ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

第37回 浅草サンバカーニバル<1>

2018-08-30 23:04:35 | 浅草サンバカーニバル
毎年毎年、観られるかどうか微妙な浅草サンバカーニバルですが、今年も何とか時間を捻出することができました。私は昼過ぎに家を出て、地下鉄で浅草駅に着きました。
観戦する場所は、雷門通りの、雷門の先の歩道右側、と決めています。ここが撮り慣れているからですが、毎年毎年、車道の立ち見客に邪魔されて、思うように撮影できません。
それなら朝イチで行って場所を確保すればいいのですが、それはヤボというもので、フラッと行って、フラッと帰るのがいいのです。
もっとも今年はネットに、スタート地点やゴール地点がいいショットが撮れる、という情報が上がりました。
それもいいですが、やっぱり長いコースで大きく演舞しているところをカメラに収めたいものです。それで、いつものエリアで撮ることにしました。

ところが地上に出ると、駅前の車道が妙なことになっていました。もちろん人はいますが、観客はせいぜい2列で、その後ろは空いているのです。私も長いこと浅草サンバを観戦していますが、こんな閑散は初めてです。
今年は酷暑続きで、今日も浅草は激アツです。ヘタをすりゃ熱中症にもなりかねず、賢明な中高年が忌避したのでしょう。
2列めは多くが立っているので、その後ろだと私も立って撮ることになります。だけど見晴らしはよく、ここに決めちゃおうかと思ったりします。
だけど、太陽の直射がキツイ! こんなところに何時間もいたら、干上がってしまいます。
ていうか、場所取りの人は、何時間も前からこの酷暑に耐えていたのでしょうか。恐るべき体力です。
スタート地点も覗きたい衝動にかられましたが、初志を貫徹して、雷門通りを直進しました。
すると、まだパレード開始前だというのに、早くも隊列がやってきました。「23区内初のJリーグクラブへ!」の横断幕を持っています。何かのクラブのPRのようでした。

雷門通りは、どこまで行っても直射日光がキツイです。まだ最適の場所が決められずフラフラしていると、オープニングパレードがやってきました。「TOKYO2020」の横断幕を持っています。その先頭のひとりは、水泳の萩原智子でしょうか。
後方には関係者がズラッといて、その中になぎら健壱もいるはずですが、よく分かりません。
さらにオープンバスとバテリアが続きます。



さらに「熱中症に気をつけよう!」の横断幕を提げた、日本堤消防署の面々が通り過ぎてゆきます。この注意喚起が大袈裟でないのが、昨今の日本です。
「アギア・ヂ・オウロ」というチームがやってきます。招待チームでしょう。ダンサーは外国人ですが、そのひとりがほぼトップレスなので、びっくりしました。
でも浅草のパレードは速い。すぐ通り去ってしまいます。私はつい、追っかけてしまいました。えっ? 追いかける!?
奥に行くにつれだんだん混んできますが、それでも歩道の車道側は一部空きがあり、そこから撮影できます。
私は先ほどの外国人ダンサー群に追いつきましたが、「AI SERVO」で撮影しているので合焦ランプが点かず、私はピントが合っているか分からないまま、闇雲にシャッターを押します。
でもまさか、浅草で移動が可能になるとは思いませんでした。それほど今年は観客が少ない、ということです。





とはいえ、私のこの撮影は割り込みでしょう。もし歩道でダンサーの到着を待っていたカメコが、私の出現で邪魔されたら、かなり不愉快になるでしょう。ふだん私が逆の立場で文句を垂れているだけに、この行動は矛盾している気がしました。
戻る途中、「区立田原小学校・田原バンド・フラッグ隊」を見ました。彼らは小学生なのに見事な演奏で、感心します。
「立正佼成会 台東教会 友佼鼓笛隊」もそうで、見事な演奏です。
「うぇりんとん・ばつかーだ」は、ピンクのウィッグの日本人ダンサーと、ムチムチの外国人ダンサーが目を惹きます。バテリアも外国人中心で、いい演奏です。
私は視界が開けた場所を見つけました。車道には南米系の男が立っていて邪魔ですが、贅沢は言えません。



でもやっぱりその男性が気になったので、私は少し場所を移動しました。前方にはJ・COMのクレーンカメラがあり鬱陶しいですが、これも贅沢は言えません。
「ラグビーワールドカップ2019応援キャンペーン」の一団も通ります。今年は本チャンに行くまで、かなりのパフォーマンスがありました。



次はいよいよ、S2リーグです。
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