みやっちBlog

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議会と行政に嫌われるということは

2007年03月23日 01時32分08秒 | 政治・社会
いよいよ統一地方選が始まりましたが、注目は東京都知事選ばかり。
たしかに、形を変えた政党対決の様相となっている都知事選は、7月の参院選とその後の安倍政権の行方を占う重要な選挙ではあるものの、今の政治への不信感を考えると政党主導というよりはまったく既存政党に期待していない無党派や浮動層が、全国の統一地方選でどのような判断を下すのかに注目したい。

そんな統一地方選で、「議会と行政から嫌われる男」が団塊ネットワークの推薦を受けて長野県議会選挙に挑戦するという。
有権者の目線で議会と行政にものを言うと、どうしても嫌われる存在となり孤立してゆくのが地方議会だが、「議会と行政に嫌われる会」という政策研究グループを立ち上げ、全国の同じように有権者の目線で議会で発言し条例を提案してゆく候補と連帯して、各地域の問題を共有し活動してゆくという。

これはまさに、地方からの反乱の狼煙ではないかとも思える動きだが、有権者の声を実直に議会と行政に届け有権者のための政策を提案することがどれほど難しいかは、議員経験者なら誰もが経験していること。

しかし、日刊現代の二木氏も賛同者の一人となっている「議会と行政に嫌われる会」が地方政治の殻を破ることになれば、無党派層の受け皿となる可能性は高い。

強いモノ、えらいヒトのための政治ではない、有権者のための政治の実現は地方から実現するのではないか、そんな期待を抱かせてくれる「議会と行政に嫌われる会」の今後に注目したい。


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1 コメント

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嫌われることの大切さ (信濃のアブマガ)
2007-03-23 11:15:37
昔の人は他人に嫌われることよりも、自分の信念を貫くことのほうを大切にしていたようなきがします。いつから他人の目(評価)を、こんなに気にするようになってしまったのでしょうか。小学校から点数でしか自分を評価されてこなかった結果でしょうか。勿論徒にぶつかってばかりいるのも百害ですが、議員たるもの有権者との約束も忘れて、議会や行政と仲良しごっこをしているようでは困ります。「議会と行政から嫌われる男」に期待します。
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