいのかなどを皆さんで話し合いしました
頂いた意見の中では
「他地区でも同じような思いでいたことに安心した、これから頑張って行こうと感じました」
と前向きな意見もいただきました
この情報交換会は来年度も継続して実施していきたいと思います
講師の皆さま、遠方からわざわざお越しいただきましてありがとうございました!!
また、出席いただいた方々、ありがとうございました
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