なんだか、辺野古が大変なことになっている。
防衛省が殺人未遂行為!!(反戦な家づくり)や【緊急事態】沖縄・辺野古で政府の手先がレジスタンスを殺戮しようとしている!~抗議の声をあげよう! (情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊))などいくつかのBlogで取り上げられているが、海上行動への妨害が限度を超えているというのだ。
普天間移設調査でトラブル 「バルブ閉めた」と反対派(東京新聞 2007年7月21日 20時12分)
=== 備忘録(引用)===
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設予定先の同県名護市のキャンプ・シュワブ沿岸海域で21日、移設に向けた那覇防衛施設局の環境調査を委託されている業者の作業ダイバーと、移設反対派リーダーの平良夏芽牧師(44)が海中でもみ合いになるトラブルがあった。
平良牧師は「海中でボンベのバルブを閉められた。命にかかわる一線を越えた行動で、刑事告訴も検討したい」と話している。
平良牧師によると、同日正午すぎ、名護市の辺野古漁港沖約1キロの海底3、4メートルで、委託業者の作業ダイバー3人が、環境調査でジュゴンなどの行動を調べるパッシブ・ソナー(音波探知機)の土台を海底に固定しようとした。平良牧師が作業を阻止しようと土台にしがみつくと、ダイバーは平良牧師を羽交い締めにした。(共同)
==============
平良夏目牧師の行動に関しては、辺野古の中でも賛否が分かれているという話を昨年、沖縄を訪れた際に平良牧師とは別に独自の座り込み活動などを続けている辺野古の人たちから伺ってはいたが、それはともかく暴力などの手段で反対運動を阻止しようというのはとんでもない話。
それとは別に、名護市は地元建設業界との絡みで滑走路建設に関して独自の修正案を出そうとしているものの、国の補助金がなければ市の財政が回らない状況で、国の案を呑むのか独自修正案を推し進めるのか議会が紛糾しているのだとか。
そこには、辺野古への基地移転を中止させたいとか、安全や騒音への地元住民の不安解消といった視点は欠如している。
現在那覇防衛施設局が行っている調査にしても、環境アセスメントだとしながらどこまでが環境調査でどこからが滑走路建設のための調査なのかという線引きは曖昧。そんなことから、海上での反対運動となっているのだろうが、こうした強硬な反対行動では基地建設を阻止できないと考える辺野古の人たちもいる。
名護市議会と沖縄県議会をどう動かして基地移転を阻止するのか。もしくは、辺野古の自然環境を守りながら地域経済を再興してゆくのか。
現在の名護市議会での状況や、辺野古の人たちの思いを酌みながら、事態の打開策を日本のみんなで考えて欲しいと、辺野古で座り込みを続けるおばあたちは訴えていた。
ただ、おばあたちは「ふたりで話していたら捕まるかも」という不安を抱えるようになってきているという。雰囲気が戦前戦中のようになっているとも。
なんとも恐ろしい事態になりつつあるのが辺野古の実情のようだ。
そんな状況を少しでも押し戻す機会が国政選挙での沖縄の人たちの投票行動。
現在、参院選の真っ最中で基地問題を訴える糸数慶子候補は先の知事選と同様に厳しい状況にあるという。名護市の雰囲気も、先の知事選に近いという。また、自民党と自民党の支持を受けた仲井間知事の支援企業、公明党が期日前投票をフルに使った活動をしているとか。
残り1週間 無党派層に照準/西銘・糸数氏、スパート(沖縄タイムス 2007年7月22日(日) 朝刊 1面)
=== 備忘録(引用)===
参院選は二十九日の投開票日まで残り一週間となった。沖縄選挙区(改選数一)で一騎打ちとなった自民党公認で現職の西銘順志郎氏(57)=公明推薦=と、野党統一候補で元参院議員、糸数慶子氏(59)=社民、社大、共産、民主、国民新党推薦=は二十一日、遊説や決起集会などを精力的にこなした。終盤戦に向け、両陣営はラストスパート。支持団体や地域の基礎票を固め、当落の鍵を握る無党派層獲得に全力を挙げる。
西銘氏は早朝から石垣市に入り、繁華街や人通りの多い交差点でスポット演説を展開。「仲井真県政発展のためにも国政を安定させなければならない」と強調し、「(年金問題など)自民党が一つになって取り組む責任がある。アゲンストの風だが、残された期間、全力で戦う」と訴えた。夜は石垣支部総決起大会に出席し、支持者らとともに気勢を上げた。
糸数氏は午前中、革新地盤の中部を重点的に遊説、各地でスポット演説を行った。北谷町ではイベント会場やフリーマーケット会場に足を運び、スキンシップ作戦で若者たちに支持を訴えた。午後、沖縄市と北中城村で開かれた総決起大会では「辺野古の海や山原の森を破壊する現政権に美しい国はつくれない。沖縄からノーを突きつけよう」と呼び掛けた。
==============
自民党公認で現職の西銘順志郎候補は、訴えが凡庸で力がないと感じている人が多いようだが、そうはいっても強固な支持基盤を持つだけに蓋を開けてみなければわからない。無党派層や浮動層がどのような投票行動を示すのか。
知事選と違い、直接県政をどうするのかという選挙じゃないだけに両陣営とも読みきれないというのが正直なところではないだろうか。
養護学校や道の駅に米軍の装甲車が侵入したという事態もあったばかり。
沖縄の選挙結果はこれからの日米軍事協力の枠組みに大きな影響を及ぼすことになるだけに、他の選挙区以上に注目されてしかるべきなのだが、テレビのキー局は無視し続けている。
この選挙、ぜひ沖縄を注目してもらいたい。
↓いろんな意見を知るのに役立ってます。
皆様のポチッに元気をいただいております。ありがとうございます。
テクノラティプロフィール
防衛省が殺人未遂行為!!(反戦な家づくり)や【緊急事態】沖縄・辺野古で政府の手先がレジスタンスを殺戮しようとしている!~抗議の声をあげよう! (情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊))などいくつかのBlogで取り上げられているが、海上行動への妨害が限度を超えているというのだ。
普天間移設調査でトラブル 「バルブ閉めた」と反対派(東京新聞 2007年7月21日 20時12分)
=== 備忘録(引用)===
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設予定先の同県名護市のキャンプ・シュワブ沿岸海域で21日、移設に向けた那覇防衛施設局の環境調査を委託されている業者の作業ダイバーと、移設反対派リーダーの平良夏芽牧師(44)が海中でもみ合いになるトラブルがあった。
平良牧師は「海中でボンベのバルブを閉められた。命にかかわる一線を越えた行動で、刑事告訴も検討したい」と話している。
平良牧師によると、同日正午すぎ、名護市の辺野古漁港沖約1キロの海底3、4メートルで、委託業者の作業ダイバー3人が、環境調査でジュゴンなどの行動を調べるパッシブ・ソナー(音波探知機)の土台を海底に固定しようとした。平良牧師が作業を阻止しようと土台にしがみつくと、ダイバーは平良牧師を羽交い締めにした。(共同)
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平良夏目牧師の行動に関しては、辺野古の中でも賛否が分かれているという話を昨年、沖縄を訪れた際に平良牧師とは別に独自の座り込み活動などを続けている辺野古の人たちから伺ってはいたが、それはともかく暴力などの手段で反対運動を阻止しようというのはとんでもない話。
それとは別に、名護市は地元建設業界との絡みで滑走路建設に関して独自の修正案を出そうとしているものの、国の補助金がなければ市の財政が回らない状況で、国の案を呑むのか独自修正案を推し進めるのか議会が紛糾しているのだとか。
そこには、辺野古への基地移転を中止させたいとか、安全や騒音への地元住民の不安解消といった視点は欠如している。
現在那覇防衛施設局が行っている調査にしても、環境アセスメントだとしながらどこまでが環境調査でどこからが滑走路建設のための調査なのかという線引きは曖昧。そんなことから、海上での反対運動となっているのだろうが、こうした強硬な反対行動では基地建設を阻止できないと考える辺野古の人たちもいる。
名護市議会と沖縄県議会をどう動かして基地移転を阻止するのか。もしくは、辺野古の自然環境を守りながら地域経済を再興してゆくのか。
現在の名護市議会での状況や、辺野古の人たちの思いを酌みながら、事態の打開策を日本のみんなで考えて欲しいと、辺野古で座り込みを続けるおばあたちは訴えていた。
ただ、おばあたちは「ふたりで話していたら捕まるかも」という不安を抱えるようになってきているという。雰囲気が戦前戦中のようになっているとも。
なんとも恐ろしい事態になりつつあるのが辺野古の実情のようだ。
そんな状況を少しでも押し戻す機会が国政選挙での沖縄の人たちの投票行動。
現在、参院選の真っ最中で基地問題を訴える糸数慶子候補は先の知事選と同様に厳しい状況にあるという。名護市の雰囲気も、先の知事選に近いという。また、自民党と自民党の支持を受けた仲井間知事の支援企業、公明党が期日前投票をフルに使った活動をしているとか。
残り1週間 無党派層に照準/西銘・糸数氏、スパート(沖縄タイムス 2007年7月22日(日) 朝刊 1面)
=== 備忘録(引用)===
参院選は二十九日の投開票日まで残り一週間となった。沖縄選挙区(改選数一)で一騎打ちとなった自民党公認で現職の西銘順志郎氏(57)=公明推薦=と、野党統一候補で元参院議員、糸数慶子氏(59)=社民、社大、共産、民主、国民新党推薦=は二十一日、遊説や決起集会などを精力的にこなした。終盤戦に向け、両陣営はラストスパート。支持団体や地域の基礎票を固め、当落の鍵を握る無党派層獲得に全力を挙げる。
西銘氏は早朝から石垣市に入り、繁華街や人通りの多い交差点でスポット演説を展開。「仲井真県政発展のためにも国政を安定させなければならない」と強調し、「(年金問題など)自民党が一つになって取り組む責任がある。アゲンストの風だが、残された期間、全力で戦う」と訴えた。夜は石垣支部総決起大会に出席し、支持者らとともに気勢を上げた。
糸数氏は午前中、革新地盤の中部を重点的に遊説、各地でスポット演説を行った。北谷町ではイベント会場やフリーマーケット会場に足を運び、スキンシップ作戦で若者たちに支持を訴えた。午後、沖縄市と北中城村で開かれた総決起大会では「辺野古の海や山原の森を破壊する現政権に美しい国はつくれない。沖縄からノーを突きつけよう」と呼び掛けた。
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自民党公認で現職の西銘順志郎候補は、訴えが凡庸で力がないと感じている人が多いようだが、そうはいっても強固な支持基盤を持つだけに蓋を開けてみなければわからない。無党派層や浮動層がどのような投票行動を示すのか。
知事選と違い、直接県政をどうするのかという選挙じゃないだけに両陣営とも読みきれないというのが正直なところではないだろうか。
養護学校や道の駅に米軍の装甲車が侵入したという事態もあったばかり。
沖縄の選挙結果はこれからの日米軍事協力の枠組みに大きな影響を及ぼすことになるだけに、他の選挙区以上に注目されてしかるべきなのだが、テレビのキー局は無視し続けている。
この選挙、ぜひ沖縄を注目してもらいたい。
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