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造反議員の復党にチルドレンが反発

2006年10月27日 14時32分23秒 | 政治・社会
先の衆院選挙を郵政選挙と位置づけ、政府案による郵政民営化に賛成か反対か国民に信を問うとした小泉首相が、小泉-竹中の郵政民営化法案に反対票を入れた造反議員に刺客を送り込み離党勧告を出した。その決断に、自民党は無党派層からの支持を取り付け圧勝したが、小沢氏が民主党の代表となり安倍氏が総裁となったことで、次期参院選での苦戦が予想されることから造反組の復党が取りざたされるようになったわけだが、それに対して大量当選した小泉チルドレンが反旗を翻している。

郵政造反組 沖縄知事選後に復党へ(yahoo!ニュース 産経新聞)
==== 引用 ====
 郵政民営化法案に反対して自民党を離党した「造反組」の無所属議員について、党執行部は26日、11月19日投開票の沖縄県知事選後、速やかに復党させる方針を固めた。今後、復党条件の調整を進めるが、1回生議員らは「国民の支持を得られない」と強く反発しており、最終決着まで紆余(うよ)曲折が予想される。

 丹羽雄哉総務会長は26日、記者団との懇談で、「方向性はすでに出ている。できるだけ静かな時にソフトランディングさせるのが望ましい」と述べ、沖縄県知事選後に復党させる考えを示唆した。また、復党問題を審査する党紀委員会の笹川堯委員長も同日の津島派総会で、「みんな賛成してくれることはあり得ない。同志を救済することが大切で、救済するならば一括救済が一番正しい道だ」と述べ、早期復党を目指す考えを示した。

 党執行部でもっとも慎重な姿勢を示している中川秀直幹事長も、すでに党幹部に「(復党を)認める」と明言したという。今後は世論と党内の反発をいかに回避するか見極める考えとみられ、中川氏は26日に都内で行った講演で「自民党の政権公約を守り、実行することが基礎的条件。安倍晋三首相の所信表明を支持し、『安倍リーグ』に所属することが絶対条件だ」と、「無条件復党論」を牽制(けんせい)した。

 一方、自民党の新人衆院議員による「83会」(土屋正忠会長)は国会内で総会を開いたが、復党反対での意見集約を断念した。有志約20人が復党反対の署名活動を続けるが、党内からは「刺客が『刺客の権利を守れ』というのは変だ」(中堅)と冷ややかな声が出ている。

 安倍首相は26日夜、首相官邸で記者団に「いろいろな声を踏まえ、党執行部で判断してほしい」と述べた。
(産経新聞) - 10月27日8時0分更新
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中川官房長官は、郵政民営化に賛成することが復党の条件だとしているのだから、造反組が復党するということは先の選挙で郵政民営化に反対ということで投票した有権者を裏切るということでもある。自らの政治家としての資質が問われることになるのに、彼らが復党するのかどうか。
はたして沖縄県知事戦後に結論が出るのかどうか。


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