雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

御守り

2018-07-15 19:37:54 | 日々これ好日
        『 御守り 』

     「御守」袋を頂いた
     行ったこともなく 聞いたこともない神社の「御守」だが
     ずいぶん広範囲に 御守り下さるらしい
     見ず知らずの それも頂き物で頼っても
     神様は お聞き届けくれるかな
     とりあえず 自分の願い事を一つと 
     被災地の行方不明の方々の 一日も早い発見を
     お願いした

                     ☆☆☆
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お願いします

2018-07-14 19:02:38 | 日々これ好日
        『 お願いします 』

     猛暑の中 被災地に大勢のボランティア
     未だ行方不明の人がおり ライフラインも乱れている
     被災した個人の住宅への対処は 公的支援は難しい
     ボランティアの方々の 善意が頼りとなる
     なんの支援も出来ない身としては ボランティアの方々に
     感謝するばかりです
     くれぐれも 無理なさらないで よろしくお願いします

                     ☆☆☆
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女の一人住まい

2018-07-14 08:11:02 | 麗しの枕草子物語
          麗しの枕草子物語 
               女の一人住まい

女が一人で住む所はね、少しは油断がある方が可愛いというものですよ。

一目見て、荒れ果てていることが察しられて、土塀も所々が崩れていて、庭の池などには水草がはびこり、庭全体が草ぼうぼうというほどではないとしても、砂庭の中からも青い草がここかしこに顔を出している、そんなうら淋しいような情景こそが、あはれというものですよ。

いかにもしっかり者らしく、何もかもきっちりと手入れされていて、戸締りもいかめしく固められているような所に、どこの殿方が興味を示すというのですか。


(第百七十一段・女一人住むところは、より)
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アジサイを切る

2018-07-13 18:43:18 | 日々これ好日
        『 アジサイを切る 』

     不安定な空模様が続いているが 暑さが厳しい
     大雨にも 負けず頑張っていたアジサイも 花の数が減った
     背丈が伸び 少し切る
     来年の花が心配だが 今年は思い切って短くしなくてはならないようだ
     花の季節が 少し動く

                        ☆☆☆
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カイツブリの親子

2018-07-12 19:04:41 | 日々これ好日
        カイツブリの親子

     近くの池で大騒ぎしていた ヨシゴイの姿が見えなくなった
     先日の大雨で 池のヨシも相当荒れたので 引っ越ししたらしい
     ギャラリーの数もすっかり減ってしまった
     律義なのは カイツブリ 親子連れで 元気 元気
     子供の数が増えたみたいで こわごわ親のあとを泳いでいるが
     ときどき イッチョ前に 潜ったりしている
     カイツブリも 実に可愛い

                        ☆☆☆ 
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普通の生活

2018-07-11 18:31:44 | 日々これ好日
        『 普通の生活 』

     大雨も治まり 普通の生活が戻る
     被災地のご苦労を考えると申し訳ないが
     不満だらけであっても 普通の生活はありがたい
     ただ これから数日は 猛暑が続きそうだ
     普通の生活 それも 不満たらたらの普通の生活が戻ってきた感じ
     つくづく 自分勝手だと思う

                         ☆☆☆
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花も紅葉もなかりけり

2018-07-11 08:12:13 | 新古今和歌集を楽しむ
     見わたせば 花も紅葉も なかりけり
              浦の苫屋の 秋の夕暮れ


                    作者  藤原定家朝臣

( No.363  巻第四 秋歌上 )

             みわたせば はなももみじも なかりけり
                        うらのとまやの あきのゆうぐれ


* 作者藤原定家(サダイエ・テイカと読むことも多い。)は、新古今和歌集の撰者の一人。収録されている和歌は四十六首で第六位にあたる。( 1162 - 1241 )没年は鎌倉時代の仁治二年にあたり享年八十歳。

* 歌意は、「 見渡してみれば、美しい花も紅葉もない。入り江にある粗末な漁師の家だけが見える、しみじみとした秋の夕暮れだ」といった感じか。
和歌の前書きには、「西行法師、すすめて、百首歌よませ侍りけるに 」とあるので、実体験に基づくものではないと思われる。解説書の中には、源氏物語を意識した作品と評しているものもある。

* 藤原定家の父は、当時の歌壇の一人者である俊成。母は、美福門院加賀(伯耆とも)。
藤原北家御子左流の嫡流に生まれ、中納言にまで昇ったれっきとした公卿である。特に歌人としては、父は当代の一流歌人、寂蓮は従兄弟にあたるなど血統・実力ともに第一人者として、平安末期から鎌倉初期にかけて活躍した。

* なお、「御子左流」というのは、藤原氏の分流の一つとして文献などによく登場するが、その発祥は、藤原北家嫡流の道長の六男・権大納言藤原長家を祖としている。「御子左流(家)」と呼ばれるようになったのは、醍醐天皇の第十六皇子で左大臣に昇った兼明親王の通称「御子左大臣」に由来する。親王の邸宅・御子左弟を伝領した長家が、「御子左民部卿」と呼ばれたことから、この流れを「御子左流」と呼ぶようになったとされる。但し、「御子左」を家名として名乗った者はいない。

* また、この和歌は、この前に載せられている二首と共に、「三夕(サンセキ)の歌」とされ、秋の夕暮れを詠んだ名歌とされている。この三首は、共通して、三句目が「・・・けり」となっており、五句目が「秋の夕暮れ」で終わっている。
「秋の夕暮れ」という句を含む歌は、古来数多く詠まれており、筆者などは、現在でも、いくら下手な和歌でも「秋の夕暮れ」を五句目に入れれば、たいてい様になると考えているので、この三首が傑出しているとは思えないが、他の二首も紹介させていただく。

No.361  寂蓮法師
    『 寂しさは その色としも なかりけり 槙(マキ)立つ山の 秋の夕暮れ 』
No.362  西行法師
    『 心なき 身にもあはれは 知られけり 鴫(シギ)立つ沢の 秋の夕暮れ 』

     ☆   ☆   ☆
 
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危険が続く

2018-07-10 19:17:51 | 日々これ好日
        『 危険が続く 』

     豪雨災害 悲しいニュースが続く
     未だ多くの行方不明の人がいる
     新たな土砂崩れや 川の氾濫も起きている
     局地的な大雨警報も出ている 猛暑が続くとの予報も
     絶望的なお方も多く それも広範囲に
     何と お言葉を掛ければよいのか
     どうぞ くれぐれも 無理をなさらないでください

                    ☆☆☆
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セミ 誕生

2018-07-09 19:13:28 | 日々これ好日
        『 セミ 誕生 』

     わが家の庭で セミの声 初めての誕生だ
     午前中少し鳴いていたが 午後からいなくなった 遊びに行ったらしい
     大雨が ようやくおさまったのを待ちかねての 羽化
     力いっぱい 大空高く 駆け回っておくれ

                       ☆☆☆
               
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総力で支援を

2018-07-08 18:20:17 | 日々これ好日
        『 総力で支援を 』

     記録的な豪雨は 大惨事になってしまった
     未だ 警報が続いている地域があり 救助活動も続いている
     被害の無かった地域は 通常生活が始まっているが
     大惨事の地域は 個人の力ではもちろん 
     市町村の力でも 救援も復旧も 無理だ
     総力で支援を実行し 国力を示してほしい

                  ☆☆☆ 
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