田熊みうま会 尾道市因島から発信中

昭和40年度生まれで 田熊小学校・田熊中学校に通った人のブログ

田熊神楽の源(賀羅加波神社・三原)

2022年11月03日 | 令和4年因島・田熊・仲間の話題
お宮の祭事などで舞を披露してくれる田熊神代神楽のルーツ、三原の賀羅加波(からかわ)神社にお参りしてきました。(田熊の神楽についてはコチラから令和3年3月24日記事)。
かつては参道だったと思われる一般道を抜けて境内に進むと、神木のイチョウが現れ銀杏の匂いが漂ってきました。お参りを済ませてしばし散策してから社務所の女性にお話を伺いました。その人は、宮司であったご主人が20年ほど前に亡くなった後、他の数人とともに神職を務めておられる80歳過ぎの方でした。先ずは田熊の神楽との関係についてお話すると、現在は大和町の方が指導をされていて、舞う時には大和や豊栄から来て奉納するそうです。明治初頭、この神社から伝えられた田熊神楽の活躍に喜んでおられました。
賀羅加波神社は、延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳に記載があることから、古来より国の重要な祭事を執り行ってきたと想像できます。
氏子がいない(少ない?)神社だそうで運営は厳しいが、なんとか此処までやってこれたと話されていました。20年ほど前に田熊八幡宮から「オカノさん」という方がお参りに来られたことを思い出してくれましたが、田熊は「オカノさん」多いですからねぇ。。。
神社なのに鳥居が無いのは珍しいと思って尋ねると、元々参道の入り口にあったが、一般道となり往来に危険だということで撤去してしまったとのことで、同様に注連柱も地権者との関係で撤去したが、現在は境内の入り口に移設したそうです。
話は尽きなかったのですが、別の参拝者が訪ねて来たタイミングで、お礼を述べて銀杏を頂いて神社を後にしました。
因みにおみくじは大吉でした♪


移設された注連柱


狛犬


折敷に三階菱の神紋


手水舎


社頭の様子


立派な拝殿と神木


神木は三本あります


拝殿は昭和後期新築


本殿は修理中でした


頂いた銀杏(^^
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 田熊の山車(だんじり) | トップ | 因島・田熊の方言・慣用句(72... »

コメントを投稿