ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

浅草サンバでひとつでも順位を上げるために

2019-08-06 20:19:05 | ひとこと
浅草サンバカーニバルまで1ヶ月を切りましたね。
もう各チーム出し物は決まっているから、あとは個々のスキルをどう上げるかでしょう。
私はまったく演奏はできないので音楽的なことは分かりませんが、観客として何十年も浅草サンバを見てきたので、その観点から若干の意見は言えます。

ここまで優勝したチームは、構成がしっかりしています。最初から最後まで緊張感が途切れることなく、演舞を終えています。アーラのオジサンなど、ちゃらんぽらんに踊っているようでも、ちゃんと統率は取れています。これが中堅チームだと、てんで好き勝手に踊っているのです。似て非なるところで、両者は大きな差があります。
さらにほかのチームは、演舞の最中に、プツリ、と隊列が途切れることがあります。中には時間配分を間違えて、駆け足で通り過ぎていくチームもあります。あんなこと、優勝チームではあり得ません。綿密に計算して、すべての観客に等しく見てもらうよう、努めています。
審査員の前の時だけしっかり踊ればいいんだ、という人もいるでしょう。だけど一部の観客の前で失敗した人が、審査員の前でしっかり踊れますかね。無理だと思います。
優勝チームは、制作物も、細かいところまでキチンと造っています。こういう小物の良し悪しが、採点で数点変わってくるんですね。
現在仲見世バルバロスが3連覇中です。今はビデオ全盛なんだから、ほかのチームも繰り返しバルバロスの演舞を見て、研究すればいいのです。
するとやっぱり、個々の技術が違います。バテリアだけでも、相当聴かせます。
隊列も、基本はナナメの並びが多い気がします。これならすべての観客に、どの角度からも見えるからです。バルバロスはこうした配慮に長けている気がします。ダテに老舗ではないのです。
ダンサーらも、基本的に観客席側を向いています。向こう側のダンサーは背中を見せていますが、プリプリのお尻が鑑賞できます。この細かい配慮ができないチームが、意外と多いのです。

今から技術を向上させるのは難しいでしょうが、時間配分を綿密にするだけで、だいぶ点数が変わってくると思います。どうでしょうかネ。
とにかく浅草当日は、持てる力を100%出し切ってください。当日、浅草でお会いしましょう。
コメント
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