みやっちBlog

ライター「宮下アツシ」の頭の中をlogする「みやっちBlog」

チャレンジこそが希望を生むのでは?

2008年12月12日 12時54分04秒 | 政治・社会
サッカーのクラブワールドカップが始まり、フィギュアのグランプリファイナルもいよいよ始まりますね。

国別で戦うワールドカップよりも、プロの選手にとっては自らが所属するクラブが世界一になることへの思いが強いようで、南米とヨーロッパのナンバーワンクラブが対決するトヨタカップの時代の熱い戦いを思い出す。



昨日のアデレードの勝利で、ACL決勝と同じアデレードとガンバ大阪の対戦となるが、リベンジマッチとして捉えるアデレードにはたしてガンバ大阪は気合負けしないかどうか。

リベンジといえば、韓国で行われるフィギュアスケートのグランプリファイナル。

日本人三人が出場資格を得た女子シングルで、2年連続グランプリファイナル優勝となったキム・ヨナを破る選手が現れるのかどうか。

可能性としては、トリプルアクセルを二回入れたプログラムをフリーで用意している浅田真央で、成功すればキム・ヨナの今季最高点を越えることは確実だが、キム・ヨナとてノーミスで出したポイントではないことを考えると、非常に僅差の戦いとなりそう。
ちなみに、キム・ヨナの今季のフリー最高点は128.11で浅田真央は126.49。

そうなると、勝負はショートプログラムということになる。

その、ショートプログラムはキム・ヨナの今季最高は69.50で浅田真央が64.64ということで、浅田真央のショートプログラムの出来次第という事になりそうだ。
SPで1位もしくは2点差に収まっていれば、フリーでトリプルアクセルを2回成功させることで逆転は可能ということになりそうだが、はたしてどうなるか。

もちろん、安藤美姫が4回転にチャレンジするかもみどころ。

いずれにしろ、グランプリファイナルに出場する選手のチャレンジする姿を楽しみたい。


一方、チャレンジを避けて守りに入っているのが自公政権と麻生内閣。

保身に走り利権維持に汲々として、解散総選挙から逃げ回る姿は潔いものとはいいがたい。

自公が政権与党の座を離れると、自公の議員や自公と一体となって行政を行ってきた官僚に困った問題が噴出すると言うことなのだろうか。

各社の世論調査で政権交代を望む声が大きくなっているということだが、閉塞感に包まれた状況を解消する能力が今の与党には無いという判断なんでしょう。

今の社会状況を作る要因となった構造改革と財政再建路線。
アメリカに指示されるままに規制改革を行い、アメリカ企業が日本で儲けられるような仕組みを作り上げ、日本のグローバル企業もそのおこぼれに預かれる社会を作った結果として、人件費抑制により企業収益・株主配当は増えたが、賃金労働者の収入はがた減り。それどころか、正社員を減らしていつでも首を切れる派遣などの非正規雇用を増やしたことで、景気悪化とともに契約解除される労働者が続出。

ところが、最も消費が活発だったアメリカや新興国が消費を控える状況になって初めて、これまで無視してきた国内市場の惨憺たる有様に気が付いたようだが、企業が労働者の給与を抑えている以上、国内の景気も悪くなるばかり。

昨日発売の日刊ゲンダイが、社会主義的な政府が雇用を作り出す政策への転換が必要だと書いていたが、不要なハコモノを作るのではなくインフラ整備を含め将来の雇用創出に向けた投資を政府としてこの機会に行う決断ができるかどうか。

まさにチャレンジをしなければならない状況に世界各国があるのではないだろうか。

ところが、唯一日本だけがそのチャレンジを避けている。

成功体験としての小泉-竹中路線にしがみ付き、小さな政府、規制緩和を行い続けるという。

日本の経済が立ち行かなくなれば税収も大幅に落ち込むというのに、落ち込んだ税収は増税でまかなえると考える規制緩和路線、構造改革路線の議員たちの頭の中に、人々の生活はあるのだろうか。

郵政民営化が上げ潮路線の象徴となっているが、本当に規制緩和により企業が政府の行うべき事業まで行う状況で日本経済が立ち直るというのだろうか。

人員削減こそ、人件費削減こそが構造改革だとする人たちは、仕事を失った人たちの新たな雇用をきちんと考えていたのだろうか。
派遣労働がそうだというなら、その結果は今の景気悪化での大量の派遣契約解除をどう考えているのか。

雇用の創出、年金不安の解消、医療不安の解消についてなにも効果的な将来展望を示せない麻生内閣。その麻生内閣が続くことこそが政治空白だという認識を示す人も増えている。

政治空白の続く状況を解消するには解散総選挙しかないと思うのだが・・・





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