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衆参同日はあるのかないのか

2007年06月29日 13時39分16秒 | 政治・社会
民主党は、十分同日もありうるとして候補者擁立の準備を進めているという衆院解散総選挙。

はたして、安倍首相は衆院解散に踏み切るのかどうか。

衆院解散後40日以内に選挙をしなければならないということで、延長された会期末の解散でも十分同日選挙に持ち込めるのだが。

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世界週報2007・3・27号「解剖・混迷政局」 こうなったら「衆参同日選」だ(はなさんのポリログ 「世界週報」の休刊を惜しむ 2007/03/21 17:41 より)
=== 備忘録(引用)===
(中略)
 こうなると、参院選の情勢はまったく分からない。自民、民主双方とも決め手を欠くのだ。そこで自民党内から浮上してきたのが、衆参ダブル選挙である。今国会は6月23日までだ。会期末に衆院解散となれば、40日以内の衆院総選挙が定められているから7月22日の参院選との同日選挙が可能になる。安倍新政権の信を問うとなれば、立派な解散理由にはなる。

 参院で与党過半数割れになった場合、衆院を通過した法案の成立はおぼつかなくなる。衆院に戻して3分の2の賛成で再議決できるのだが、国会はほとんど機能しなくなり、衆院解散、総選挙に追い込まれるのは必至だ。そうなる可能性があるのなら、衆院の3分の2確保という圧倒的優位な状況を捨てて、衆参とも過半数維持で十分、という判断が自民党内に生まれるのはしごく当然ともいえる。

 過去2回のダブル選挙で自民党は負けていない。2つの選挙の相乗効果で保守票の掘り起こしが進むためだ。安倍晋三首相は今国会で態勢挽回が思うように運ばなかった場合、起死回生の大ジャンプに挑むのではないか。

 このところ、一時の慎重居士がどこか吹っ切れたような印象を与えている安倍首相だが、「そのとき」を意識して覚悟を固めたのかもしれない。小泉政権時代に「劇場型政治」の面白さを知ってしまった国民を引き付けるには、これぐらいの大きな仕掛けが必要となっているのだ。
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しかし、今の状況では衆院選をやっても自民ぼろ負けという予測もあるだけに、はたして安倍首相が解散に踏み切るのかどうか。

公明党の支援なくして議席を確保できないだけに、その鍵は公明党が握っているということになってくる。

まあ、政界再編を前提に仕掛けるということもありうるから、そうなると話は自民と民主間の阿吽の呼吸ということになってくる。

あくまで任期中での新憲法制定を第一義にしているとすれば、どんな手段をとっても自分が首相でいられる方法を考えているんでしょう、安倍首相は。

昨日の日刊ゲンダイは政権維持のためなら共産党とでも手を組むのが自民党だと、その性質を看破していたが、年金加入者全員に加入状況を知らせるという内閣の方針に共産党が理解を示したというのが、なんとも暗示的。

年金記録を一億人に知らせる (お玉おばさんでもわかる政治のお話)
=== 備忘録(引用)===
(中略)
で、たまたま、いつもこそっと遊びに行ってるPPFV BLOGさんで紹介してあった赤旗の記事より

自民党の中川秀直幹事長は二十五日の政府・与党協議会で、年金記録漏れ問題に関し、「受給者だけでなくすべての加入者を含めた一億人に対し、加入・納付記録を一刻も早く知らせることが不安、不信の除去に最も有効だ」と述べ、すべての年金加入・受給者を対象に加入・納付履歴などを通知するよう政府側に求めました。

 「消えた年金」問題の解決で、日本共産党は「五つの緊急対策」を発表、その第一の柱に納付記録の通知を掲げ、志位和夫委員長が十九日、安倍首相に「現在把握している年金保険料の納付記録を、ただちにすべての受給者、加入者―一億人の国民に知らせる」ことなどを申し入れていました。小池晃政策委員長らが国会質問やテレビ討論でも再三主張してきました。

市田氏 「ぜひ実現を」
 中川氏の発言について日本共産党の市田忠義書記局長は二十五日の記者会見で、この間の党の主張などを紹介し、「保険料の納付記録を、ただちにすべての受給者、加入者―一億人の国民に知らせることは、わが党が主張してきたことであり、国民の不安を払しょくするためにも、ぜひ実現すべきだ」と述べました。
(中略)
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孫引きとなって申し訳ないところだが、こんなグチャグチャな状況では政党の枠組みがどうなるかなんてわからない。自分の事業や地域へ公金を引っ張ってきてもらいたいと思ってもできない相談ということになりそう。
であるならば、各候補個人の主張をしっかり吟味して、自分の考える社会像や将来像に重なる候補を応援するしかないんじゃないだろうか。

衆参同日選挙があるのかないのか、それはなんともいえないが、参院選後に政界再編が起こる可能性はありそうだ。



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