「蕾」
「浅い春の静けさ」という言葉を
今読んでいる本の中で見つけた
何かいいなぁと惹かれた
春爛漫になってくると
華やかで
確かにそれは素敵なんだけど
春の気配が見え始めた
「浅い春の静けさ」の
このころが好きだ
花も咲き誇る姿はもちろん
素敵なんだけど
蕾のころが
惹かれる
待つ気持ち
期待とか
もどかしさとか
小さな姿に
こっそりとエネルギーを
隠しているところとか
どんな花が咲くのだろう
どんな季節がやってくるのだろう
この静かな今を
忘れないように
味わっておきたい
朝の気持ちを
夜には忘れてしまうみたいに
新しい気持ちで
また迎えるために…
(晶子)
一気にあったかくなったためか、一気に咲いてしまった気がする。
今日は雨だし、庭の梅の写真を撮りそこねてしまいそうだ。
花の時期は短い。そのときそのときで、タイミングの合った場所の花を見に行き、写真に撮る。
新しい場所を開拓するのも楽しい。
人々と集まる花の名所より、さりげなく自然の中で咲く花が好きだ。
でも、たまには名所と言われる場所に出向くことも圧巻で感動するが。
行った場所が、その年に縁のあった場所なのだ。
今日も素敵な一日になりますように♪