標準語の「めげる」は「気力が失われる」ことや「(精神的に)くたびれる」意味ですが、この地方では「(物が)壊れる」こと意味しますね。もっとも「壊れる」という意味も古い標準語として成立しているので、古語が方言として残った例の一つだと思います。これが「めぐ」「めがす」となると、その傾向が強くなります。
「こんなに道具貸したら、すぐ"めぐ"けぇのお」
(この人に道具を貸すと、すぐに"壊して"しまいます)
とか
「築150年になる実家を、"めがす"ことにしたんじゃ」
(築150年になる実家を、"壊す"ことにしました)
みたいな感じで使います
「めぎ屋」という発展形(?)もあり、通常の解体業者さんを指す場合もありますが、計画や会議を「めがす」人を指すこともあります。
「その実家は明日から"めぎ屋"が工事に入るんよ」
解体工事が始まったら速いですよね
「あんな"めぎ屋"じゃけぇのお、打ち合わせの時は気をつけぇよ」
(彼は"壊し屋"ですから・・・)
はい、気をつけます。。。
島内での常用度★★★★★(標準語並み)
島外での難解度★★★☆☆(ニュアンス勝負か)
ではまた次回
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「こんなに道具貸したら、すぐ"めぐ"けぇのお」
(この人に道具を貸すと、すぐに"壊して"しまいます)
とか
「築150年になる実家を、"めがす"ことにしたんじゃ」
(築150年になる実家を、"壊す"ことにしました)
みたいな感じで使います
「めぎ屋」という発展形(?)もあり、通常の解体業者さんを指す場合もありますが、計画や会議を「めがす」人を指すこともあります。
「その実家は明日から"めぎ屋"が工事に入るんよ」
解体工事が始まったら速いですよね
「あんな"めぎ屋"じゃけぇのお、打ち合わせの時は気をつけぇよ」
(彼は"壊し屋"ですから・・・)
はい、気をつけます。。。
島内での常用度★★★★★(標準語並み)
島外での難解度★★★☆☆(ニュアンス勝負か)
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