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ようこそ。ソウルに住んでいて日本語のお勉強が楽しいヨンです。

5000ウォンの新券

2006-01-30 | 今の韓国
韓国では普通に「新券」と言いますけどえと、「新札」とは意味がちょっと違うので一応新券と言います。


韓国の紙で出来てるお札って全部で三つですね。韓国にいらしたことがある方はご存知だと思いますけど「1000ウォン」と「5000ウォン」と「10000ウォン」がそれです。


この中で「5000ウォン」札が今年から新しく通貨されてます。





画像の上が「新券」で下が「旧券」の5000ウォンのお札です。両方とも今使用するになんの問題ありません。

新券と旧券の表は同じく「ユルゴク・イイ」というすばらしい朝鮮時代の学者さんを人物モデルとして採用しています。ちょっと違うようになった新券の裏の絵は「シンサイムダン」という「ユルゴク・イイ」先生のお母さんが書いた絵でこの女性の方も韓国でも大変有名であり朝鮮時代で名の高かった画家であり文章家であった方です。ま、親子二人がお札の裏と表を飾っているわけです。


そして画像ではちょっと分かりにくいんですが新券は旧券よりサイズがもっと小さいのでアメリカドルみたいでちっちゃくてかわいいという評判がありますが一方ではボードゲームに使うおもちゃのお札みたいで不便だという意見もけっこうあります。私はどっちかと言えばかわいくていい方なんですが。


ま、韓国の旧暦のお正月にお年玉用でとても人気があって一人に3万ウォンしか銀行で変えられなかったと聴きました。今じゃその制限はなくなったと思いますが。


そしてこれは来年から流通される予定の1000ウォン札です。





今回もサイズは小さめになってなんと色がずいぶん違うようになるそうです。
ふむ…こいつはどんな感じだろうな~
それはまた来年に手に入れたら報告しますね!

王の男

2006-01-23 | 感想
先週の木曜日には珍しくチョンノに出かけました。

そして「ソウル劇場」で映画を見ました。
木曜日なのに人がこんなにたくさんいてびっくりしました。っていうかチョンノの街には人がいっぱいで普通に待ち合わせの場所へ向かってたら一年ぶりに大学の友達に偶然会ったんです。チョンノはすごいな~と思いました。

で、私が見た映画は韓国で今一番話題になってる「王の男」です。

この映画はもともとは「爾」という演劇で公開当時には「台風」とか「青燕」とか「野獣」より成績がよくはないだろうと思われてましたけどストーリーも俳優さんの演技もOKということで今大人気でブームにまでなっています。

やっぱりお金をたくさん使ったっていくら大人気の俳優が出たって観客はよくできている映画を見るようになるものです。






この映画で一番ブレークしたのは画像の左下の「イ・ジュンギ」君。今「マイガール」というSBSのドラマに出演してるんですが思わずこの間、偶然に車の中で彼が撮影してるのを見たんです!ドラマの中に彼が働くというホテルが家から近いところでして。ま、これは別に関係ない話でしたね。

でもこのイ・ジュンギ君は前から私は知っていて「ホテルビーナス」という草強さん主演の映画にも出てましたし韓国と日本の合作ドラマである「星の声」(星の音だったっけ?よく覚えてません!)にも出たことがあるんです。でもここまで人気が上がるとは思ってもなかったです。


この映画は見てるどおり時代劇です。昔のそのままの時代を再現するという面ではあまり充実してないんですがま、ある程度「こうであっただろう」とは想像ができます。

韓国で初めて観客100万を超えたという「ソピョンゼ」という映画がありますがこの映画で「ヤンバン・両藩(昔の貴族)」の遊び方(パンソリ)が分かるとしたら「王の男」では庶民たちの下品でも笑いが止まらない遊び方を見られます。


で、この映画はちょっとした朝鮮の歴史の知識を分かってるともっと面白く見れますので紹介したいと思います。ネタはばらしませんのでご安心ください。


朝鮮時代には全部で27名の王がいました。で、その名前は王様の業績によって後世のものが付けるものです。「祖」で終わると偉大な業績を残した王様、「宗」で終わるとまぁまぁの王様。という意味だそうです。(あくまで簡略な説明ということをご了承ください。)

でもその「宗」の名前さえ得られなかった王様が二人いて「燕山君」と「光海君」がその二人です。「君」は王子につけますのでこの二人は王として集権したものの、後世のものに王として認められてないという意味です。画像の左上がこの映画の主人公である「燕山君」です。

「燕山」の母はもちろん王妃でしたが嫉妬心が強く、なんと王様の顔(竜顔と言いますが。)に爪の跡を残してしまったのです。この事件で燕山の母は廃位され、宮殿から追い出され、結局には元夫であった王に毒薬を飲めという命令をくだされ殺されてしまったんです。

でもこれを燕山の立場で考えると自分の父が母を殺したことですので子供の頃から孤独で母のことを恋しく思ったそうです。


で、王になってしばらくはいい政治を施してくれたんですが享楽とお酒と女に溺れ暴政の代名詞になってしまったという話です。ま、可愛そうとも思えるのでよくドラマの時代劇の舞台になったりします。


この映画はそんな「燕山」が王であった宮殿にいきなり転がり込んだ卑賤な道化師たちの話です。でもコメディではけしてありません。

ふふふ~どんな内容なのかちょっとは気になりませんか?
ホントはどんな映画なのかはご自分の目で確かめてください。

「野ブタ。をプロデュース」が好き!

2006-01-16 | 感想
とうとう最終回見ちゃいました。

実は1話から見てきた訳じゃなくてたぶん3,4回から見始めましたから全部はまだ見てませんけど。

最近こんなに面白く見たドラマ、なかったです。サムスン以来かな。

そして山ぴー君もかわいいし。彼のドラマは初めてだったんです。

今は「ランチの女王」を見ているんですけどあのドラマにも山下君がでてびっくり!それにあのやせた顔にはもっとびっくり!今の方が全然元気に見えてもっといいなと思いました。

ドラマの内容はいじめる子が死ぬ夢を全員で見たとかそんな怪しい設定もありましたけどまぁまぁあの頃の私を思い出すのには十分な青春物語でそれに主人公の女の子もすごくかわいくて、山下君はもういうことなし!でした。

やっぱり高校の友達は人生の中で特別だよな~とも思いましたし誰にも弱いところ見せたがらない修二君にも感じたことたくさんありました。時には単純で素直なまんまが一番ってことも。

先週の土曜日に教室でもこのドラマの話で盛り上がりました。先生は修二に「まずお前の事考えろ」という彰の言葉に「誰かのために何かをやってる時が一番自分は幸せだ。」と思う修二君のセリフが印象的だったと。へぇ~ そんなことゆったっけ。ゆったよな。と私は心の中で思いました。私は強いて言えばこのドラマの全体的に暖かい雰囲気がとても好きでした。いっぱい悩んでいっぱい悪い事しちゃっていっぱい笑っていっぱいバカやっても大丈夫なあのキラキラの子供たちが好きでした。

ドラマは残念ながら終わってしまいましたけど映画がクランクインされたって嬉しいお知らせもありましたし、先日は韓国にいらしたKさんに頼んで原作の本もいただきました。(ありがとうございました!頑張って読んでますよ。)

実は最初から最後まで日本語で出来てる小説を読むのはたぶん初めてです。恐ろしくも縦書きですよ!

でもこの物語、好きだから時間は大変かかると思いますけどゆっくりドラマと比べながら読みたいと思ってます。

あぁ~野ブタ!映画はいつ公開されるんだろう。楽しみです。

FLY TO THE SKY

2006-01-12 | 感想
長くもブログを休んでしまったジョンファです。
お元気でしたか?


休んだ理由はちょっと自分に日本語禁止してました。おかしいでしょう? でもそうして一年また頑張れる力をもらいました。新しく日本語教室も土曜日に通ってます。大好きな先生が2時間も担当してらっしゃるので嬉しかったです。後、5ヶ月ぶりだったのでまた一人ぼっちになるのなかと思ってたら昔のメンバーが何人も残っていてそれもまた嬉しかったです。

さてはて一昨日「FLY TO THE SKY」の新しいアルバム「TRANSITION」。買いました。私が彼らのアルバムを買うなんて今まで想像してみたこともなかったんですけど。

彼らは韓国屈指の芸能事務所「SM Entertainment」に(BoA、東方神起、昔はHOT,シナなどなどアイドルの王国って感じです。)所属されていて今まで私には「かわいいこちゃんたち」としか思えなかったのです。(ま、歳はそんなに離れてませんけどね。)

歌えて踊れてかわいくて見るだけで楽しい完全なアイドルだったのです。

そうでしたけど今回の歌を聴いてみたら「うん?なんか違う!」と思いました。
それでちょっとしらべてみたら「SM」から離れたって。おめでとう~~~

それでそれでアルバムのタイトルも「TRANSITION」。たぶん今が彼らにとっては大きな転換点じゃないかなと思うんですけど。ボーカルの実力が上がったんです、とくに「ブライアン」君。たぶんものすごく頑張ってトレーニングしたんだろうな~と感じれるくらい

歌はどこまでも聴きやすい曲ばかりでまだアーティストに呼ばれるには遠いんだなと思いましたけどま、いいじゃないですか。かわいいこちゃんたちだもん。だから今回のアルバムは今よりは次の彼らのアルバムを楽しみにさせるということで意味があると思います。

私のお気に入りは2番「피・避」と4番「노랑나비・黄蝶」と8番「다시 돌아온 너에게・また戻ってきた君に」です。
機会がありましたらどうぞこのかわいいこちゃんたちを応援してください。