
子どもが小さいころは、こうやって、抱っこしてたなあ・・
今日は一般質問の2日目でした。
一日中、何も言わずに座っているだけなのは、体は苦痛ですが、
いろいろな議員の質問と市の受け答えを聞いているのも、市政のあり方を考えるいい勉強になります
10日の質問に向けて、今、準備をしていますが、保育園の待機児問題をいろりろ調べていて、ここまでひどいか!と唖然。
横浜では待機児ゼロを実現として株式会社の参入も認め、数字的には間に合わせているようですが、中身はいろいろと問題ありすぎ。
事故が多発していたり、園庭もないビルの1室を認めたり…
実際に認可保育園に預けられず、半年育児休業を延長してまったけど、ダメで、認可外の保育施設に預けたら、そこで命を落としてしまったお母さんの手記を読むと、
いてもたってもいられない気持ちになります。
親にとっての子どもの命は、何にもかえがたいもの。
認可以外の保育園の事故死は認可の約20倍にもなるそうです。
東京都社会福祉協議会のアンケートでは、保育園利用者の8割以上が認可保育園を希望しています。
認可保育園に比べると、それ以外の保育園は、面積や人員の配置に大きな差があります。
死亡例を調べていくうちに、劣悪な保育環境に、目を疑いました。
無認可保育所で、一つのベッドに2人の0歳児を寝かせて、一人がもう一人の下敷きになって窒息死が何件もありました。
それから、50人の乳幼児を実質2人でみていて、うつぶせ寝で真下を向いたまま窒息死させた例など…事故死の原因は、保育士の個人の問題というより基準を緩和して詰め込み保育になってしまう制度の問題からきています。
他の同じような世界の国の都市の保育園の一人当たりの広さを比べると、日本は認可保育園でさえも、最も狭くて話にならないくらい狭さです
保育園を株式会社に肩代わりさせるような、コスト面で保育行政を行う国や都のやり方が、子ども達一人ひとりの命の重みをないがしろにしていることになります。
私もこの歳まで生きて、怖いものはないくらい、いろんな経験したけど、今でも一つだけ怖いのは我が子の命になにかあったらということです。
末娘は、乳幼児のころ、何度か命の危機があったから…あのとき、もしも、と思うと…そのため、夜はいつも一緒に寝て、娘のちょっとした動きで、ドキっとして目が覚めていました。
乳幼児は、自分の命を自分で守るすべがありません。
だから、母親は、自分の子どもの保育園に安全な場所をといろいろとみて回って探すのです。
母のつもりのサビ三毛ピッチ
だからこそ、保育園の環境整備については、命を守る国や自治体がしっかりと保障できるようにすべきだよ子どもの命をコスト削減の道具にしてはいけません。
なぜか、脱いだ服に座りたがるサビ三毛ピッチ
熱くなってしまいました。さて、一般質問の原稿作りにもどります。