中韓との外交もアメリカの言いなり？ な小泉内閣

アメリカからの年次改革要望書にそって小泉－竹中改革が進められてきたといわれていて、いったい小泉首相は誰のために政治を行っているのかと野党から批判されているが、アメリカは自国の対中、対韓関係が難しくなるとして日本に対して「靖国問題を何とか解決して中韓との関係を改善せよ」との要望し、小泉内閣はその通りの対応をとっているようなのだ。

米政権　「靖国」に懸念　アジア戦略「日本に見直し要求」（yahoo!　毎日新聞）
首相、元日の靖国参拝見送り＝中韓との関係悪化に配慮（yahoo!ニュース　時事通信）

靖国参拝だけでなく、政府側が強行に次期中国大使には外務省のチャイナスクールじゃない人材をと主張していたが、方針を突然変更し中国とのパイプが太いチャイナスクールの宮本氏起用を容認することになりそうだという。

中国大使に宮本氏起用へ　飯村氏はフランス大使（yahoo!ニュース　産経新聞）

加えて、中国の東シナ海ガス田採掘に関しても譲歩の姿勢を見せている。

東シナ海ガス田共同開発　日本案　中国施設に資金提供（yahoo!ニュース　産経新聞）

とはいえ、中国側はこれを拒否する姿勢で、上海領事館員自殺に関しても日本国内での報道を否定して抗議、麻生外相の中国脅威論に対しても反発し自民党山崎拓氏の訪中に関しても会談を拒否し強硬姿勢を崩してはいない。

＜領事館職員自殺＞中国大使館「日本側が事件非公表を要求」（yahoo!ニュース　毎日新聞）

領事館員自殺、中国発表に日本外務省「事実に反する」（yahoo!ニュース　読売新聞）
自殺背景、あくまで「中国公安関係者」＝中国の「職務重圧」主張に反論－外務省（yahoo!ニュース　時事通信）

自民・山崎氏、訪中取りやめ　中国側「要人との会談困難」（yahoo!ニュース　産経新聞）

中韓北朝鮮外交を自国だけではできず、アメリカからの要求で方針を変える小泉内閣。どうやら小泉首相の頭の中にはブッシュとの良好な関係を続けることしかないようだ。


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