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テレビ朝日が野口氏自殺で世論誘導

2006年02月02日 11時50分45秒 | 政治・社会
テレビ朝日のスーパーモーニングでエイチ・エス証券の野口英昭副社長怪死の検証を行っていたが、自殺の線での収束を狙った内容だった。

一応、野口氏がライブドアの資金洗浄などアングラマネーに深く関わっていて、香港の投資ファンド(フリップがごく短時間しか映されず会社名は不確かだが、パシフィック・スマート・インスツルメントとか書いてあったような)代表であることや、香港の証券会社(ゲインウィル証券だといわれている)を買収しようとしていたことは伝えていたが、沖縄へなぜ行ったのかという点には一切触れていなかった。
しかし、野口氏がマイルコレクターでどこへ行くにもマイルを貯めていたのに、頻繁に出かけていた沖縄へ行く時にはいつも偽名でマイルを貯めていなかった点や、IT特区に絡み企業買収を進めていた話も一切無視。
カプセルホテルの従業員が死亡時刻直前まで、野口氏が泊まった部屋と同じ階の廊下でドアの修理作業をしていて誰も通らなかった話や、ドアが開いていたといわれる非常口に繋がる階段にはセンサーが付いていて、誰かが通ればフロントで分かるはずだが人が通った気配は無かったという話を持ち出し、さらにオートロック以外に内鍵も掛かっていたことを挙げて他殺の可能性は無いと締めくくっていた。

しかし、週刊誌の既報ではカプセルホテルの従業員は那覇署から偽証の圧力を受けていることに触れていて、カプセルホテルの人間の証言の信頼性には疑問を抱いている。
さらに、発見時に血まみれのスポーツウェアがあった点や睡眠導入剤を一箱飲んでいたことにも触れておらず、他殺に繋がる事実を隠している。また、野口氏が戻った時に持っていた袋の中に布があったという証言からその中に包丁が包んであったのではと推測しているが、野口氏が包丁を購入した形跡は無かったことが明らかになっている。
さらに、那覇署でも死体の状況では自殺と断定していないということで、これだけ他殺である証拠があるにもかかわらず自殺と断定した報道を行ったテレビ朝日には、なんらかの圧力が掛かっているのではとかんぐらざるを得ない。


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