共謀罪、今週の採決は免れそうだが

与党は、行革法案採決を優先するために共謀罪採決での混乱を避けようとの動きを見せているという。

共謀罪、採決は来週以降に　与党に打開策なく（yahoo!ニュース　共同通信）

小泉首相が共謀罪の強行採決に消極的なのは、国会が混乱することで会期が延長され訪米日程に影響が出ることを恐れてだとも言われているが、杉浦法相や武部幹事長はなんとしても、今国会での採決を望んでいるという。いったい、彼らはなぜ共謀罪採決をそれほどまでに急ぐのだろうか。

＜共謀罪＞今国会成立に意欲　杉浦法相（yahoo!ニュース　毎日新聞）
共謀罪、今国会成立目指す＝協議不調なら採決も－与党（yahoo!ニュース　時事通信）

そんな中、民主党が一部与党案に歩み寄りを見せるというニュースがあったが、その中身を見ると５年超で漏れてしまう組織犯罪に関わる犯罪を一部特例的に網にかけようというもので、とても与党との修正協議がまとまるという内容ではなかった。

＜民主党＞共謀罪の対象で譲歩姿勢　与党との修正協議で（yahoo!ニュース　毎日新聞）

しかし、民主党が歩み寄りの姿勢を見せたということは危険な兆候でもある。
なんとしても今国会での採決を阻止し、十分な協議を重ねた上で国際的なテロ組織摘発に限定した法案を作り上げてもらいたい。

PS:トラックバックしていただいたヤメ蚊さんがエントリーで、非常に分かりやすい記事を紹介していたので貼り付けておきます。読んでみてください。

『共謀』の概念既に拡大－相談なしでも摘発（東京新聞）


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